漫才コント台本「相方はスコップ好き」【お笑いネタ】

モンブラン 移植スコップ ワイド 280

 

 

漫才台本、コント台本、ネタ台本「相方はスコップ好き」

コント、漫才台本、ネタ台本、お笑いテーマ「相方はスコップ好き」。

 

ボケ一人、ツッコミ一人、二人組、構成設定の漫才台本、コント台本、ネタ台本になります。2人にセリフをかき分けた形の構成設定な、お笑いネタのテーマ台本です。

 

物を使わず漫才に、物を取り入れてコントにできます。お笑い芸人さんのテーマに合わせて、一人漫才、一人コントにも応用可能です。基本はボケ一人、ツッコミ一人の構成設定になります(ボケがツッコミに少々入るセリフ部分もありますし、ツッコミがボケにほんのり回る部分なセリフもあります)。

 

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フリーのオリジナルなネタ

フリーのオリジナルネタなコント漫才台本です。

 

漫才の台本であり、コントの台本であり、漫才のネタであり、コントのネタでございます(まわりくどいぞ!)。

 

フリーな漫才の台本ネタ、コントの台本ネタでありますが、適当な作り方、作成をしているわけではありません。

 

面白い漫才台本、面白いコント台本になるよう、ネタ作り、作り方、作成ができるよう、放送の終わった砂嵐を面白い、面白いと書き起こし、文字起こししながらネタ作りしました(砂嵐の書き起こしって、エスパーかよ。面白いかよ。とんな作り方だよ! 砂嵐書き起こしても、文字起こししても‘シャー’だろ。どんな作成方法でもシャーだろ。ギャグかよ、シャーシャーシャー。シャーな書き起こし台本ってなんだよ!  ボケもツッコミもシャーシャー言ってるだけだろ。ギャグな作り方かよ。エスパーギャグかよ。面白いかよ! 砂嵐って漫才師? 力士? お笑い芸人?←自分でボケて自分でツッコミまくるのは意外としんどいものです。何やってんだか。ふうっ。でも、こう言うボケとツッコミの行ったり来たりを繰り返した漫才台本、コント台本、ネタです。頭んなかでボケとツッコミが走り出しちゃうんです←大丈夫?)。

 

※コント台本、漫才台本、ネタ台本を使ってみようと思われた方々へ(台本はオリジナル、フリー、無料ですが、ご覧ください)

 

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漫才のコツ? 書き方? コントのコツに書き方?

漫才やコントのコツや台本の書き方、考え方を知って、勉強して台本書いてるわけではないのです。漫才やコント台本の書き方を習うより、気づくとボケ一人、ツッコミ一人いる漫才と言いますか、コントと言いますか、やりとりが始まってしまうので、こりゃ勿体無いと書き取っていてるのをある程度の長さの台本、ネタにして見たもの。

 

漫才やコントの台本やネタを売るというよりも、面白い漫才コントにするためのお題、題材にして欲しいという感じです(間接的にネタ売るみたいなものだろって? 売るというか原稿見せるというか、ネタを売るというか、文章さらすというか。って、文章さらすってなんだよ)。

 

漫才の台本、コントの台本の募集、コンクールに応募

漫才台本、コント台本の募集、コンクールなどに応募して、作家になりたいわけではないのですが、思いついて、ボケてツッコミ入れてネタ化して原稿、いや、文章書いてしまったもので。

 

これは、ブログのネタにしようと…文章いくらでも書けるかも(いや、台本の募集、コンクール、作家に興味がないわけではないです。文章書くの好きですし。原稿って響きが素敵。台本の募集やコンクール、たくさんあるわけではないのは知ってます。作家という肩書きはなんとも小っ恥ずかしいなぁと思うもので。ただ、原稿って言葉が素敵←作家になってから言いなさい)。

 

設定をセリフを思いついてしまったら書くっきゃない。メモ魔なので走り書きがたくさん。作る作る、作るのです。ネタの断片がある。漫才台本、コント台本作るのです。嗚呼、設定にセリフ集めて漫才台本にコントの台本を書いてしまいましたとさ。

 

