中央競馬も新馬戦出走馬に【能力試験した方がいいと大川慶次郎氏は書いてた】

中央競馬も新馬戦出走馬に【能力試験した方がいいと大川慶次郎氏は書いてた】

 

新馬戦予想法。買い方のコツ。競馬の評価と傾向。今週の想定にデビュー予定待ち遠しい

競馬新馬戦。荒れるレースの見極め、条件コースを角居調教師の話から考察

 

新馬戦に関する記事を書いて来たり、実際新馬戦の予想したりしてきてますが、中央競馬(JRA)の予想をする際に毎度毎度腑に落ちないことがあります。

 

それは、地方競馬のように実際のレースを能力試験として走らせて「一定のタイム内」で走れなかった馬は出走できない形にできないのか、と。つまり、馬券が発売されるレースに出走できないようにできないのかと。

 

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ブログに書いたように、中央競馬の新馬戦を予想するファクターは血統や調教、馬体にパドックと多数あります。

 

そのファクターはレースが行われる全体ではありません。部分です。馬が実際に競い合ってるファクターとは言い切れません(調教は? と思われた方がいるかもしれませんが、レースのように未知数な部分はありません。競馬場のコースより狭い中で危険ですから)。

 

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大川慶次郎氏も本に書かれてた、中央競馬の新馬戦に能力テストを話

「現行の中央競馬における新馬デビューは、「スタート試験」さえOKが出れば、調教タイムがどうであれ、新馬戦に登録さえすれば、出走は大丈夫なのです。

(中略)

したがって、競馬成績によくみられる大差のドンジリ負けという馬がよくいます。

(中略)

こういった、明らかに能力不足の競走馬まで出走させることの出来る中央競馬。ちょっと考えさせられる問題ではないでしょうか」

大川慶次郎『馬券的中のすべて 競馬ファンのための大川式ノウハウ』(双葉社)250p〜

大川さんの『馬券的中のすべて』が発売されたのは昭和56年ですが、たぶん現在も新馬戦に関して変わってない部分でしょう。

 

自分が新馬戦の競馬予想してて「JRAも能力検査して欲しいなぁ」と、どうも腑に落ちないのはレース映像派のポジショントーク的な部分があるのは確かです。それは一定の確率で「馬券にならない馬」もわかるから。

 

ピコピコ ハンマー

 

驕ってる部分をポコポコ叩いて……続けます。

 

「ファンというものは、どんなに能力が落ちる競走馬でも、登録して出走してきた場合には、馬券が売れてしまうのです。オーバーないい方をすれば、出走してきても、馬券の対象になり得ない馬であるということは、使ってくる調教師が一番よく知ってることなのです。

としても、ファンはそんなことは知りません」

(同上より)

大川さんは続けてきつめな例えを書かれていますが、自分もそれは同感です。たぶん、予想してて腑に落ちない感覚が触れてる一部なのでしょう。

 

デビューしてからは、競走後タイムでタイムオーバーがあるではないか、という指摘も同感です。JRAも一定の基準はあるし、数年前からは未勝利戦における「スリーアウト制」もあります。

 

JRAの新馬戦、デビューする前に一定のライン設けるのは手間なのでしょうか?

 

確かに、地方競馬と違って、中央競馬はダートだけでなく芝もあります。若駒の目指す先はダービーであり、オークスであり。すると、芝やダート、距離のバラエティがあるゆえに能力検査の一定のラインを作るのは難しいと。

 

大川さんはこう書いてます。

 

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短距離で能力がわかるのか?

「よく模擬レースは、大井競馬での八〇〇メートルぐらいでは、血統的にスプリンター系とか、マイラー系が有利になるから平等てはないという声を聞きます。いわゆるステイヤー系が不利だというのです。

しかし、八〇〇メートルぐらいの能力試験で、一定のタイムが出せない競走馬でしたら、将来見込みがないということです。普通の能力がある馬でしたら、八〇〇メートルでも一〇〇〇メートルでも早いタイム、一定の走破タイムは出せるものです」

(同上より)

たまに、夏競馬の札幌・函館の芝1200mデビューした馬がコーナー4つに距離延長して走ったりする馬がいますが(例えば、クロコスミア)、距離が伸びて良さそうな感じで走ってるのは確かです。

 

オグリキャップは笠松ダート800mの新馬戦で2着。マヤノトップガンの新馬戦は京都ダート1200mで5着。タニノギムレットの新馬戦は札幌ダート1000mで2着……。

 

さすがに中央競馬に800mの競走はないので、芝とダートで1200mを基本にするのがいいと思います。

 

それでなければ、新馬戦の馬券は売らない。平日に行う。など思いつきましたが、法律的に無理かな。

 

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馬主でもある、前川清さんが語る、JRA新馬戦「おーい、1頭牛が走ってるぞ」

 

この動画の中で純烈の酒井さんが地方競馬の馬主として初めて新馬戦を迎えると言うことで、新馬戦の出走について前川清さんが語ってるのですが、

 

「馬は走らないねぇ〜。メダカだよ、メダカ」

 

じゃないじゃない。

 

6分40秒あたりからの話。前川さんがスーツ決めて中央の新馬戦、馬主席へ。スタートして、

 

「おーい。誰か牛が1頭走ってるぞ! って言うんだもん」

 

このあたりから、大井競馬には(地方競馬には)能力試験があってと話が流れていきます(馬券好きには面白い動画なので是非ご覧ください)。

 

中央競馬の馬主でもある前川清さんが、JRAの新馬戦で感じてることと、大川慶次郎さんが本に書かれてたことの危惧は似てる感じがします。

 

作り話でもなく、大金を払い、多大なる時間かけて来た方の本音です。

 

半ば冗談でしょうけど「中央はいいや」みたいなことを言わせてしまうわけですからね……。

 

大川さんは他の本でも中央も能力試験したほうがいいと書かれてて、実際にJRAに掛け合ったこともあったそうです。私のような知名度もない人が書いても何もないと思いますが、変わってもらいたいところです。

 

以上、中央競馬も新馬戦出走馬に【能力試験した方がいいと大川慶次郎氏は書いてた】という話でした

 

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