目次
- 阪神競馬場・芝1600m。阪神ジュベナイルフィリーズ。桜花賞と同じ舞台で大事なレースと角居調教師。コースの傾向・特徴を見てみる
- 阪神芝1600mって、内枠不利なコースなんです
- 過去の阪神ジュベナイルフィリーズ、阪神競馬場・芝1600mを見てみると……
- 2018年 1枠2番・ジョディー
- 2018年 2枠3番・プールヴィル
- 2017年 1枠2番 6着・ラテュロス
- 2017年 2枠3番 7着・グリエルマ
- 2017年 2枠4番 3着・マウレア
- 2016年 1枠2番 1着・ソウルスターリング
- 2016年 2枠4番 3着・レーヌミノル
- 2016年 2枠3番 18着・エムオービーナス
- 2015年 1枠2番 1着・メジャーエンブレム
- 2014年 2枠4番 3着・ココロノアイ
- 2014年 1枠1番 8着・ロカ
- 2013年 2枠4番 18着・メイショウアサツユ
- 2012年 2枠4番 10着・メイショウマンボ
- 2012年 2枠3番 17着・サウンドリアーナ
- 2011年 2枠4番 9着・マイネボヌール
- 2010年 1枠1番 4着・アヴェンチュラ
- 2010年 2枠4番 2着・ホエールキャプチャ
- 2009年 1枠2番 11着・ジュエルオブナイル
- 2008年 1枠2番 2着・ダノンベルベール
- 2008年 2枠3番 10着・レディルージュ
- 2008年 1枠1番 7着・カツヨトワイニング
阪神競馬場・芝1600m。阪神ジュベナイルフィリーズ。桜花賞と同じ舞台で大事なレースと角居調教師。コースの傾向・特徴を見てみる
阪神競馬場・芝1600m、コースの傾向・特徴は内枠不利。阪神競馬場・芝1600mで行われるG1阪神ジュベナイルフィリーズ。
桜花賞と同じ舞台で大事なレースと角居調教師。ひとつ疑問があったのでコースの傾向・特徴を調べてみた。
阪神競馬場・芝1600m、コースの傾向・特徴を見てみてびっくり。
阪神ジュベナイルフィリーズで内枠、1枠2枠の4頭だった馬のその後のレースで好走している馬の多いこと! 馬券になってる馬の多いこと。
能力があっても、阪神・芝1600mの内枠に入ると道中削がれてしまうバイアスがかかりやすいのでは?
阪神ジュベナイルフィリーズ以外でも使える、覚えていて損はない馬券の話。
阪神芝1600mって、内枠不利なコースなんです
このレースは、このレースにつがってるという話はよく耳にする。大きなレースだと、データとしてまず出されたり。ステップレースというもの。
ただ、あまりその言葉をあてにしずきるのも良くないかな、とも思う。
どうして、つがっているレースなのか、それが重要だからだ。馬場やラップ、脚質ひとつで馬券になっていないレースから馬券になる馬が出て来たりする。
その際、馬券はおいしくなってるんじゃないだろうか。注目されていないところから馬券になったのだから……。
なもので、このレースはこのレースにつながってていう話には堅苦しいけど、理屈、理由が欲しい。ただデータに当てはまってるからと言って馬券は買えない。
競馬はどこか、言語化できない感覚で動く世界だったりする。
だからこそ、データでそうなってる、そういう傾向があるなんていう文字面だけ見てて納得してても楽しくない。次にいかせない。
阪神JFはGIの中では注目度がもうひとつのレースかもしれません。年末で慌ただしいし、有馬記念も控えているし、牝馬限定で出走馬の知名度もこの時点ではいまひとつです。
しかし使う側からすれば、大事な大事なレースです。桜花賞と同じ舞台、阪神競馬場の芝1600メートル(外回り)は、馬の資質、能力で着順が決まるところがある。たとえ勝てなくても、勝ち馬からどれぐらい離れているか。ライバルの順番付けを把握し、調教の指針になるからです。
週刊ポスト 2015.12.18 角居勝彦・感性の法則 第7回 翌春につながるレース 〜阪神ジュベナイルフィリーズ より
角居調教師の話を読んでて、確かに桜花賞と同じコースだったら、今後のための見立てが立てやすいだろうというのはありました。
だって、同じコースですから、距離が伸びるとか短くなるとかはありません。そのまんまを見ればいい。
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けれど、この阪神芝1600mって……内枠不利なコースなんだよな……。
そこがひっかかったのです。角居調教師の語る、「馬の資質、能力で着順が決まる?」。
果たして、馬の能力を見定めるのがしやすいコースなのだろうかと。
阪神競馬場の芝コースです。芝スタートダートコースではありません。外枠が不利で内枠有利の特徴・傾向のあるコースだと、外々回ったからね、などと考え方として納得しやすいところはあるでしょう。
けれど、阪神芝1600mは、内枠「不利」、外枠「有利」の特徴・傾向があるのです。
(データを見るときによってデータの内容は変わるので、そのところはご容赦くださいませ)
思うに、阪神芝1600m、スタートして馬は前に走ってゆくわけですけど、外の馬が内にいる馬にかけるプレッシャーが他のコースより大きくなるコース形態になっているのではないか……。
特に、残り1000mからの下り坂……。前に走るが内にも走る、阪神芝センロク説。
4コーナーを曲がってきて、直線に入って行くところで内にいる馬がつまり気味になってるシーンを見かけたりします。壁がなくなって追うも、届かず4着……。
それを避けようとしたら、後方から行くしかない。
とすると、阪神芝1600mのレースの内容を見定める視点はどこか変えて見ないとおかしなことになる?