つかみはそれでいいのかと思いつつ、技法、技術もないし、芸人ではないのでネタ作りという感じはないですが、頭ん中で勝手に話が進むもので。つかみもそれでいいと漫才台本、コント台本作る。つかみであれなんであれ、思い浮かんだセリフ書き留めないともったいないですから(下世話)。つかみだけに掴むって(退場)。

 

馬券買うお金ください(だから、下世話。無料って言ってなかったっけ?)。

 

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コント台本、漫才台本、ネタ台本。お笑い芸人の方、YouTube動画

漫才台本、コント台本、ネタ台本、お笑い芸人さん、漫才師さん、声優さん、俳優さん、いかがでしょうか?

 

ボケの方、ツッコミの方、そうじゃない方、いかがでしょうか(そうじゃない方?)。お笑い芸人さんや漫才師さんの練習にもどうぞ。声優さんや俳優さんの発声練習にも。

 

演劇、webラジオ番組、YouTube動画、ポッドキャスト用、ライブ、舞台用、テレビ、宴会、忘年会、結婚式の余興などにも、漫才コントのネタ台本いかがでしょうか。

 

短い演劇、ライブ、YouTube動画向きに、漫才台本、コント台本、アレンジしてくださって構いません。舞台やライブ、演劇、宴会に忘年会、結婚式の余興などに使われましたらお知らせください。とっても喜びます。

 

文化祭、部活、飲み会ネタに(文化祭の出し物や部活の演劇でネタに困った時は、ぜひどうぞ。この際も文化祭や部活で「こんな感じで出し物の中で使いました」という話が聞けると嬉しいです)。

 

ネタ作りの参考に。うまいこと漫才コントネタの提供できれば幸い。自分はYouTube動画向きじゃないので、是非ともどなたかYouTube動画へどうぞ投稿を。投稿されました、漫才、コントのYouTube動画こっそり夜見ますので(堂々とみろー)。

 

ワタクシ、漫才コンビでもなく、相方いませんが、相方募集もしてませんが、漫才とコントのネタ作ってる方です。ネタ作りな人です(なんのこっちゃい。一人で漫才コンビやってるようなものですよ。一人で漫才コンビか。切なくなってきた。相方いるのかこれ? YouTube動画に出る? いやいやいやいや、ボケた瞬間にフリーズするわ)。

 

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時間はおおよそ5分程度の短いもの(ショートコントの部類?)

書きました漫才台本、コント台本のネタ時間は、ボケてツッコミ入れて、ボケてツッコミ入れて、5分程度の短い台本です(ショートコント、簡単なコント、漫才にも)。

 

平均時間、5分程度。漫才コンビの方、子供、女性、幼稚園、高校生、中学生、小学生の方に。

 

芸人志望な方のお笑いの題材アイデア探しにも。短い、ショートコント、漫才なところから始めてみるのもいいかと思います。子供、女性、幼稚園、高校生、中学生、小学生の方のお試し、練習にも良いかと思います。コントであれ、漫才であれきっかけは必要です。ぜひ、どうぞ。

 

コント漫才のネタ台本、漫才の組み立て方、放送作家気分で

繰り返しになりますが、漫才やコントの台本の書き方や作り方、考え方を学んで書いているわけではなく、初心者も初心者の書いたものであります……。つまりますところ、カンで書いてます。ネタの入り方もカンです。

 

作り方のコツも知らず、雰囲気でお題を決め、雰囲気で書いて、フリをえーっと、放送作家の雰囲気でオチをつけております(いいかげんにしろー。ちゃんと作家になってからにしろー。放送作家の雰囲気って誰の真似してるんだー)。

 

うまいこと、漫才コント、オチ締められてるかしら。オチはあの終わり方いいのかしら。漫才やコントの終わり方というより、伏線回収できたところで終わりにしてるけれども。終わり方、アレでいいのかしら? 伏線回収できてるか?

