- エルムステークス2019競馬予想。過去のレース結果を見る
- エルムスーテクスの歴代勝ち馬・優勝馬
- 1着から3着馬の前走傾向をレース映像分析
- エルムステークス競馬予想2019【過去レース映像消去法】
- 過去のエルムステークスの前走を文字起こし
- エルムステークス2018
- 1着・ハイランドピーク(オッズ・2番人気)
- 2着・ドリームキラリ(オッズ・3番人気)
- 3着・ミツバ(オッズ・1番人気)
- エルムステークス2017
- 1着・ロンドンタウン(オッズ・4番人気)
- 2着・テイエムジンソク(オッズ・1番人気)
- 3着・ドリームキラリ(オッズ・8番人気)
- エルムステークス2016
- 1着・リッカルド(オッズ・7番人気)
- 2着・クリノスターオー(オッズ・4番人気)
- 3着・モンドクラッセ(オッズ・1番人気)
エルムステークス2019競馬予想。過去のレース結果を見る
エルムステークス・2019(G3)。札幌競馬場・ダート1700mで行われます。札幌競馬場ダート1700mは平坦なダートコース。JRAの競馬場でアップダウンがほぼないコースです。
2019年のエルムステークス。今年もやって参ります。競馬予想の参考データに、過去のエルムステークスのレース映像分析はいかがでしょうか。
2019年も傾向に近い馬はいるのか? 荒れるか荒れないかエルムステークス。激走する馬を見つけられるか。
エルムスーテクスの歴代勝ち馬・優勝馬
バトルライン、アドマイヤドン、パーソナルラッシュ、ヒシアトラス、メイショウトウコン、マチカネニホンバレ、ランフォルセ、ローマンレジェンドにジェベルムーサ。
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1着から3着馬の前走傾向をレース映像分析
エルムステークスの競馬予想、参考データと言っても、過去のエルムステークスのレース映像分析ではありません。
過去のエルムステークスの結果、1着〜3着になった馬たちの「前走」レース映像分析です。
前走のレース分析から傾向を見ていこうという競馬予想記事。過去のエルムステークスのデータを見るならば、レース映像も見ましょう。穴馬探しちゃいましょう。
馬券になる前走は重要な過去データ
エルムステークスで馬券になる前走、どのような競馬をしていたのか? リッカルド、ロンドンタウン、ハイランドピーク。
どのような競馬を前走でしていた馬が過去のエルムステークスで馬券になったのか。
オッズは? 血統は? 穴馬・大穴、展開に馬場。
2019年の競馬予想に役立てるべく、過去を濃密に振り返りまくります。
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エルムステークス競馬予想2019【過去レース映像消去法】
エルムステークスのデータを消去法で競馬予想される方の参考にもなるはず。過去のレース映像データを使った消去法予想2019みたいなものです。競馬予想に使うデータ。
過去にエルムステークスというレースが行われなければ、データも生まれない。
過去にエルムステークスが行われた結果、データになったレース内容そのものを「細かすぎるくらい」見ていこうという企みです。
競馬予想・本命視? ヒモに入れる?
エルムステークスの競馬予想をする際、本命視した方がいい走りを前走していたのか、ヒモに残した方がいい走りを前走していたのか、それともエルムステークスの予想では消した方がいいのか、過去のレース映像をスタートからゴールまで見まくります。分析します。
JRA競馬場の特徴、馬場状態、天候、レースラップ、テン3ハロン・上がり3ハロン・個々のラップタイム、脚質、枠順、位置取り、騎手の動作、他馬との関連性・影響、直線の追いっぷり、などなど、他のレースに応用可能なネタ満載。
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過去のエルムステークスの前走を文字起こし
例えるならば、過去のエルムステークスで馬券になった馬の前走レース映像を見まくって「走りを文字起こし」する形でまとめて行く記事です。
毎週のように登場する競馬予想データ、JRAの重賞データで「前走、○○を走った馬の成績は近5年でどうのこうの」と言う数字の一走、一走を細かく見て、再構築したものと言えばいいでしょう。
2019年のエルムステークスの予想、本命、穴、印の上げ下げの参考にどうぞ。
はいはいっ、ミツバさんにテイエムジンソクさん、レース映像見ます見ます。順番だから、ちょいと馬名しりとりでもしてて待ってて。「ル」が鬼門だからね。ルールオブロー!
