馬場状態は競馬の影響材料【速報で傾向、特徴の把握必須】
「競馬の馬場状態。影響の大きなファクターです。有利不利を作る材料。速報で天気から馬場状態の傾向や特徴の把握は必須になります。最新のリアルタイムな馬場状態を知らないで予想するのは当たる確率を下げる。状況の更新は大切。
特に降水量。雨が降って湿っていく具合で走る馬を変えます。そして、一度湿った馬場はなかなか乾かない特徴がある。
どの競馬場も屋外に設置されてるため、馬場状態は変化していきます」。
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競馬の影響材料。馬場状態が変われば、勝つ馬変わりますから
岡田繁幸さんはグリーンチャンネルの番組内で「馬場状態が変われば、勝つ馬変わりますから」とおっしゃってますが、それは事実です。馬場状態の違いがクビ差、ハナ差を産む。
馬場が渋ると得意になる種牡馬もいます。血統の有利不利。展開も変わる。適性も変わる。
ゆえに速報はガン見です。グリーンチャンネルの画面、Twitterで現場からのツイート、1時間ごとの天気予報など。
良馬場、稍重馬場、重馬場、不良馬場。馬場状態と関わらないで競馬に関われた競走馬は1頭もいません。絶対、馬場状態と関わってゴールへ向かいます。
東京競馬場でも中山競馬場でも、阪神競馬場でも京都競馬場でも。
中央の競馬場(JRA)だけではなく、地方競馬、大井でも川崎でも船橋でも浦和でも門別でも同様です。海外の競馬場、オーストラリア、香港にドバイ、フランスはパリロンシャンなどでも馬場状態はきっちり設定されています。
馬場状態は世界共通(英語で馬場状態は〝going〟〝track condition〟)。
枠順の有利不利もありますが、競馬場問わず馬場状態も有利不利を誕生させる。馬場読みの大切さ。
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競馬場は屋外。天気の影響を受けて馬場状態は変化
競馬場が屋外にある以上、天気、四季の影響から馬場状態が作られます。
芝が重い、軽い。内が伸びる、外が伸びる。開幕週。高速化。ダートが重い、軽い、深い。
馬場が湿ると芝コースは時計(タイム)がかかり、ダートコースは逆になります。
タイム差が出ます。馬場が湿ってるときは前に行ける脚質が有利(前残り)。馬場状態が乾いていると逆に差し馬、追い込み馬が有利な脚質に。
馬場状態、特に水分量があるかないかは競走馬が「馬場を使って走る」ことを考えると無視できません。
良馬場、稍重馬場、重馬場、不良馬場。競走馬にとって馬場状態の有利不利。得意、不得意。血統傾向、展開。
馬場状態によっても、得意な騎手(例えば、和田竜二騎手)、苦手な騎手がいます。馬場状態と脚質によっては捉え方が違ってくる。
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競馬予想してて馬場状態・馬場読みがドンピシャだと嬉しい
予想する側からすると、馬場状態、馬場読みがドンピシャで当たると面白い側面もあります。前残り、差し馬場。
馬場状態から浮上する馬はいるものです。
「馬場が湿ることは簡単に起こる。しかし、馬場が乾くのは簡単ではない」
競馬場の馬場に雨が降って、良馬場から、稍重馬場・重馬場・不良馬場と湿るのは簡単です。馬場水分量が増し、馬場状態が稍重馬場→重馬場→不良馬場と湿っていくだけですから。しかし、不良馬場から、重馬場、稍重馬場、そして良馬場に馬場状態が乾くのは湿るより時間がかかる。
これが競馬における馬場状態を考える見方の基本。夏場は湿った馬場状態の乾く時間は暑いこともあって早いものの、それでも時間は湿るより乾く方が時間かかります。馬場が乾くのに時間がかかるがゆえに、各競馬場における馬場状態の有利さ不利さの傾向割合は平等にならない。
馬場の改良で芝コースが不良馬場にならない傾向な競馬場が増えてはいるけど、良馬場、稍重馬場、重馬場、不良馬場、馬場状態の有利不利な考え方は思いっきり変わらない。ダートコースは特に。リアルタイムで変わっていく馬場状態。
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馬場状態の影響は、良馬場、稍重馬場、重馬場、不良馬場を往復する
