繰り返しの謎解き商会

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競馬における馬場状態は、有利不利を生む。雨降って、稍重・重・不良と湿るのは簡単だが、良馬場に乾くのは時間がかかる。これが基本

      2017/09/22

競馬における馬場状態は、有利不利があります。どの競馬場も馬場状態で有利不利は生まれます。競馬場の馬場に雨が降って、稍重・重・不良と湿るのは簡単です。しかし、良馬場に馬場が乾くのは湿るより時間がかかる。これが競馬における馬場状態を考える基本だと思う。馬場が乾くのに時間がかかるがゆえに、有利さ不利さの割合は平等にならない。

 

馬場の改良で芝コースが不良馬場にならない競馬場が増えてはいるけど、馬場状態の考え方は思いっきり変わらない。ダートコースは特に。

 

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競馬場は屋外にしかない。中央競馬だろうが、地方競馬だろうが、海外の競馬だろうが……

中央競馬(JRA)、地方競馬、海外競馬、どの競馬にも共通しているのは「屋外で行われている」ということです。調教は屋内で行われることもありますが、レースは屋外。競馬場は屋外にしかありません。競走馬の走る馬場は外にある。

 

日本であれば、当然四季の影響を受けます。モロに受けます。暑さあれば、寒さあり。夏競馬、秋競馬。馬場状態と自然現象は密接にかかわり合います。長雨だったり、台風だったり。瞬時にして、不良馬場になることも。

 

冬場の競馬は芝のレースが減ってダートのレースが増えたり、凍結防止剤が馬場にまかれたり。ダートコースを凍結させてはいけないこともあって、馬場へ散水があまりできなくなり、夜通しでハロー車の出番もあるのだとか(芝コース保護のためにダートコースを使う率が上がる以上、仕方のないことだろうけどありがたい限りの話です。馬場土木課の皆々様)。

 

当然、冬場は雪の影響もあります。競馬場に積もって、除雪できず開催延期になることも。雪かきする面積ったらハンパないわけです。

 

関連→競馬場の馬場状態、影響、傾向・特徴の読みは自分でできるよう、データ集めようと感じたダイヤモンドステークス2015、稍重・重・不良

 

東京競馬場の場合、凍結防止剤は1回開催の直前に撒かれる。その後は防止剤がどれくらい残っているか、最低気温などを考慮して必要であれば追加散布。この開催はGIのフェブラリーSが行われ注目度も高い。

 

小島友実『馬場のすべて教えます』(主婦の友社)62p より

 

春になるにつれて、暖かくなるも強風が吹き荒れる中レースが行われたり。春の嵐。1日中で天候がガラッと変わることも。馬場状態も当然影響をうけます。湿った馬場が乾くのが早くなったり、逆に雨降りが強くなったり。

 

記憶に残っているのは、2016年中山競馬、皐月賞リオンディーズのラップタイム。これをどう評価するのかが話題になった。

 

冬場から春になり、芝のレースも増えて行く。馬場状態も変わって行く。うまいこと桜が咲いてね、桜花賞。GIレースが毎週行われて。いざ、ダービー、東京競馬場。

 

それから、阪神といえば注目を集めるのが桜花賞時の桜の動向だ。春になると競馬マスコミから、「今、何分咲きですか」という問い合わせが増えるそうだ。年によっては開花の時期が早い事もあり、3歳乙女たちが華麗に闘う桜花賞の舞台で桜が咲いているかどうかは、大きな感心事だ。しかし、私の記憶を辿ってみても、桜が散った状態で桜花賞を迎えた年はほとんどない。この事から、「馬場造園課が何か特別な事をしているのではないか」という声が囁かれるほどで、実際に馬場造園課にはそんな意見が寄せられるという。

 

小島友実『馬場のすべて教えます』(主婦の友社)85p より

 

夏場は、函館、札幌の洋芝。時計がかかる。馬場が渋れば余計にかかる。渋りまくって、時計がえらいことになった日もありました。馬はゴール前、ヘロヘロになって苦しそうな走り。一方で、新潟、小倉の野芝はそうじゃない。時計は早くなる。

 

秋口になると、夏場育った芝が登場。どのように時計を見立てるかが馬券の腕の見せ所に。秋競馬スタート。

 

気にしていないと馬券予想がとんでもないことになる、馬場状態。重馬場適性、荒れ馬場適性。脚抜きのいいダート得意。爪の形でわかるというけど、どうかどうか。血統ではどうか……。

 

JRAが発表している馬場状態【良・稍重・重・不良】では足りないという話は昔からあったりします(自分も4つでは少ないと思う)。

 

競馬場の馬場について書かれた本でピカイチなのは、引用しております、この本。小島友実『馬場のすべて教えます』(主婦の友社)。

 

 

競馬初心者の方にはわかりにくいところもあるかと思うけど、おすすめ。

 

関連→ばんえい競馬もダート競馬も、競馬予想する際、馬場水分量から受ける影響の考え方・コツは一緒だなと感じた話。攻略法にも繋がる?