エルムステークス2018
エルムステークス2018・レース結果は以下の通り。
馬場状態・稍重寄りの重
レースラップ・6.6-11.0-11.9/12.1-12.2-11.5/11.5-12.1-13.1
1着・ハイランドピーク(2番人気・横山和生騎手・馬体重458kg)
2着・ドリームキラリ(3番人気・藤岡佑介騎手・馬体重494kg)
3着・ミツバ(1番人気・松山弘平騎手・馬体重472kg)
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オッズ・過去配当結果
エルムステークス2018・オッズ、過去配当結果は、
単勝 410円
複勝 8・150円/2・150円/3・130円
1着・ハイランドピーク(オッズ・2番人気)
2018年エルムステークス1着、ハイランドピーク(オッズ・2番人気。血統・トーセンブライト産駒)の前走は、マリーンステークス(函館競馬場・ダート1700m)でした。
枠順は、12番・2着。横山和生騎手。
前走、マリーンステークス
馬場状態・稍重
レースラップ・7.1-10.6-11.1/11.7-12.1-12.4/13.0-12.9-12.9
ハイランドピークは、7枠12番からスタート。スタートまずまず。先行していきます。外枠から1角入る手前で内目を取れず、1角入って行ってから内に1頭いる外を回って行く。
逃げ馬は、ラストダンサー。テン3ハロン34.7秒と、かなり早いペース。ハイランドピークはその外をテン3ハロン34.8秒でついて行く。コーナーの半円を1頭外走れば、机上の計算で0.2秒だからラストダンサーとハイランドピークのテン3ハロンはおおよそ一緒なペースの刻み。稍重で時計が早くなるにしても、輪を掛けて早いペース。
ハイランドピークは強めに押さえつつ、向正面へ。位置取り変わらずも、中間ラップは加速して早め。残り800mで一度ペースは緩む。そのあたりで、ラストダンサーをハイランドピークがかわして行く。
3角-4角。インを回って行くハイランドピーク。前半-中盤とかなり早いペースで走ってきて、脚がなくなるかと思いきや、直線残ってる脚を振り絞ってユラノトに交わされるも2着守る。ハイランドピークの上がり3ハロンは39.0秒。
ハイランドピーク・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2018・過去結果データメモ】斤量は1キロ増。マリーンステークスでテン34.8秒と早すぎる脚で行ったハイランドピーク。しかし、先行するにしても、テン36.1秒で入れば末脚は溜まるもの。1.3秒の差だけれど競走馬にとってはでかすぎる差。
ハイランドピークのマリーンステークス通過順位「2-2-1-1」と、エルムステークスの通過順位「3-3-2-2」は別物である。
エルムステークス2018最終追い切り・
函館W 良 67.2-52.6-38.9-13.1<7>馬なり余力
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2着・ドリームキラリ(オッズ・3番人気)
2018年エルムステークス2着、ドリームキラリ(オッズ・3番人気。血統・Giant's Causeway産駒)の前走は、プロキオンステークス(中京競馬場・ダート1400m)でした。
枠順は、2番・6着。M.デムーロ騎手。
前走、プロキオンステークス
馬場状態・重馬場寄りの不良馬場
レースラップ・11.9-10.7-10.9/11.2/11.6-11.2-12.8
ドリームキラリは、2枠2番からスタート。出して、出して、出していきます。しかし、外からマテラスカイの脚が早い。前に入って来られる。続けて、一つ外の枠ウインムートに擦られ気味。ドリームキラリは手綱を引くブレーキ。スピードをうまいこと調整しにくいシーンがあり、鞍上が後を振り向いてます。
逃げ馬はマテラスカイ。テン3ハロン33.5秒。馬場を考えても早い。1ハロン目2ハロン目で脚を整えられなかったドリームキラリのテン3ハロンは、33.8秒。重馬場寄りの不良馬場を考えると、ほぼ標準ラップ。
3角-4角。ドリームキラリは押さえつつ、インを走ってく。残り800mでもマテラスカイは気を抜かずにペースアップ。これはきつい展開を追いかけてます、ドリームキラリ。
直線。追って、追って。ドリームキラリの抜け出せる進路がありそうも、微妙に攻めにくい感覚の模様。マテラスカイが離してゴールへ突き進む。残り、200mを切る。2番手を走るウインムートと距離が縮まってくる。しかし、位置が後で詰まり気味に。どうにも追いきれずゴール板を通過して行く。ドリームキラリの上がり3ハロンは36.1秒。6着。
