
「植草甚一スクラップ・ブック展を観に世田谷文学館へ」。
世田谷文学館にて、2015年4月25日(土)〜7月5日(日)まで行われています、「植草甚一スクラップ・ブック展」に行ってきました。
文学館に来るのは、星新一の展示のとき以来かな。
世田谷文学館へウチから行くのには、千歳烏山から行くのが楽なので、松屋でいつものカルビ定食+生卵を食べ、テクテク向かう。
地図みてるときは気づかないもんなのですが、烏山から文学館へ抜けるルート、細い道がくねくねしてて、その上、車の通りもあるので気にしながらの道中。高級外車がエラソーにおばあちゃんにクラクション鳴らしてましたな……。
それにしても暑い日でした。
目次
- 植草甚一スクラップブック展感想。名言にしびれまくる。世田谷文学館
- 植草甚一スクラップ・ブック展・感想。植草甚一、字きれいだわ……。
- 植草甚一スクラップ・ブック展そのものだなぁと。名言だなぁと
- 植草甚一すごいな。読書って、誰かがどうにかしてくれるものでは一切なく、自分でごりごり進めていかないといけないもの。
- えらい植草甚一の表現・名言に感激したのだけど……
- 買う、買う、買う。植草甚一は、買う、買う、買うの人
- 植草甚一が興味を持ってきたものに、今はそこまで引き寄せられないのは事実だけど
- 世田谷文学館で開催・植草甚一スクラップ・ブック展を見て来た。さりげない名言・感想・まとめ
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植草甚一スクラップブック展感想。名言にしびれまくる。世田谷文学館
植草甚一スクラップ・ブック展、世田谷文学館にお客さんポツポツ
始まったばかりの展示ですが、休日前のお昼過ぎということもあって、お客さんはぽつぽつ。
えーっと、30代(俺)、40代? 50代?
植草甚一スクラップ・ブック展・感想。植草甚一、字きれいだわ……。
植草甚一スクラップ・ブック展、見ててまず、いいなぁとなったのは、植草甚一が書いたノートでした。
植草甚一スクラップ・ブック展パンフレット、最初のほうに書かれてる「戦前のアメリカ小説覚書」。名言だ
「一冊でもよけいに外国の本をよんで、出来るだけ覚書をつくり、出来たら、いつかこれらを整理して、まとまったものにして残したいのが私の唯一の野心である」
(世田谷文学館資料目録3 植草甚一関連資料 4pより)
この文章、とにかくしびれるなぁ。うん、しびれる。さりげないけど、植草甚一の名言でしょう。
しかも、書いてある字、きれいだわ。
植草甚一スクラップ・ブック展そのものだなぁと。名言だなぁと
たくさんの表現に触れまくってメモをたくさん作り、蓄積したものを再構築しようと
植草甚一スクラップ・ブック展、のっけからこの展示だったもので、世田谷文学館、この先どうなるんだろうかと、私を追い越していかれたおっちゃんを探してしまった……。
植草甚一の名言だと思います
植草甚一の名言。少しでも少しでも知って、覚え書きを作るなぞ、今なら、ネットがあるからどうにでもなるだろうという言葉はあるでしょう。しかし、その作業をこなしていこうという気持ちは今でも変わりません。労力にしてもそう。
だって、本読むわけですから。読書するわけですから。
自分が心底知りたい、読みたい、欲しい情報が都合よく誰かが濃厚にまとめてくれていることはそうそうない。ならば、自分がコツコツ野心を持って作るしかない。
植草甚一すごいな。読書って、誰かがどうにかしてくれるものでは一切なく、自分でごりごり進めていかないといけないもの。
その上で、読みっぱなしにするわけでなく、覚書を作ろうってわけでしょ。植草甚一、すごいなぁ。
自分にも、競馬において覚え書き的なものを作ってるものがありまして、ものは違えどやってる人はいたわけだ。
植草甚一の名言、一冊でもよけいにがいい
この、「一冊でもよけいに……」っていうところがとてつもなくいい。
少しでも余計に、欲張って知りたいものがないとね。どこ行ってもつまらない顔してるだけになっちゃいますし。解きたい謎がないと、テンションもあがりません。
えらい植草甚一の表現・名言に感激したのだけど……
自分、植草甚一の本、そこまで読んでないんです。
映画、ジャズ、ミステリー……、どっちかと言うと、自分があまり接してこなかった世界のことを書いてる本が多くって。
興味はあるんですよ。競馬のこと書かれてたからなぁ……。
まぁ、されはさておき。
じゃあなんで、世田谷文学館まで見に来たのかってことですよ。
買う、買う、買う。植草甚一は、買う、買う、買うの人
映画もレコードも、本も雑誌も小物も……物を買わなきゃはじまらない。それが植草甚一という人だと自分はとらえてて。
植草さん、物をとにかくたくさん買う。それがイヤミじゃない。身につけてるものもおしゃれ。
買うことはネタを仕入れること。植草甚一の真似はしたい
買うことはネタを仕入れること、と言っていいでしょう。ネットでほいほい情報を手にするのとはちょいと違う。ここでも労力が違う。
そのネタを仕入れなければ、書く商売は始まらない。つまり……スタートは買い物から。
植草甚一が興味を持ってきたものに、今はそこまで引き寄せられないのは事実だけど
植草甚一が本屋、小物などを買うということに関しては別でありまして。自分が買うっていうときは、今興味のあるものを買う。買うことでネタを仕入れ、書くことが始まる。
そんな感じをどこかで真似てる部分はあるんだろう、というのを感じてて「行こう」となったわけです。
植草甚一の影響だと思う。本をたくさん買うの
たくさん物を買うことに躊躇しなくなったのは、植草甚一のおかげといっていい。
本とか、「こんなに買っていいものか」って思ってる時期ありましたもん(10うんねん前の話だけど)。
世田谷文学館で開催・植草甚一スクラップ・ブック展を見て来た。さりげない名言・感想・まとめ
受付のところで売ってた、パンフレットと「植草甚一の収集誌」を購入。
Tシャツも欲しかったけど、現状入るサイズがないので断念。無念……(ヤセロー)。
インプットして、アウトプット。頭の中に思い浮かんだことは外に書いて出す
ノートやメモ、原稿がたくさん置かれてましたけど、点数が膨大にあるっていうのは頭の中に浮かんだことをいかに外に出していたかってことになるんですよ。
頭の中に置き続けなかったんでしょうね。だから、いろいろと考えられる。
外に出したメモを見て先に進めれば、より濃くなる。
真似真似作り方、アイデア〜。手作りマネ、スク、ラップ〜。デザイン凝って。
スクラップブック買わないと。ダイソー、いやセリア、いやキャンドゥで売ってるかしら(ヲイ、100均のじゃなく無印かコクヨにしろ)。
表紙の素材は外れ馬券から。写真撮っておくか。競馬新聞添えて(やめろ)。デコですよ、デコ。ままっ、ルーズリーフまとめるんでも良いんですが。
以上、植草甚一スクラップブック展感想【名言にしびれまくる。世田谷文学館】という話でした。
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