「複勝をコツコツ当てて」というと、なんだかけなされそうな雰囲気が漂います。自分のメイン馬券は複勝でやってきてるので、複勝と言ったときに「訝しげに見られてる感」の刺さるところはけっこう体感しております。
確かに、複勝には三連単・三連複のような爆発力はないですし、WIN5のように億を超える馬券にするのは難関も難関です。
複勝は馬券の基礎となる券種ですが、地味さもあって競馬予想家の方でも思いっきり毛嫌いされる方もいます(本命3着でも外れ的に見てると言いますか、予想成績にワイドや三連複が入ってるのは謎ですが……)。
複勝転がしされた方はよくわかると思いますが、複勝の150円くらいな馬を当て続けるのもなかなかの困難があったりします。これ、複勝の110円まで行っても同様です。
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競馬まとめ【競馬予想・馬券の買い方・確率の上げ方など、記事数豊富】
「競馬予想方法のまとめ」「競馬のやり方のまとめ」「馬券に関わるまとめ」「競馬の確率を上げるまとめ」などなど。「競馬データを細かく見てしまう人のまとめ」です。「競馬のデータを大きな数字の偏りだけで見ていない人のまとめ」と言った方がいいかもしれません。競馬の1事象、1事象見てまとめる感覚です。「マニアックなまとめ」になってます。
競馬の複勝とはオッズの見方を勝ってる人に近づける馬券-買い方-
複勝転がしとは競馬の必勝法やコツ探せる、確率高い選択可能WIN5みたい
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複勝をコツコツ当て続ける効用
地味も地味な複勝馬券ですが、予想して馬券を買えるとしたレースでコツコツと当て続けられてるというのは、意外とメンタル面に響くように感じます。
「利幅は薄いが当てられた」
競馬予想して馬券を買い続けるところには感情の起伏がどうしても伴うもの。
「自分の考えにお金を賭けられる」のが馬券です。
そして、未来に投じるのも馬券です。薄い利幅とはいえ未来は当たっていた。
それを投資と呼ぶ人もいますし、投機と呼ぶ人もいます。自分はどちらかといえば投資に近いように考えています。
複勝の150円でもコツコツと当ててる人が万馬券当てるのと、複勝は買わず10レース15レースに1回万馬券が当たる人では、当たったときの「感情の乱高下幅」が違うはず。前者より後者の方が飛び上がるように喜びを爆発させてるでしょう(当たるまでにもっとレース数があると余計に飛び上がったときの爆発さは大きい)。
複勝コツコツからの万馬券でも嬉しさはあるでしょうけど、当てられてるところからの喜びもあって「俺って天才天才!!!」なんて言ったりする人は少ないかと。
馬券で儲け続けてる人は感情の乱高下幅が狭いはず。
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乱高下しすぎてジェットコースター化してると、最終レースで交通費までぶち込んで大変なことになるわけです。それもまた人生ではありますが、競馬から馬券からの退場も早かったりします。
感情の乱高下をあまりしないようにしていれば、気づく確率も高くなる。カッカカッカしててはなかなか新しい馬券の発見はしないでしょう。騎手に対しての愚痴が増えてるはず。
馬券を上手くなりたかったら、複勝から。一番当てやすい複勝から。そこからつなげていく馬券に手を出して行けばいい。スランプになったとき戻れる券種があるのもメンタルにはいいはずです。
昔の哲学者は言いました。
「困難は分割せよ」
と(ルネ・デカルト)。
以上、複勝コツコツ当てつつ万馬券狙う【感情の乱高下幅を狭くするために】という話でした。
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