ドリームキラリ・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2018・過去結果データメモ】斤量は変わらず56キロ。マテラスカイの早すぎるラップの中、テン2ハロン目くらいまでに脚を整えて行けずも、盛大に垂れることなく、直線はもう少し上の着順になりそうな脚を見せてる、ドリームキラリ。上がり3ハロンは36.1秒はかなり評価できるラップ。夢はキラリ。
距離延長ではあるが、2017年のエルムステークスで逃げて3着。買い目に入れないのは怪談話を夜通し耳元でされるようなもの(ちょっと何言ってるかわからない)。
エルムステークス2018最終追い切り・
札幌ダート 良 68.6-53.4-39.5-12.2<9>馬なり余力
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3着・ミツバ(オッズ・1番人気)
2018年エルムステークス3着、ミツバ(オッズ・1番人気。血統・カネヒキリ産駒)の前走は、マーキュリーカップ(盛岡競馬場・ダート2000m)でした。
枠順は、10番・1着。松山弘平騎手。
前走は、マーキュリーカップ
馬場状態・そこそこ乾いた良馬場
ミツバは、6枠10番からスタート。軽く出して、出して、スピードに乗せていきます。しかし、逃げて行く馬がゆっくり走って行ったものだから、ミツバは強く押え込む形に。競走馬は手綱を動かして出した行為、スピードを「なかったこと」にはできません。なかったことにする行為は鞍上が作った負荷になる。ミツバは少々しんどい形で1角に入っていきます。
逃げて行ったのは、ヨシオ。1角-2角。ミツバは内に2頭いる外をきっちり回っていきます。向正面でミツバはじわっと上がって行く。ヨシオを追いかけてく。「まてよ、待て待て、ヨシオ。俺を誰だと思ってるんだ、ミツバだぞ」。
3角-4角。ミツバは内に3頭ほどいる外を回り、直線、ムチ入れ多用な追い方でヨシオを捉えて1着。上がり3ハロン35.2秒。
ミツバ・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2018・過去結果データメモ】マーキュリーカップから斤量2キロ増。300mの距離短縮。追い込み馬の距離短縮は印を上げすぎないところから予想する方が無難。小周りな競馬場、コース。エルムステークスの馬場はそこそこ渋ってる。
馬場がマーキュリーカップ並に乾いてたらもっと追い込めたはず。
エルムステークス2018最終追い切り・
札幌ダート 良 67.5-52.0-38.3-11.9<7>強目
エルムステークス2017
エルムステークス2017・レース結果は以下の通り。
馬場状態・重馬場
レースラップ・6.8-10.6-11.8/12.3-11.9-11.6/11.7-11.8-12.4
1着・ロンドンタウン(4番人気・岩田康誠騎手・馬体重510kg)
2着・テイエムジンソク(1番人気・古川吉洋騎手・馬体重496kg)
3着・ドリームキラリ(8番人気・三浦皇成騎手・馬体重478kg)
オッズ・過去配当結果
エルムステークス2017・オッズ、過去配当結果は、
単勝 1220円
複勝 2・250円/4・110円/3・550円
1着・ロンドンタウン(オッズ・4番人気)
2017年エルムステークス1着、ロンドンタウン(オッズ・4番人気。血統・カネヒキリ産駒)の前走は、平安ステークス(京都競馬場・ダート1900m)でした。
枠順は、11番・12着。松山弘平騎手。
前走、平安ステークス
馬場状態・かなり乾いた良馬場
レースラップ・6.9-10.6-11.1/12.5/12.1-12.1-12.4/12.5-12.6-12.9
ロンドンタウンは、6枠11番からスタート。スタートまずまず。出たなりに走らせて前目。押さえつつ、押さえつつ。インに潜り込めたらよかったものの、1角は内に2頭いる外を入って行く。
逃げ馬はコパノチャーリー。テン3ハロン34.9秒で暴走して行く。かなり乾いた良馬場ダートで早すぎるラップタイム。ロンドンタウンは、36.1秒で走って行く。外目の位置取りを考えると、ほぼ標準あたりのラップ。
向正面へ。コパノチャーリーの作り出す早すぎるラップは衰えず、ケイティブレイブが交わして行くまで早いままを維持。内目を回ってたクリノスターオーが早くも着いていけずに外目に出して来る。その後にいたのがロンドンタウン。垂れて来るクリノスターオーにお付き合い。ロンドンタウンは外に出してすぐ交わしたかったが、ちょうど勝ち馬グレイトパールが外から追い抜いて行く。真っ直ぐ走ってる部分なので外目を走った距離ロスにはならないが、脚を整えて競馬できてないシーンに遭遇してる(レース映像でも大きめに見られる)。