 

漫才ネタの文章もカンです。ボケてツッコミ。ボケてツッコミでございます(いい加減にしなさーい)。

 

深くはやっていませんが、漫才コントのツッコミとボケの意味合いを分析、研究したり、ちょいどいい塩梅とは、なんだろうと考えるのは好きです。ボケとツッコミと意味を考えるのは面白いものです。漫才にも、コントにも、間の感覚の意味ってあるでしょうし。ネタによって意味合いは変わるものですし。

 

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好きなおすすめお笑い芸人さん、漫才師

【おすすめ】好きなお笑い芸人さん、漫才師さん→サンドウィッチマン、博多華丸大吉、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、タイムマシーン3号、銀シャリ、和牛……。

 

ネタを書き起こして、完コピすると面白い芸人さんばかり。ネタ書き起こして、完コピしたことないですけど、漫才ってほんと面白い。コントってほんと面白い。ネタってほんと面白い(完コピしたことないのかーっ。こらーっ)。

 

サンドウィッチマンの興奮してきたな漫才、コント。ネタの導入部の強烈な短縮芸。もう、タマゴサンド見て興奮するようになりましたからね、サンドウィッチマンすごい。シーチキンの缶詰見ただけで興奮するようにもなりましたから、サンドウィッチマンの貢献度高いですよ、台本書きながら暮石の方ご案内して、厨房の方振り返りつつ、プリーズヘルプミー、サンドウィッチマン(いい加減にしろ)。

 

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博多華丸・大吉さんも好きですし、チュートリアルのバーベキューの串に具材さしながら、チリンチリン探すネタ好きです(ネタ混ぜるな)。ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、タイムマシーン3号に銀シャリ、和牛、あと、ミキもいいですね。うん、銀シャリに和牛、ミキね、うん(繰り返すなってば)。

 

他にもジャンル問わず、好きな芸人さん、漫才師さんはたくさんいます。

 

コント台本、漫才台本、ネタ台本。お笑いテーマ「相方はスコップ好き」

このコント漫才台本テーマは「ビニール傘、プロデューサー、シャベル、相方、蒲田」という、お題、題材あたり(コメディギャグ台本。シャレジョーク台本)。

 

※コント漫才のネタ台本を使ってみようと思われた方々へ(台本はオリジナル、フリーですが、ご覧ください)

 

「最高に題材を面白くするのは、面白いコント漫才にするのは、すごい面白い傑作、名作にするのは、最強にするのは、最高なあなたの演技力、コツで!(ぼそっ……。最高に他力本願めっちゃええやん題材←どういう意味?)」。

 

オリジナルのフリー漫才のコント台本ですが、お題のセリフや設定を変えてもらっても、構いません。漫才コントネタのつかみもそれぞれ。

 

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ボケツッコミ一人構成設定。「相方はスコップ好き」どうぞ

A(ツッコミ)「どーも。◎○▲ですー」

B(ボケ)「はいはい、どーも」

A(ツッコミ)「さあ、今日もやってゆきますよー」

B(ボケ)「えー、今日は……、えー、つつがなく、小雨ぱらぱらって感じで終わりたいと思うんですけども」

A「そこは、晴天でいこうよ」

B「いやいやいや」

A「晴れでしょ!」

B「今日はね、気持ち小雨ぱらぱらですよ。小雨ぱらぱらをパートナーにして…今日は漫才、やって行きたいと思います。なお、本日、向上心はありません! 向上心のない漫才、ボケ担当です」

A「上げろ、モチベーション。立ち上がれ、漫才。あの、湿ったパートナーって、嫌だな。ネッ、晴れてゆきましょうよ(※その日の天候で言葉を付け加える)」

B「あのですね、残念なことに、さっき、傘借りちゃいました。小雨ぱらぱらをパートナーにして、浮気はできません。裏切りなんてとんでもない漫才」

A「いやいやいや、なんかの映画みたいなさ」

B「浮気・裏切り・面白くない。ゆえに、私は傘借りる」

A「なんだか、重い。わけわからん漫才になってる。あの、傘、借りたって?」

B「プロデューサーの傘」

A「断ったの?」

B「いや、まだ」

A「はっ?!」

B「今、ここで、これから、貸していただく宣言をしようかと」

A「やるべきこと、はしょりすぎでしょ。やってること、ポンコツすぎ」

 

