荒木経惟写真展「男 アラーキーの裸ノ顔/表参道ヒルズ」を見て来た
荒木経惟・写真展「男-アラーキーの裸ノ顔-」を観に表参道ヒルズまで。
アラーキーの写真展行くのは初めてで、表参道ヒルズで写真展見るのも初めて
2015年4月24日(金)から5月6日(水)まで、表参道ヒルズの本館・地下3階にあります「スペースオー」にて開催されている、荒木経惟写真展「男-アラーキーの裸ノ顔-」を見て来ました。
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立花隆+割烹着+おばさんの組み合わせを、アラーキーの写真見てて思いだす
話は連鎖するときは連鎖するもので、ダヴィンチの対談でおっしゃってた、「立花隆が割烹着着てるみたいなおばさん」を思い出して、笑いをこらえるのが大変だった……話(失礼だろ)。
ダヴィンチの、アラーキー、モノクロ写真ページはよく見てた
本の話満載の雑誌、ダ・ヴィンチの表紙をめくりますと、毎号モノクロ写真が1枚掲載されている。このページの写真をずっとアラーキーさんが撮られていて、ダ・ヴィンチの創刊20周年ということで企画された写真展の模様。
アラーキーの写真ページ連載、被写体は皆、男。
「毎号男なんだよなぁ……」ということに気づいたのはいつだったか……。
ダヴィンチを買っていない時期も長くあって、どんな人たちが撮られていたのかあまり把握してないまま会場へ(被写体一覧というのはあるけれども、さらっとしか見てなかった)。
荒木経惟さん、アラーキーの写真展、表参道ヒルズで開催ですよ、ええ……。
たぶん、自分の記憶が確かなら、表参道に来たのは3年前、某雑貨屋の倉庫アルバイトの面接。
落ちました、落ちました。
お金稼がないとと行動しつつも結果がダメダメだった時期ですなぁ。
表参道ヒルズそばの店に面接行ってた頃のネタ記事
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♪大きな〜りんごの〜販売店〜。表参道〜ヒルズ〜
それ以来の表参道。表参道ヒルズですよ。おおきな林檎のお店とかありましたよ。
おっしゃれーな街って、自分なんだか、浮いちゃってしょうがない。漂流しちゃうんです。いる人たちの気持ちの速度が違うもん。
まあまあ、浮いたら浮いたで動きやすくなるからいいんだけどって、ドラえもんか俺は。
アラーキーの写真展、地下三階って書いてあるけど、地上3階までいく遊び、表参道ヒルズでしてた人
表参道ヒルズで浮かれてたもんだから、会場が地下3階って書いてあるのに、エスカレーターで3階まで上がって「どこにもないぞ」と、キョロキョロしたり。
アラーキーはどこだー。
まあまあ、あれやこれやの失敗はブログ書くネタになるからいいのだ。
さて、写真展。
アラーキー写真展でいいなぁと思ったのは、リリーフランキーを撮った写真
「荒木 まあ、撮る側としては相手の生気を吸い取っちゃうくらいの気持ちだからね」
(ダヴィンチ2015.05号 写真集『男 アラーキーの裸ノ顔』発売記念特別対談・荒木経惟×北野武より)
そう、北野武さんとの対談で話しておられる。だけど、リリーフランキーさんの写真はどこか「吸い取られませんよ。ほっほっほ」と言ってるところを撮られたようにみえるんですよ。
ただ、「吸い取られませんよ」じゃなくって、「ふふふ、吸い取られませんよ。ここに欲しいものあるけど」みたいな塩梅。そのやりとり。
アラーキーさん撮影、リリーフランキーさんの写真見てて、ずるいなぁ……と感じる部分もあって。
独りよがりのずるさじゃないんですよ。憎めないずるさなんですよ。ずるい感じって、どうしても憎む方面に水が行きがちなんだけど、リリーさんのモノクロの写真はそういうものじゃない。
生気じゃないものを吸い取ったのか……、アラーキー。
関連→イベント・企画・広告、仕事。人を集める方法やコツ。ネタを収集できると想像してもらえるか。期待できる言葉や文章。ビートたけしさんの連載から考えてみた。
関連→面白い芸人の人気の流行があっても、言葉の応酬ネタでウケを取るより、完全な漫才コントで笑いを取るほうが強いんじゃないかと思った話
関連→「赤塚不二夫のアニメ展なのだ」を見て来たのだ。漫画をやめようとした際、寺田ヒロオに言われた名言エピソードがかっこいい。これでいいのだと言える理由なのかなと
笑ってはいけない、アラーキー撮影、立花隆のモノクロ写真、どんっ
なんの本だったか忘れましたけど、西原理恵子さんが例えで「立花隆たいなおばちゃん」って書かれてまして……、妙にその言い回しを覚えてましてワタクシ……。
連鎖反応で呼び込む、立花隆。アラーキー撮影の写真
それだけなら思い出さなかったんでしょうけど、
「荒木 だいたいがさ、立花隆が割烹着着てるみたいなおばさんがいっぱいいる下町育ちだから」
(ダヴィンチ2015.05号 写真集『男 アラーキーの裸ノ顔』発売記念特別対談・荒木経惟×北野武より)
と、書かれてて、ものの例えとして、存在するんだなぁと、ダヴィンチ読んでて思わず笑ってしまったんですよ。
失礼な話ですけど。
ここまでで終わってれば、なんともないんです。
言葉だけだと、膨らむのは想像の方。だけど、アラーキー、立花隆さん写真撮ってたのね!
ま・さ・か、アラーキーが立花隆の写真を撮って展示しているとは全く知らず、展示も後半も後半。
「バーン」
「ドーン」
「立花隆だよ」
と、立花隆の写真が登場したものだから、困っちゃいましたよ(怒られるぞ)。
不意打ちってヤツですよ。俺の正気吸われそうになったよ(こらこら)。
確かに、立花隆みたいなおばさんっているいる。
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荒木経惟・写真展「男-アラーキーの裸の顔-」お土産を買う
アラーキー写真展、お土産、Tシャツでもよかったのですが、いかんせんメタボなので、トートバックに。
どぉんとトートバックの真ん中に「男」。
はて、いつ使うのか、使うとすれば何を入れるのか、全くをもってわかりませんが、買う。
ネタじゃ、ネタ。
アラーキー写真展、グッズに、バスローブがありまして、いいお値段でございました。
あっ、そうそう。
この、アラーキー写真展・トートバッグを広げて部屋に置いておきましたところ、おふくろがそれを見て、とっても不思議そうな顔をしておられました。
まあまあ、おふくろ……、アラーキーだよ。
以上、荒木経惟写真展「男 アラーキーの裸ノ顔/表参道ヒルズ」を見て来た感想。対談でおっしゃってた、立花隆が割烹着着てるみたいなおばさんを思い出し…という話でした。