2015年の夏競馬も終わり、函館競馬場、札幌競馬場また来年となりました。
藤田伸二ジョッキーの引退にはびっくりでありましたよ。ただ、競馬終わってから発表したほうがよかったと思うけど……(少なからず影響ありますよ、馬券買ってる人たちには)。
さてさて、笑福亭鶴瓶、有村架純、瑛太出演のJRAの2015年CM「秋編」が放送開始されました。
YouTubeで早速見てみました。
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CMの形は好みだけど、使われてる言葉は……
好みいろいろあると思いますが、競馬のCM、しんみりと心震える感じのが好きなので今回のCMみたいなのは、待ってましたという感じ。
最後のほうでオチをつけて……しんみり一辺倒になってないのは……(いや、なんでもない)。
ただ、CMの感じは好みですけど、使われてる言葉はちょっと。「努力を前面に押し出し、承認してほしい」。それを、「感謝でくるんで」、「力を見せてやる」みたいなセリフはいらないと思うんだけどなぁ。
JRAのCMで好きなのは「なかなか勝てない馬がいる(BGM・レミオロメン)」なのですが、そこで使われてる言葉はこんな感じ。
「なかなか勝てない馬がいる。
その馬のいいところは、
とにかくひたむきに走ること。
いつも、いつも、
あと一歩のところまで
追い込んでくる。
最後まであきらめないから
また好きになる。
「結果がすべてだ」
そう人は言うけれど、
あきらめないことは、
勝つことより難しいことを
私は知っている。
今日も、その馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まるで、自分に言っているみたいだ。
今日も
私の好きな馬が
走っています」
今回のCMと立ち位置が逆なんですよ。
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そう、立ち位置が逆。
なかなか勝てない、のほうは「試行錯誤を重ねた馬が力を発揮してる姿を見て、応援する側がそこから試行錯誤の欠片を見つけてる立ち位置」なんだけど(だから、人気がけっこうあるCMになってる)、今回のCMって「馬はこれをするために試行錯誤してるんですよ。それを見せてやる」ってあからさまに言っちゃってる立ち位置(主語を「ぼくたち」にしてるのはいいのかしらん?)。
もちろん、競走馬はでっかいレースを目指すわけだけれども、関係者はありとあらゆる手を尽くすわけだけれども、それを露骨に言わんでも……。
試行錯誤とか努力って、主張するものでなくって見つかってしまうものだと思うんです。
なんだか、今回のCM、音楽は好みなのに歌詞が「なんだそれー」みたいになってる感じ。
誰かの試行錯誤の欠片をみつけて、それを表現するのってなかなかできることじゃないんですけどね……。それも穏やかに。厳密に言えば、試行錯誤して力を発揮してる姿(表現してる姿)から欠片を見つけて、でしょうか。
(ただ、試行錯誤の方向性は間違えないように見定めないといけませんけど……)。
いっそのこと、「昔、こういうCMがありました」ってリメイクするのでもいいんじゃ? 語り手として、鶴瓶さんはうってつけでしょう?
以上、「JRA中央競馬2015CM「あなたの競馬が走り出す~秋編」放送開始。CMの感じは好みだけど…【有村架純・瑛太・笑福亭鶴瓶出演/BGM・いきものがかり】」でした。
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