目次
ゴールドペガサス-競馬成績に特徴あるレースを映像分析-
中山競馬場・芝1200m。距離短縮・4番人気で1着になったのは、アドマイヤオーラ産駒のゴールドペガサス。
ゴールドペガサスの馬券、単勝1200円。複勝390円と、4番人気にしてはなかなかおいしいオッズになりました。
前走、重賞で乗っていたスピードを削がれる不利
ゴールドペガサスの前走は、G2京王杯2歳ステークス。
スタート後、抑えつつ先行したものの、前を走る馬も抑えつついてゴールドペガサスは手綱を引く不利。スピードに乗っていたのを削ぐ形。それが響いてか直線ではそこまで伸びず……。そんな特徴のある競馬でした。
アドマイヤオーラ産駒・ゴールドペガサス、レース映像・血統面など詳しく見て行きましょう。
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アドマイヤオーラ産駒・ゴールドペガサス、中山競馬場・黒松賞1着
2014年12月13日(土)、中山競馬場9レース・黒松賞(2歳500万下)・芝1200m
レース結果は以下の通り
1着・アドマイヤオーラ産駒・ゴールドペガサス(佐藤吉勝厩舎・G.ブノワ騎手)・時計・1:09.4
2着・スニッツェル産駒・キッズライトオン(田所秀孝厩舎・松岡正海騎手)
3着・マツリダゴッホ産駒・イキオイ(杉浦宏昭厩舎・横山典弘騎手)
1〜3番人気が飛んで、中穴が3着まで占める結果。
1着ゴールドペガサスは4番人気、単勝1200円、複勝390円。
2着キッズライトオンは6番人気。3着イキオイは8番人気。
重賞で凡走しても、次走で好走できるひとつの例
ゴールドペガサスの前走は、京王杯2歳ステークス。10着。
勝馬セカンドテーブルからは、1.1秒差つけられていた。着差、1.1秒……。
こういう馬はちょいと買いにくい。
新馬で勝ってても、ローカルでしょ、鞍上も有名じゃないし……などなど。
乗り替わって、蛯名正義騎手で10着だし……などなど。
疑う気持ちが濃いまま馬を見てしまう。それゆえの4番人気
しかし、ゴールドペガサスの勝てた理由はなんだったのでしょうか?
凡走したけれど、好走できた理由はなんだったのでしょうか?
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アドマイヤオーラ産駒・ゴールドペガサスの血統特徴とは?
アドマイヤオーラ産駒・ゴールドペガサスの血統面
父・アドマイヤオーラ
母父・ラストタイクーン
母母父・Seattle Slew
母母母父・Minera
母母母母父・Martins Rullah
Northern Dancer 5×4
アドマイヤオーラ産駒・代表産駒
アドマイヤオーラ産駒の代表産駒は、
ノボバカラ・クロスクリーガー・コンドルダンス・サフランハート・アイファープリティ・シェアード・ニシノオタケビ・タタラ・クインザヒーロー・タイキラトナンジュ・ミスターウインディなど。
母、フォーモーションの子どもたちに活躍馬はなし
ゴールドペガサスのひとつ上、ナイルエクスプレス(牡・スピードワールド産駒)が、中央芝1400m3着1回。ダート1400m2着1回。地方競馬に行ってパッとしなかったものの、父が変わればうまく行く例かもしれない。
ゴールドペガサスの父は、アドマイヤオーラ。
アドマイヤオーラ産駒は、アグネスタキオン×Caerleon。
走った頭数がまだたくさんいるわけではないものの、芝短距離、芝中距離、ダート中距離では好成績。
ダート短距離は1走あるのみ(2014.12.19調べ)なので、この先は増えてくるかと。
(※地方競馬、ダート1400mまでの成績が<13-9-5/22>複勝率55.1%(2014.12.19調べ)。というところから見てもこの先伸びてゆくかと)
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ゴールドペガサスの前走(東京競馬場・芝1400m)
2014年11月8日、東京競馬場11レース。京王杯2歳ステークス(G2)。芝1400m。良馬場。
鞍上は、蛯名正義。
レース映像、スタート。
ゴールドペガサスは10番枠から、スタート
スタートはまあまあというところ。
勝馬、セカンドテーブル(戸崎)が逃げてゆきます。 2番手にアクティブミノル(松田)が続く。
外に、ダートから芝替わりのウォリアーズソウル(ムーア)。
このウォリアーズソウルが難儀な塩梅。
前に行きたがるのを抑えていて、少し下がってくるところに、前へ前と走り出した後続。
行動が相反したわけで、詰まりかけます。
ウォリアーズソウルの外を走る、アポロノシンザン(柴田善)は手綱を引き気味。ただし、前は空いているので、後方に下がることはない(とはいえ、外を回る)。
ウォリアーズソウルの後になった、ゴールドペガサスも手綱引き気味。前はつまっていますから、下がります。
最内にいた、コウソクコーナー(内田)も同様。
これは不利です。
ゴールドペガサスは先団から、中団あたりを走る展開に。前へ行こうとアクセル踏んだものの、中団まで押し戻された形。
3コーナーから4コーナーにかけて、蛯名騎手、内に2頭いる外へ出します。
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ゴールドペガサス、直線ののび
中団の外。
追い出しはじめて、坂を登りはじめたところから、蛯名騎手、ダンス追いを始めます。
ムチ入れてがんがん追ってるわけではありませんが、それなりに伸びているように見えます。ラスト100あたりからは、そこまで追っていないでしょう(レースVTRに映っていないので、あくまでも想像)。
結果、ゴールドペガサス10着。
ゴールドペガサス、今回の走り、1着(中山競馬場・芝1200m)
中山競馬場、芝1200m。黒松賞。良馬場。鞍上はG.ブノワ騎手に乗り替わり。
ゴールドペガサスは8番枠から。
スタートはそこそこ。マジックシャトル(柴田善)が逃げてゆきます。
そこに外から続いたのがゴールドペガサス。
前に不利はないぞ!
ゴールドペガサスの外に、ヘニースウィフト(蛯名)。もう1頭外に、ヴァリアントアロー(戸崎)の先団。
1列後。
前がつまって、手綱を引っ張ったのは、フジマサジャンボ(江田照)。 軽く手綱を引いたのは、デュアルメジャー(柴山)。
ゴールドペガサスは、コーナーで不利もなく、直線。
逃げていたマジックシャトルをあっさり交わして、後続が来る前にゴール板を駆け抜ける。
ゴールドペガサス-競馬成績に特徴あるレースを映像分析-まとめ
前に行ったものの、行き過ぎたからブレーキかけた馬。そんなことは知らず、前へ前へ追い上げて行く馬。
走る位置が重なれば、相反して追い上げた馬のほうは不利になる。そばにいた馬も不利。
その不利がなくなったときには、突き抜ける可能性が増す。
乗り替わりで減量騎手に変わったとき、逃げ先行が上手い騎手になったときは注意でしょう。
「逃げたい」というコメントがあるときも。
重賞うんぬんとタイトルに書きましたが、そうでないところでも起こりうることでもありましょう。
レース映像を見て競馬予想すると、美味しいオッズの馬券が確信を持って取れるようになるかもしれません。
以上、ゴールドペガサス-競馬成績に特徴あるレースを映像分析-でした。
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