 

競馬場の馬場で、変わらないこと。基本的な考え

どんな競走馬も競馬をするときに、絶対に馬場と関わるもの。

 

馬場と関わらない競馬はあり得ない。厳密に言えば、馬場を何完歩でゴールするかが競馬というわけです。

 

馬場と関わるから、競馬なのである(エラソーに言うなっ)。

 

その馬場は屋内にでなく、屋外にある。今まで書いて来たとおり、自然現象の影響をモロに受けます。競馬場は広い。障害物もないから、風は通り放題です。

 

受ける影響で一番大きいのは、雨。降雨。どんな季節でも雨は降る。しとしと降ったり、ざあざあ降ったり。馬場が渋る。湿る。

 

馬場状態は稍重から、重、不良と悪化していく。不良馬場になって水分量が飽和してしまうと、ダートコースでは水たまりができるくらいになっていく。

 

このとき、有利不利はどうしても生まれてしまう。脚質と馬場状態で有利さを使える馬、騎手が出て来るからだ。逆に不利さを使ってしまう馬もいる。

 

関連→不利・出遅れ・挟まれる関連記事

 

競馬予想して馬券を購入する人たちが気にする、馬場状態。この馬場状態にひとつ明らかな傾向がある。

 

「馬場が湿ることは簡単に起こる。しかし、馬場が乾くのは簡単ではない」

 

つまるところ、雨が降って馬場が湿っていき、稍重→重→不良と水分量が増えて行って、それでも雨が降って飽和して、水たまりができるまで行く。田んぼ馬場なんて言って、水たまりが鏡のようになって物見をしてしまう馬がいたりする馬場。たまにみかける光景です。

 

この馬場状態の悪化、ダートコースを走ったあと巻き上がる、砂煙の滞空時間が長いパンパンの良馬場から、不良馬場になる時間は早いのです。雨が強目に降ればダートコースの色合いは濃くなりますから。

 

けれど、逆に不良馬場から乾くのは湿った時間の何倍もかかるんです。排水の設備が年々良くなってきてるとは言っても、急激に乾くということはなかなかない(確か、漫画のマキバオーで芝コースの水滴を拭くシーンがありましたっけ……)。

 

 

乾いて行く時間はダートより芝コースのほうが早いけれど、それでも馬場が乾くのは簡単ではない。季節によって乾きやすい時期と、乾きにくい時期もある。芝が生育するのには水分は必要なわけで、生命維持として水分を保持しようってことはあるんだと思う(厳密に調べたわけではないけど……)。

 

風が強く吹いてる日、馬場の乾きは早いだろうとダートコースを見てる。すると、乾いてるのは表面だけで、馬が走っていくとかなり湿っていたりすることも。まるで昔の風呂のよう。表面は暑いが底は冷たいという……。

 

屋内に競馬場があった場合、馬場の変化は作為的にしないといけない。しかしそういう競馬場はないわけです。屋外にある競馬場は自然の現象を受け続ける。競馬は馬場と関係なくは行われない。

 

馬場は渋るのは簡単だが、乾くのは簡単ではない。このことを予想にいかす方法はあるんだろうなと思いつつ、予想していたりします。なんつったって、繰り返しになるけど、馬場と関わらない競馬はありえないのですから。

 

調べる要素の多いネタだなぁと思います。芝を使う屋外の競技、例えばゴルフ、天然芝のサッカーそのあたりも参考になりそう……。ダートだと、ビーチバレーあたり。

 

こういうこと考えると楽しくなるんですよね……。

 

自分で調べて調べて納得していったことは強い。それが馬券を買うときに裏打ちしてくれるわけですから。

 

以上、競馬における馬場状態は、有利不利を生む。雨降って、稍重・重・不良と湿るのは簡単だが、良馬場に乾くのは時間がかかる。これが基本という話でした。

 

 

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