グレイトパールが追い抜いて行ってから、クリノスターオーを交わして行くロンドンタウン。内に潜り込む隙間などなく。
3角-4角。ロンドンタウンは内に3頭いる外を回って行くという、かなりの大回り競馬に。鞍上の手は動く動く。
直線。追って追うも、結構粘ってるように見えるも、垂れる。12着。ロンドンタウンの上がり3ハロンは、38.9秒。
ロンドンタウン・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2017・過去結果データメモ】平安ステークスからは斤量変わらず57キロ。200mの距離短縮のロンドンタウン。かなり早いペースで逃げて行った馬を中団あたりを<テン3ハロン標準>外目で追いかける+道中垂れて来る馬とおつきあい+再びコーナー外目。どれだけの負荷が襲いかかってたのか。
ロンドンタウンの上がりは38.9秒だが、力がない馬ならば40秒台に突入してるもの。エルムステークスで、ロンドンタウンは2番枠。重馬場も手伝って、レコードも出るのは納得できる。
エルムステークス2017最終追い切り・
函館W 重 64.9-51.3-38.1-12.6<8>一杯に追う
2着・テイエムジンソク(オッズ・1番人気)
2017年エルムステークス2着、テイエムジンソク(オッズ・1番人気。血統・クロフネ産駒)の前走は、マリーンステークス(函館競馬場・ダート1700m)でした。
枠順は、11番・1着。古川吉洋騎手。
前走、マリーンステークス
馬場状態・そこそこ乾いた良馬場
レースラップ・7.0-10.6-11.8/12.2-12.0-12.1/12.3-12.3-12.6
テイエムジンソクは、7枠11番からスタート。スタートまずまず。軽く促して、前目、逃げていきます。テイエムジンソクのテン3ハロンは35.5秒。少々早いラップ。1角-2角、インを押さえつつ。
向正面。テイエムジンソクは、ゆったりしたペースにはせず、少し早く流して行ってるラップの早さを維持して行く。
3角-4角。テイエムジンソクは、押さえがしっかり効いてる感じでインを回って行く。
直線。入り口付近で後続を離してもう余裕。テイエムジンソクは、見せムチする程度で流してゴール。1着。上がり3ハロンは37.2秒。
テイエムジンソク・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2017・過去結果データメモ】マリーンステークスから斤量は1キロ減。テンは早く、中間ラップも早く、上がりも早い。エルムステークスで馬場渋ったのはプラス。ただし、ロンドンタウンの前走における距離ロスの差はあったところか。
↓加えて、思ったよりテイエムジンソクがエルムステークスで弾けなかったのは、3着・ドリームキラリの逃げに付き合ったから。
エルムステークス2017最終追い切り・
札幌ダート 良 65.9-51.5-37.6-12.3<7>一杯に追う
3着・ドリームキラリ(オッズ・8番人気)
2017年エルムステークス3着、ドリームキラリ(オッズ・8番人気。血統・Giant's Causeway産駒)の前走は、マーキュリーカップ(盛岡競馬場・ダート2000m)でした。
枠順は、6番・4着。松岡正海騎手。
前走、マーキュリーカップ
馬場状態・稍重馬場
ドリームキラリは、4枠6番からスタート。スタートまずまず。出して、出して、出して、逃げて行く。1角-2角を押さえつつ逃げて行く。ドリームキラリは、後続を引きつけて逃げて行く。
向正面でも位置取りは変わらず、ドリームキラリが引っ張る。
3角-4角。ドリームキラリがエンジンを吹かして、スピード上げて行く。ダート2000mを逃げ切るのはしんどいか、直線に入ってクリノスターオーに交わされ、ピオネロにミツバに交わされて、ドリームキラリは4着入線。
ドリームキラリ・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2017・過去結果データメモ】マーキュリーカップからドリームキラリは斤量2キロ増。300mの距離短縮。逃げ馬の距離短縮は買う馬の候補には上げておく方がいいパターン。
さて、ドリームキラリ。マリーンステークスで逃げて行こうとしてテイエムジンソクにハナを1角入りで叩かれ、12着に凡走しているが、エルムステークスでは着差はハナまで迫ってる。
はて、なぜか?
