
「競馬で負ける、負けすぎる。負け額が膨らむ。
競馬予想の勝つ準備と、負けた後の準備について、植島啓司『競馬の快楽』を参考に考えてみました」。
馬券で負けない方法や法則、理論を作るコツは、前持った用意にあるのではないか? 負けない買い方や賭け方から卒業していく準備。中央競馬(JRA)、地方競馬関係なく。
準備をしておけば、負けたときに学ぶ材料になり、どうして負けるのかを細かく精査する行動を取りやすくなる。競馬を見てて感情的に「取り返す、取り戻す」と思うブレーキにもなってくれる。負けまくりの坂道で引き返せる。
馬券の当たる確率も高くなり、データの見方も良くなっていく。回収率も上がる。的中率も上がる。そんな、有効性も生まれたりするのでは……。競馬予想のファクター、指数、パドック、追い切り、調教、レース映像、血統……などどれを選ぶにしても。確率やデータは使ってなんぼ。使ったときに意味を持つ=馬券を買うとき。
負けない人は負けない理由を築いてる。競馬の負ける割合、金額を減らして、勝ちを増やす仕組みを作ってる。負けにくい特徴がある。
競馬で借金。破産回避なは掛け金を授業料に考え得意レース作ること の別バージョン。
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目次
競馬で負ける、負けすぎる人よお待ちなされ
「確定までお待ちください。確定までお待ちください……」
「ああん? 待たなくっていいんだよ、競馬に負けたんだから。なんぼ負けたかな、記録かな」
「お持ちの勝馬……」
「おう、次のレースで取り返すからよ、じっくり勝ちを味わいながら確定を待ってやるよ……。今は負け犬ワンワンだけどよ」
「今の、最終レース」
「高知があるんだよ。高知競馬が。気持ちはカツオの叩きよ。負けないもん」
「キャラが統一されてない。ネット口座の有り金まで食べられてまう」
「俺は負け越しの金は持たない」
「それ、そもそもお金手元にない! 負けの累計、最高額が増えるだけ! 自慢にならない! 競馬に負けるとどうなるって、こうなるんだ」
負けることなしに……失敗なしに成功することは、そうそうない
「人生において、失敗しないで成功することは、ほとんど不可能である。ギャンブルの効用の一つに「負けることを教えてくれる」ということがある。そして、それによって他人の痛みもまたわかるのである」
植島啓司『競馬の快楽』(講談社現代新書)194pより。
そう。まさに。植島啓司さんのおっしゃる通りで。
勝つことに、負けたあとの準備あり。負けた時のスタンスの準備あり。仕組みあり。
競馬で負ける。負けすぎてる。法則や方法を無視して、お金を取り返す、取り戻すことに感情的になりすぎてるとき、負けたあとの準備がおろそかになって、勝てなくなる。負け額は大きくなる。さらに負け続ける。負けたら倍プッシュ。速度は上がっていく。そして、それは負け癖になる。負けて強しを良いように取る。
負けたことから勝てる材料を探そうという感情に切り替わらない。改善したいとも思わない。
負けたことから学ぶようにした人と、出来る限り自分が負けないところへ進む人では時間の経過と共につく力は違う。負けない方法や法則は自分の中に腑に落として作り上げるもの。負けたくないのならば……。
競馬に負けても楽しいのならそれはエンタメとして楽しんでるのである。
競馬の負けと関係ない人にも関係のある話
よく競馬の話をするととたんに嫌な顔をするひとたちがいて、それはそれでいいと思うけれど、嫌な顔する人たちも日々小さな賭けをして生きている。
予想をしている。
予想をして選択すれば少なからず「時間」を賭ける(言ってみれば「嫌な顔をするのも、予想した上での賭け」)。
時間を賭けた結果はいかがなものだろうか。
取捨選択はうまくいっているであろうか。負けから学べるような仕組みを作っているだろうか。
どうみても勝つという賭けしかしていないだろうか。どうみても勝つ賭けというのは、利益が薄い特徴があるのだけれど……。
競馬予想における、勝つ準備はできる。しかし、負ける準備はできない?
「誰でも勝つ準備はできている。だが、負ける準備は十分にできていないのだ」
植島啓司『競馬の快楽』(講談社現代新書)231pより。
あとがきに書かれた文章である。
この文章を最初に読んだとき、確か競馬をはじめて1年も経ってなかった頃だったはず。
そのとき「ほんとにそうだな、賭けてて負けることは考えない。ゆえに準備はできないのだ」と感じていた。
しかし、本当にそうなのだろうか。負ける準備はできないのだろうか。
そんなこと言ってると、アントニオ猪木さんに「出る前に負けること考えるバカいるかよ」って、言われそうだけど……。
ただ、馬券を買った人が馬に乗れるわけではないので、プロレスの勝ち負けの前提条件として違うところはある。
負けない買い方から卒業するヒントは「十分にできていない」
このところ、ブログに「指数を使って馬券を買ったことは1度もない」などを書いてて、そう考えた理由を探っていたのだけど、この植島さんの文章も関係がある。
確かに、勝つ前提、儲かるであろう前提で馬券を買う。負けるのに馬券は買わない。負けるであろう馬がいれば真っ先に消す。それが当たり前の思考回路だ。
しかし、競馬予想は馬券は「いつでも当たって、儲かっている」わけではない。
その次のレース、その次のレース、その次……と、その先々のことを考えた場合「負けたとしても学べる材料を仕込むこと」は可能ではないだろうか。
負けから学ぶための材料の仕込み。準備である。
ワタシハコウイウリユウデバケンヲカウノダ。を細かく記録しておく。
勝つと考え、競馬予想して、馬券を買う。しかし、レースで負ける。それだけの流れで終わらせず、先のレースで勝つ準備を強化するということである。レースは続くよどこまでも。
とすると、負ける準備を十分にすることはできなくっても方向性さえ間違っていなければ、学ぶ準備はできる。いわば、悔しい負け馬券は授業料の支払いである。負けからの切り替え。授業料を支払ってる間は大金を掛けないのがいいかと。ハナ差負けをハナ差勝ちに持っていく仕組み作り。
競馬初心者、ビギナーの方にほどこの話はお伝えしたい。
競馬で負けない。馬券で負けない。思考回路の記録は大事
行き当たりばったりで予想して馬券を買っていると、学ぶ準備、それができない。
負けたから取り返す、取り戻すという感じになっていると、勝ちを構築できない。まぐれを追いかけてしまう。つかめないものばかりを作り上げてもしょうがない。
だから、考えたのでしょう。
競馬予想において、指数を使っていては、大雑把に捕らえることはできても瑣末なところまでは手が届かないと。
瑣末さが馬券になるならない、言い換えれば勝つ・負けることに直結する着差に結びついてる。
植島さんが書かれた意味合いとは違う方向に行ってしまう話なのだけど、負けたとしても次よくなるための材料を仕込むことは可能である。
馬券で負けない方法や法則、理論などを強固に作り上げて行くコツは面倒さはつきまとう。
仕込む作業のことを「予想」と言い、その予想が細やかであれば(ただ印を付けるだけに終わっていなければ)、試行錯誤の質は上がる。
負けから学ぶことはできる。そのための準備はできる。
こう書いてて、けっこうワクワクしていたりするんですよ……。
繰り返し謎を解くことは楽しいものでありまして。
以上、競馬で負ける負けすぎる【負けない買い方から卒業には準備が必要】でした。
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