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過去の阪神ジュベナイルフィリーズ、阪神競馬場・芝1600mを見てみると……
2018年 1枠2番・ジョディー
→デイリー杯クイーンカップ3着→フラワーカップ5着→フローラステークス3着→オークス14着→ベルモントオークス4着
2018年 2枠3番・プールヴィル
→紅梅ステークス2着→フィリーズレビュー1着→桜花賞6着→NHKマイルカップ12着→京成杯オータムハンデキャップ13着→信越ステークス2着→オーロカップ2着
2017年 1枠2番 6着・ラテュロス
3走後→古馬500万下1着
2017年 2枠3番 7着・グリエルマ
→紅梅S3着
2017年 2枠4番 3着・マウレア
→クイーンカップ5着 → チューリップ賞2着
2016年 1枠2番 1着・ソウルスターリング
→チューリップ賞1着 → 桜花賞3着 → オークス1着
2016年 2枠4番 3着・レーヌミノル
→クイーンカップ4着 → フィリーズレビュー2着 → 桜花賞1着
2016年 2枠3番 18着・エムオービーナス
3走後→古馬500万下1着(単勝・117.1倍)
2015年 1枠2番 1着・メジャーエンブレム
→クイーンカップ1着 → 桜花賞4着 → NHKマイル1着
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2014年 2枠4番 3着・ココロノアイ
→チューリップ賞1着
2014年 1枠1番 8着・ロカ
→クイーンカップ3着 → チューリップ賞4着 → 忘れな草賞2着
2013年 2枠4番 18着・メイショウアサツユ
→3歳500万下3着
2012年 2枠4番 10着・メイショウマンボ
→紅梅ステークス2着 → こぶし賞1着 → フィリーズレビュー1着 → 桜花賞10着 → オークス1着
2012年 2枠3番 17着・サウンドリアーナ
→フィリーズレビュー7着 → 桜花賞9着 → 端午ステークス1着 → ユニコーンステークス2着
2011年 2枠4番 9着・マイネボヌール
→紅梅ステークス2着
2010年 1枠1番 4着・アヴェンチュラ
→漁火ステークス1着 → クイーンステークス1着 → 秋華賞1着 → エリザベス女王杯2着
2010年 2枠4番 2着・ホエールキャプチャ
→クイーンカップ1着 → 桜花賞2着 → オークス3着 → ローズステークス1着 → 秋華賞3着 → エリザベス女王杯4着
2009年 1枠2番 11着・ジュエルオブナイル
→紅梅ステークス3着
2008年 1枠2番 2着・ダノンベルベール
→クイーンカップ2着
2008年 2枠3番 10着・レディルージュ
→フィリーズレビュー3着
2008年 1枠1番 7着・カツヨトワイニング
→フェアリーステークス4着 → クイーンカップ9着 → ファルコンステークス2着
阪神芝1600mの内枠4頭に限って調べてみますと、阪神ジュベナイルフィリーズで1〜4番枠だった馬がその後活躍したり、穴になってるケースがけっこうあります。
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特に、2枠4番!
毎年阪神ジュベナイルフィリーズで2枠4番だった馬は覚えておいて損はないでしょう(よくレース映像を見ないと駄目ですけども)。
細かくなるので書きませんでしたが、阪神ジュベナイルフィリーズ後、何走かレースをこなしたあとに馬券になってる馬もかなりいます。
内が有利だと考えてると、阪神芝1600mはえらいことになると考えていいでしょう。だからこそ、調教師の目から見て、力が見定められるポイントがあると……。
阪神ジュベナイルフィリーズに限らず、内枠が不利なコースで内枠を走った馬がいて成績が良くなくても、馬券になる可能性のある負け方をしている可能性があるということでしょう。
さすがにベタ買いでは儲からないと思いますけど……。
あと、馬場が渋ってるときの阪神芝1600mは、内枠の不利加減が減る気がしています。危険さと関連してると思うのですが……。
これはレース映像みて調べてみないといけません……。雨降ってるときは特にそんな気が……。
以上、阪神競馬場・芝1600m。阪神ジュベナイルフィリーズ。桜花賞と同じ舞台で大事なレースと角居調教師。コースの傾向・特徴を見てみるという話でした。