マリーンステークスまでつけてた、チークピーシーズをマーキュリーカップで外し、エルムステークスでブリンカーに変えてる。ドリームキラリにとって初ブリンカーとなったのが2017年のエルムステークス。ブリンカーが効いてる部分はある。
ただ、2017年のエルムステークスのレース映像を見てて、マリーンステークスのように1角入るあたりでドリームキラリの前にテイエムジンソクが外から入ってこられたら、結果は違ってたかと。テイエムジンソクがドリームキラリを逃げさせてくれたのは結果に影響してる。
ドリームキラリは「逃げたら強いが」と言われてしまうタイプ。その手のタイプな馬にチークピーシーズやブリンカーが効きやすいのも事実。
エルムステークス2017最終追い切り・
札幌ダート 良 68.6-53.4-39.5-12.2<9>馬なり余力
エルムステークス2016
エルムステークス2016・レース結果は以下の通り。
馬場状態・かなり乾いた良馬場
レースラップ・6.7-11.4-12.2/12.6-12.3-12.0/12.0-11.9-12.4
1着・リッカルド(7番人気・黛弘人騎手・馬体重494kg)
2着・クリノスターオー(4番人気・幸英明騎手・馬体重530kg)
3着・モンドクラッセ(1番人気・柴山雄一騎手・馬体重518kg)
オッズ・過去配当結果
エルムステークス2016・オッズ、過去配当結果は、
単勝 2850円
複勝 4・440円/12・190円/11・130円
1着・リッカルド(オッズ・7番人気)
2016年エルムステークス1着、リッカルド(オッズ・7番人気。血統・フサイチリシャール産駒)の前走は、安達太良ステークス(福島競馬場・ダート1700m)でした。
枠順は、7番・1着。戸崎圭太騎手。
前走は、安達太良ステークス
馬場状態・そこそこ乾いた良馬場
レースラップ・7.0-11.7-11.9/12.6-12.6-12.2/11.9-12.2-13.2
リッカルドは、4枠7番からスタート。スタートまずまず、軽く促して、前目へ。押さえつつ、1角入り。内に1頭いる外を走ってく。
逃げ馬はパワーポケット。テン3ハロン36.9秒。遅目の逃げ。リッカルドのテン3ハロンは37.1秒。強目に押さえつつ曲がってく。
向正面へ。中間ラップは標準のまま刻んてく。テン3ハロンの遅さを維持してる展開。3角-4角。リッカルドの内に1頭いる外を走って行く隊列は変わらず。押さえつつも変わらず。
直線。リッカルドは後方から追い込んでくるも、交わさせずゴール。上がり3ハロン37.2秒。標準の上がりくらい。
わかりづらいが、直線でリッカルドが追い始めたタイミングは直線入ってきてしばらくしてから。テンは思いっきり遅いわけではないが、脚を溜めて走ってきたにしては、後続の迫り方が遅くリッカルドの脚使い始めるタイミングがゴールに近づいてからになった。
リッカルドはテンから中間からペースが早く、追ってもジリジリしか伸びない展開だったわけではないので、使える脚を使わず勝てた故の上がり3ハロン37.2秒と考えていいかと(4角出口あたりから追い始めてたら、上がりは早くなっただろうという話)。
レースレベルという点で余談を書くと、2016年の安達太良ステークス出走馬15頭中、その後中央競馬で馬券になった馬は、ディアドムス・パワーポット<芝>・ブラインドサイド・ベックだけ(時間が経過してるから言及できることではあるのだけど、似たようなパターンで強い馬が弱く見えることはあるでしょう)。
まあまあ、これ以上は自分の妄想が入りすぎるので割愛。
リッカルド・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2016・過去結果データメモ】リッカルドの斤量は1キロ減。前走、安達太良ステークスのレース映像、ラップタイム的に目立たないが、使える脚を使わなかったことをどう考えるかがポイントかと。その点で本命の印は打ちづらい。
エルムステークス2016最終追い切り・
札幌ダート 良 69.2-53.3-39.2-12.9<8>馬なり
2着・クリノスターオー(オッズ・4番人気)
2016年エルムステークス2着、クリノスターオー(オッズ・4番人気。血統・アドマイヤボス産駒)の前走は、平安ステークス(京都競馬場・ダート1900m)でした。
枠順は、11番・2着。幸英明騎手。
前走は、平安ステークス
馬場状態・かなり乾いた良馬場
レースラップ・7.0-11.3-12.0/12.8/12.2-12.0-11.7/11.9-12.4-12.9