B「プロデューサー、傘、借ります!(元気よく宣言)。今日は、そう言うキャラクターでーす」

A「いやいやいや……」

B「ワッタッチで開かないくらい錆びたら、返しますから!」

A「おいっ! 怒るだろっ! 言い方っ! 借りてるのに」

B「時間かかりますから!」

A「堂々と言うなーって!」

B「怒りませんよ」

A「勝手に借りておいて、使い物にならなくなったら返すとか……」

B「えっ、プロデューサーの趣味知らないの?」

A「はっ? 競馬じゃないの?」

B「ち、ちっがうよ」

A「え、何?」

B「錆栽培(嬉しそうに言う)。そして、シャッフル」

A「あのね、錆って、栽培するもんじゃないでしょ! それを、シャッフルしてどうすんの!」

 

B「(前の話をもう聞いていなく……)そう、そうだよ(Aの肩を軽く叩く)」

A「なんですか?」

B「思い出したよ。お前さ、欲しいって言ってただろ、ビニール傘」

A「誰が?」

B「い、いやお前がだよ、ワンタッチでどーんと開くビニール傘。プレゼントするよ」

A「言ってませんよ。傘はたくさん持ってますから……」

B「もう忘れたのかよ、七夕んとき、書いてたじゃん、短冊に」

A「はっ?」

 

B「ワタシニー ビニーィル カサ クサイ。クサイ ビニールカサ ウマイ」って」

A「はっ?」

B「5回も同じこと書いてただろ?」

A「書いてませんよ。なんですか、ビニール傘、うまいって」

B「ウマイウマイ。そんなにプレゼントして欲しかったのかって」

A「いやいや、食べられないでしょ?」

B「もうー、また、好物だろ」

A「あのね、ビニール傘食べたって人知ってる?」

B「いや、あなた……」

A「食べませんから」

B「おっかしいなぁ。確かに、短冊に人文字でポーズ決めて、書いてあったんだぜ。わーーーって」

 

A「(無視して・間)さっさと返してこいよ」

B「え゛っ、傘いらないの。困ったな」

A「困るのプロデューサーだろ」

B「大丈夫でしょ?」

A「はっ?」

B「あだ名、カッパだから」

A「お前な、キレるよープロデューサー」

B「大丈夫、大丈夫」

A「“ブチッ”って音、はっきりで聞こえるくらい響くよ。雷もびっくらこよ」

B「びっくらこ?」

A「もう、倉庫にあるいらない小道具、お前んちに、これでもかーーーって押し込みに来るよ。トイレとか風呂とかにぎっしり」

 

B「やったじゃん」

A「なんでだよっ!」

B「それ、俺にくれるってことでしょ?」

A「ま……、そういうことになる……」

 

B「やった、店はじめられんじゃん」

A「上昇志向、何回転してんだよ、こいつ。いきなりの向上心ありありキャラクター誕生」

B「三回転半!」

A「もっとしてんだろ。ポジティブ馬鹿! どうかしてるぜ」

 

B「押し込み商品、売れたら、また傘を勝手に借りていくので……」

A「おいおいっ! どう言う合図だよ」

B「また、押し込みに来てね~」

A「おいっ!」

B「プロデューサー錆っ!(手を振る)」

A「うおいっ! 呼び方! 表現! 言い換えろー」

B「プロデューサー錆って、すごいねぇ」

A「お前、請求書送られてくっからな。お前、ぜってぇ、送ってもらうからな」

B「何、いらついてるんですか……?」

A「すんげえ、値段だから。覚悟しておけよ」

B「すかーすかーすかー?」

A「マジで、すんげぇ値段だから」

B「えっ、すんげえ値段って、押し込んだ技が、プレミアムとか?」

A「はーっ? すんげえ値段、そこぉー!」

B「この、斜め45度の押し込みは滅多にしないんですーみたいな」

A「馬鹿かよ」

B「横四方固めからの、かっぱーな押し込みもレアでして、すんげぇ高いんですよ、みたいな」

A「馬鹿かよ」

 

