競馬予想のパドックは、ポイントや情報をレース映像・動画に比べて公平に見られると思う。馬体、首の動き、調子、発汗…
競馬予想におけるパドックは、競馬予想の仕上げ決め手という人も多い要素です。直前情報として見るポイントがあると。
パドックに人は集まります。そんな、競馬予想のパドック、馬体、首の動き、調子、発汗……と言った見るポイントや情報をレース映像・動画に比べて公平に見られるなぁと思ったのです。
レース映像・動画に比べて、パドックはじっくり馬を見られる場所だなと。
馬体、首の動き、調子、発汗……パドックでは確認可能です。ただし、パドックで競馬をしているわけではない。
競べ馬をしているわけではありません。だから、馬体、首の動き、調子、発汗…といったポイントや情報は走り去らないのです。その感覚も見るポイントだなと……。
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パドックを見るより、レース映像・動画重視とブログに書いたけど……
パドックよりもレース映像を重視して予想すると、以前ブログに書いたのですが、今、ちょっとだけ考えが変わりまして、パドックのデータを少しずつですが揃え始めています。
パドックは競馬予想のデータを作る上で必要ない要素ではありません。
どういう位置づけでパドックをとらえるかがポイントです。
JRAレーシングビュアーで、レース映像だけでなくパドックの映像も見られるんだよなと思いまして。
なるべく同じ状態になるような形でパドックにおける各馬の写真を揃えていけるなと(カメラワークでどうしてもうまくいかない馬も出て来ますけども……)。
とは言っても、基本的には以前ブログに書いた感覚と変わりません。競馬予想においてパドック党になろうとしているわけでもありません。自分の予想に活かせそうなところをパドックで見つけたもので、データ集めてみましょうかと。
そこで気付いたのですけども……。
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競馬予想において、パドックはレースに比べて、公平である
中山競馬場の芝2000m走るにしても、阪神競馬場の芝1600m走るにしても、実際のレースにはどうしたって有利不利があります。
競走馬の体力・気力。騎手の体力・気力を使いながらゴールを目指す。端的に見て、人間が感じてる有利不利が馬からすると逆になることもあります。
ところが、ところがです。
パドックにおいては、どうでしょう。パドックはスタートが同時でありませんし、馬は周回しているだけで競うことはまずありません。
入れ込んだりする馬、勢いありすぎて二人引きで大変な馬、もうオウチニカエリタイノという馬、いろいろパドックにいますが、競馬をしているわけではありません。
といいますより、競馬になりそうなことがあったら厩務員さんが押さえます。確実に。
ゆえに、パドックで見ることのできる情報はほぼ公平になります。馬体、首の動き、調子、発汗……といった情報やポイントをじっくり確認することが可能です。
どうぞ、これから走る馬の馬体を時間の許す限り見てくださいという場所がパドックです。
(人に感情が存在する限り、きっちりとした公平というのは無理ではあるのだけども、それはさておき……馬にも感情が……あるんだろうから……それもさておき)。
パドックで公平に見られる情報はレースに行くと別物になる。
レースは競馬、比べ馬をするわけですから、馬場、ペース、枠順、位置取りなど、有利不利のないままレースが進むことはない。アクシデントも起きる。
それを見る側は、パドックに比べて公平に見ることはできません。レース映像である程度見られますし、パトロールビデオを使えば角度が違うので確認できるパーセンテージは増えますが、いかんせん走ってる馬です。
パドックのように見る側にあわせてくれることはありません。
面倒だけど、レース映像を見たとき合わせるのは見る側ということになります。パドックとは逆の立ち位置になる。いかんせん競馬をしている側はメシ食べるためにフル稼働している側面もありますから……(なので、見る側が走る側にあわせていけばある種、公平になるんですが……それは面倒というわけです)。
考えまするに、競馬における相馬眼っていうのはあるんでしょうけど、レースで起こりうること、起こったこともかなり知っててできるものじゃないかと。
パドックを歩いている馬を見ただけで判断しているわけじゃないんだろうと思います。
パドックは、ほぼ公平に見られる情報を見られるからといっても、実際レースの場に行くとそんなもんじゃないよという話です(もちろん、当たっていることもあるけれど)。
これはパドックを見る上で頭に入れておいたほうがいいことでしょう(だから、競馬初心者に予想ファクターとしてパドックから入るのはおすすめできない)。
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新馬戦(+初出走)のパドックデータだけ取ることにした
パドックについてあれこれ書いてますが、パドックは馬体を知る上で大切な要素です。そこで、新馬戦と初出走のパドックデータを取っていくことにしました。
ただ、ちょこちょこ作業を初めてますが、気の長くなる作業なのでいつ終わるか……。
現3歳馬、2015年6月からの新馬戦にどういう馬体で出走して、1年ちょい、スーパー未勝利が終わるときまでにどういう結果になったのか。
芝で降ろされてたけど、次走ダートで走った馬がいたとして、馬体に共通点はないかデータを集めてみる。ダートから芝、距離延長、距離短縮。そこに、血統とレース映像の分析を加える。割と面白いことがわかりそうな気がしてます。
新馬戦対策にもなりそうですし。
馬体やパドックでの動きから条件変更を見立てられるようになると、レース映像における傾向とあわせたとき、自信につながるでしょう。
パドックで見てる部分は真ん中から後ろです。前は隠れてしまって見られないこともありますから。
データ揃えるのは手間かかりますけど、こういうのを誰かに変わってもらっても意味がないからなぁ……。あれこれ気付いて行く過程が重要なことなので、変わってもらって、はい、データだと意味がない……。
(2017.09.13リライト 新馬戦パドックデータはまだ手つかずのままです……。ただ、どうすればいいのかはわかってるのでやるだけではあるんだけど……)。
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以上、競馬予想のパドックは、ポイントや情報をレース映像・動画に比べて公平に見られると思う。馬体、首の動き、調子、発汗…という話でした。
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