クリノスターオーは、6枠11番からスタート。スタートまずまずも、出して出して、出ムチ入れてスピードに乗らせる。前目、先行して行く。クリノスターオーは位置を確保して、押さえつつ、1角入り。内に1頭いる外を走ってく。
逃げ馬は、アスカノロマン。テン3ハロンを36.7秒。遅めの逃げ。クリノスターオーのテン3ハロンは36.9秒。アスカノロマンの1頭外をきっちり走ってるのでラップタイム的には同じくらい。
向正面過ぎ。クリノスターオーは押さえつつ、押さえつつ。残り1200mくらいから「12.2-12.0-11.7」と、スピードを上げて行く、逃げ馬アスカノロマン。中間ラップが少しずつ上がって行く展開。ペースを作り出す側と対応する側の攻防。太宰騎手 VS 幸騎手。ロマンとスターのぶつかりあい。クリノスターオーは、テンは遅めで入って、スピード上げて行くパターンをついていく。
3角-4角。位置取りは変わらず、内に1頭アスカノロマンがいる外を走るクリノスターオー。きっちり追って追って、回っていきます。
直線。突き放す、アスカノロマン。離された、クリノスターオー。だらだら垂れてしまうのかと思いきや、2番手でどうにかどうにか、どうにか粘ってスターオー意地の2着入線。上がり3ハロンは37.8秒。
クリノスターオー・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2016・過去結果データメモ】クリノスターオーの斤量はエルムステークスでもかわらずの56キロ。200mの距離短縮。平安ステークスで中間からハイペースになっていったのを食らいついていっての距離短縮。
平安ステークスのテンと上がりだけ見ると、買いどころのないように見えるものの、テンと上がりの間で起こってたことがヘビーだったのであります。パンとパンの間に挟まれた肉汁たっぷりで美味しすぎ……(以下、略)。
エルムステークス2016最終追い切り・
函館W 良 68.8-53.5-39.4-13.0<4>一杯に追う
3着・モンドクラッセ(オッズ・1番人気)
2016年エルムステークス3着、モンドクラッセ(オッズ・1番人気。血統・アグネスデジタル産駒)の前走は、大沼ステークス(函館ステークス・ダート1700m)でした。
枠順は、2番・1着。三浦皇成騎手。
前走は、大沼ステークス
馬場状態・水の浮く不良馬場
レースラップ・6.8-10.8-12.1/12.6-12.3-11.4/11.7-11.7-12.3
モンドクラッセは、2枠2番からスタート。出して、出して、出して行きスピードに乗せて行く。しかし外から、トミケンユークアイがモンドクラッセの前に出て、ハナを奪って行く。モンドクラッセはトミケンユークアイの真後ろには入らず、1角に入りつつ、外目に出す。
逃げたトミケンユークアイ。テン3ハロンは36.0秒。不良馬場のラップとしてはお遅め。続いたモンドクラッセのテン3ハロンは36.2秒。スタートから出して乗せたスピードにブレーキかけつつ、1角-2角を回って行く。
向正面。中間ラップは上がらず。モンドクラッセは押さえつつ、押さえつつ。残り800mから急激にラップが上がる。
3角-4角。モンドクラッセは内に1頭いる外を回っていく。トミケンユークアイの脚がなくなって、交わす。
直線。モンドクラッセは追って追って、後続との距離は狭まらず、1着でゴールイン。1:41.7秒のレコードタイム。モンドクラッセの上がり3ハロンは35.6秒。上がり最速。水の浮くぐらいの時計の出やすい不良馬場ダートのレコードタイムなので、深追いしない方がいい部分はある(※ダートコースのレコードタイムの価値はいかに馬場が湿ってないかにある=時計を早くしてくれる要素がなければないほど負荷がかかりやすい)。
モンドクラッセ・最終追い切り【過去結果データメモ】
※【エルムステークス2016・過去結果データメモ】モンドクラッセは大沼ステークスからは斤量1キロ減。1角入るまでに少々こすられてスタートから出したスピードを削がれてるのは負荷。
ただし、上がり最速でレコードになったのは馬場水分量に助けられてるので、レコードから流れてくるノリのいい曲に惑わされすぎない方が無難(2016年のエルムステークス以後、中央競馬で馬券になったのは1回だけ)。
エルムステークス2016最終追い切り・
函館W 良 70.8-53.2-38.5-12.2<8>馬なり余力
以上、エルムステークス2019競馬予想に。過去の結果から1〜3着馬の前走データをレース映像分析【傾向・追い切り・オッズ】でした。
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