B「なっはっははっ(から笑い)」

A「……何が面白いの?」

B「押し込みの達人……プロデューサー錆」

A「……」

B「またの名を、サビサビカッパー」

A「……」

B「情熱大陸もびっくりだぜ」

A「……」

B「錆さん……」

A「もう、名前えらい変わってますけどー」

B「第二ほりほり期の俺は完敗っす……」

A「ほりほり期って……」

B「仕事終わると、スコップ専門店に行って「いいの入りました?」って感じの。そんな時期じゃん、今。成長期としては終わりにさしかかってるけど」

A「いや、もう成長期終わってるだろ」

B「まだ、サビデューサーのレベルにない……」

A「そもそも、スコップ専門店って何?」
B「ありとあらゆるスコップが揃ってるお店で、スコップじいさんが店長で……」

A「それ、あの、スプーンおばさんとかのまがいものじゃなくって?」

B「いやいやいや、君ーっ、失礼だな、スコップじいさんのほうが先なの」

A「聞いたことないぞ」

B「知らない? 蒲田のスコップじいさん」

A「知りませんねぇ」

B「別名・スコップホルムって言われてんだから」

A「それ言うなら、ストックホルムでしょ?」

B「スコップ三味線得意も得意」

A「スコップ三味線? って?」

B「もう、ロックロックよ。スコップロック、スコップブルース……(噛み締める感)。今度バンド組むっておじさん言ってたなぁ……」

A「はあ……」

B「もうね、スコップの柄の修理交換ならまかせてって感じの曲ですよ」

A「まあ、雪かきとか園芸とか、使い過ぎで柄が折れることもあるでしょうから、それは需要ありそうですけど……、曲?」

 

B「そうそう。新商品の電動スコップ、あの発売は感動したね。もう、すげぇんだから。蒲田で売り切れだぜ」

A「それはもしかして、電動自転車みたいなもん? 雪かきのとき大活躍みたいな……」

B「で、電動自転車? 大活躍?」

A「いや、ほら、力を補佐します的な」

B「いやいやいや」

A「違うんだ」

B「電動で、ずっと震えててね、掘った土、ぜーんぶ落としちゃう(ジェスチャーつき)」

A「落としちゃ、駄目じゃん」

B「画期的なのは、いっくらでも掘れるようになったこと」

A「いや、まあ」

B「山を作らない。ほってもほっても、掘れる。もう、画期的。地面、そのまま」

A「だから、スコップの価値なくなってるし……」

B「掘っても、掘っても、地面、そのままなんだなー」

A「需要ないでしょ」

B「あはははっ、お値段のほうは、そのままにはならないんですけど」

A「需要ないからだろ」

B「地面、そのまま。お値段ちょい高。地球に優しい、スコップ、スコッパー、スコッペスト!」
A「なにそれ、意味わっかんねぇよ」

B「うふふふ」

A「なんだよ、スコッパーって」

B「ふふっ、それは……(にゃっとして)。楽屋帰ってからなっ。ここじゃ言うの恥ずかしいよ。スコッパーだから、ははっ」

A「気持ちわるっ」

B「掘り放題! 第二ほりほり期にうってつけの新商品、電動スコップ!」

A「……」

 

B「それにな、電動スコップ、略して、デンスコデンスコのおかげで、社会問題を解決したんだぞ」

A「社会問題? またうっすーい問題、解決したんでしょ?」

B「いや、大問題の解決! 落とし穴不安シンドロームだ!」

A「なんだよ、落とし穴不安シンドロームって」

B「説明しましょう」

A「ええ……」

B「落とし穴掘りまくるこの現代社会……」

A「ちょっと待って。落とし穴掘る?」

B「いや、掘るでしょ? ブームでしょ? この前特番やったでしょ?」

A「はぁ……、やってたことにしましょうか……」

B「それでね、掘っても、穴埋めないから、みんな」

A「はぁ……」

B「まったく、穴掘り跡を濁さずって知らないのかな」

A「使い方、間違ってますけど……」

B「それ、社会問題になってたんだよ。知らない? 国会でも取り上げられたんだぜ」

A「まーったく知らないですね」

B「デンスコデンスコのおかげで、落とし穴掘れなくなるから、落ちることもなくなる。めでたしめでたし」

A「以上、でっちあげの話のコーナーでしたー」

B「本当の話ダーーーー!」

A「あの、スコップに詳しいようだからお尋ねしますけど……」
B「はい。スコップ事情にはそれなりに精通してますから、特に蒲田のスコップ事情に……、どうぞどうぞ。遠慮なく」