中央競馬(JRA)、地方競馬、海外競馬、どの競馬にも共通しているのは「屋外で行われている」ということ。
良馬場・稍重馬場・重馬場・不良馬場。
調教は屋内で行われることもありますが、レースは屋外。競馬場は屋外にしかありません。競走馬の走る馬場は外にある。
競馬と馬場状態は自然と共に、良馬場・稍重馬場・重馬場・不良馬場な姿を表す(水撒きすぎたりした馬場状態の話はあるけど)。
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良馬場・稍重馬場・重馬場・不良馬場を行ったり来たり
良馬場・稍重馬場・重馬場・不良馬場を行ったり来たりするのが馬場状態です。
馬場状態と自然現象は密接にかかわり合います。長雨だったり、台風だったり。瞬時にして、不良馬場になることも。
冬場の競馬は芝のレースが減ってダートのレースが増えたり、凍結防止剤が馬場にまかれたり。この冬場のダート、凍結防止剤の撒かれた馬場状態は時計がかかるようになります。中山、東京、阪神、京都、中京、小倉。
凍結防止剤なダートの馬場状態は別物
固まったデータを見ると凍結防止剤の撒かれてない馬場状態と差がないと言われたりしますが、凍結防止剤なダートの馬場状態は別物です。
1頭1頭の馬で比較すると差の出ることは多い。
凍結防止剤ダートな馬場状態走った馬→春先に大穴パターンは毎年生まれてます。傾向、特徴としてメモしておくと、春暖かくなるのと同時に財布にも春風が吹くかもしれません。
冬場のダートコース。馬場状態を凍結させてはいけないこともあって、馬場へ散水があまりできなくなり、夜通しでハロー車の出番もあるのだとか(芝コース保護のためにダートコースを使う率が上がる以上、仕方のないことだろうけどありがたい限りの話です。馬場土木課の皆々様)。
「東京競馬場の場合、凍結防止剤は1回開催の直前に撒かれる。その後は防止剤がどれくらい残っているか、最低気温などを考慮して必要であれば追加散布。この開催はGIのフェブラリーSが行われ注目度も高い」。
小島友実『馬場のすべて教えます』(主婦の友社)62p より
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夏競馬の馬場状態。函館競馬場、札幌競馬場の洋芝で頭を悩ます
夏場は函館競馬場、札幌競馬場の洋芝。時計がかかる。馬場が渋れば余計にかかる。渋りまくって、時計がえらいことになった日もありました。馬はゴール前、ヘロヘロになって苦しそうな走り。
一方で、新潟競馬場、小倉競馬場の野芝はそうじゃない。時計は早くなる。タイム差を思案するのが大変になる開幕週があったり。
秋口になると、夏場育った芝が登場。どのように時計を見立てるかが馬券の腕の見せ所に。秋競馬スタート。
気にしていないと馬券予想がとんでもないことになる、馬場状態。重馬場適性、荒れ馬場適性。脚抜きのいいダート得意。爪の形でわかるというけど、どうかどうか。血統ではどうか……。
JRAが発表している馬場状態【良・稍重・重・不良】では足りないという話は昔からあったりします(表記4つでは少ないと思う)。
加えて、馬場状態はリアルタイムで変化するものの、発表時間には計測、判定に時間がかかるためタイムラグがあります。なので、変更が遅れ1レース単位で馬場状態にズレが生じてるレースもあります。
特に乾いた良馬場から雨の良馬場の変化に注意です。
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馬場状態は競馬の影響材料 まとめ
馬場状態は競馬にとって今までもこれからも変わらず影響し続けていくでしょう。
良馬場で競馬が行われてて、雨が降ってくるかもしれないときのリアルタイムさ、最新の速報に意識が向かうのはいつものこと。良馬場と重馬場で買いたい馬、脚質の変わることが多い。買いたい騎手も変わる。まさに馬場状態から浮上する形。
雨風しのげるところからああでもないこうでもないと言って申し訳ないなとよく思います。
以上、馬場状態は競馬の影響材料【速報で傾向、特徴の把握必須】でした。
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