A「あの、シャベルってあるでしょ?」

B「はいはい、シャベル。今、しゃべるよー。しゃべってるよー。私」

A「ええ、間違いなくしゃべってます。あのですね、シャベルとスコップの違いって、なんなの?」

B「(テンションあがって)おおおおっうっふふふ! 素晴しい質問だね。しゃっべっちゃうね」

A「はぁ……。そんなにテンションの上がること言ったか?」

B「よく訊いてくれました!」

A「んー」

B「私の長年の研究の成果が!」

A「いや、そんなおおげさなことじゃないと……」

 

B「世紀の大発見。ご説明しましょう。(ジェスチャー)右手で持つとスコップ。左手で持つとシャベルになります」

A「嘘つけっ! 完璧に嘘だろ!」

B「じゃあ……」

A「じゃあ、ってね」

B「家の庭、あのガーデニングっていうの? そんときに使うとスコップになり、畑仕事で耕すのにおばちゃんが使うとシャベルになります。素材はステンレス製だぞー」

A「どっちも土掘ってるだけじゃん!」

B「おばちゃん、おじちゃんにチタン製のスコップかってぇ〜ってねだってるの」

A「どうでもいいよ!」

B「じゃあじゃあ……」

A「Wikipediaに載ってるのでいいから……。ウィキ……」

B「(割り込んでくる)寡黙なのはスコップくん。おしゃべりなの、シャベルくん〜。南南東の土掘るの大好き」

A「駄洒落じゃねーか。それに、南南東の土掘るってなんだよっ」

B「ほんなぁら〜」

A「もう適当だろ!」

B「子どもが公園の砂場で遊んでいるときの名前は、スコップ。プラスチック製だよ〜。まあ、おもちゃですけども」

A「はぁ……。まともだな……」

B「山とか川とか、熊とかを作っているんだねぇ~」

A「熊っ?」

B「その子どもが、幼稚園に行って、砂場でみきちゃんと一緒に遊んでいるときの名前は、シャベル」

A「みきちゃんって、誰? しかも、話ややこしくなってるから!」

B「プリンの空き容器を使って、お城とか、川とか、熊を作っているんだねぇ……。もう、熊手、熊手〜」

A「もう、熊のくだりはつっこまなくっていいかな……」

 

B「もう、このこのー」

A「何!」

B「興味もったんだろ、スコップに!」

A「そんなことないですけど!」

B「一緒にほりほりしようぜー!」

A「なんなんだよ、気持ち悪い」

B「一緒にホーリングしようぜ!」

A「とっても嫌ですけどぉ! それに、ホーリングって!」

 

B「何言ってるんだよ、掘ることの進行形じゃないか!」

A「いや、たぶん間違ってると思いますけど……」

B「海岸で、トゥギャザーホーリング!」

A「それ、潮干狩りのことだろ」

B「ノーノーノー。潮干狩りは貝を取りますけど、ホーリングはなにも取ったりしないんだぜ……(ふっ……)」

A「何かっこよく言ってんだよ」

B「ホーリングは心優しき、地球ならし、さ……(ふっ……)」

A「なんかさ、だんだん美化していってない?」

 

B「(急に慌てて)あっ、ごめん、俺、もう、蒲田行かないと。いや、スコップホルム!」

A「はっ? あなた、まだ仕事! 漫才してっ!」

B「デンスコデンスコの展示会があるんだ!」

A「後にしなさいよー」

B「あっ、そうだ! 傘、いらないんなら、返しておいてー」

A「このっ、馬鹿野郎ー、相方変えるぞー」

 

ーーーーどうもありがとうごさいました。

 

以上、漫才コント台本「相方はスコップ好き」【お笑いネタ】でした。

 

コント55号のなんでそうなるの? DVD-BOX

 

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