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芝の競馬新馬戦。兄弟馬にダートに成績偏る血統で好走馬。種牡馬変わって走る可能性
芝の競馬、新馬戦。様々な種牡馬、産駒が新馬戦に出走して来ます。
芝の新馬戦、兄弟馬がいて「ダートに成績偏る血統傾向産駒で好走馬」がいる場合、ダートで走るんだろうから、芝の新馬戦は消しとすることはままあると思います。ところが、芝も走る種牡馬に変わって芝の新馬戦、走る可能性のある馬がいたりするので注意という話。万馬券にも?
新馬戦特有な荒れ方のひとつなんでしょう。母馬から生まれて来る馬たちの血統傾向の偏りはダートだけに偏ったり、芝だけに偏ったりしないんだなと。
種牡馬から受け継ぐものもあるわけで杓子定規に考えすぎると万馬券逃すなぁ……(当てるのは確率的に低い話だろうけど……)。
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芝の新馬戦、血統面で頭の隅においてたら、爆発的な大穴馬券が取れるかもしれない……
2016年8月7日、新潟競馬場6レース。2歳新馬戦。芝1400m。
1着・チシャーキャット(14番人気)。
2着・クリップスプリンガ(17番人気)。
3着・パルクリエール(6番人気)での決着。
単勝108.6倍→193.6倍→17.5倍ですから、まぁ、荒れました。
3連複、1124710円。3連単、4283130円。
どっひゃああです。新馬戦の荒れ方だなぁと思ったりもしますけど……。
6月から始まる新馬戦。荒れる、荒れやすい理由を角居勝彦調教師の連載、感性の法則から考える。馬を走らせる材料を仕入れられてないレース。
未勝利戦、馬券攻略のコツがうもれてる?2歳新馬戦の中距離。タメを作る場面が競馬であるかどうかが大切と角居調教師
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大穴だったなと、新馬戦の結果見て、血統欄、兄弟馬見てて、「あっ……」と思ったんです……。
チシャーキャット(メイショウボーラー産駒)の上は、キングノヨアケ(カネヒキリ産駒)です。
クリップスプリンガ(キングヘイロー産駒)の上は、コウザンヒキリ(カネヒキリ産駒)など、地方競馬で走った馬が勢揃い。
コウザンヒキリは芝を1度新馬戦で走り、ダートで2着1回でしたが、キングノヨアケはけっこう走ってます。コウザンヒキリの上も地方競馬での活躍ですから、芝を走ったことはありません。
問題は、父・カネヒキリです。やっとこさっとこ芝で3着内な馬も出てきましたが、種牡馬成績は圧倒的にダートです。
こういうダートに成績が偏りすぎてる父、産駒な馬が兄弟馬で走ってて、弟なり妹なりの父がダートに偏ってない場合(産駒成績として、芝もダートもこなす場合)、
「どうせ、ダートだろ」
と決めつけてしまうのは、ちょいと違うかなと。まてよ、3連複3連単の3列目には入れておいたほうがいい馬かもよ……というわけです。
「(芝の新馬戦の予想中……)んー、メイショウボーラー産駒? 上はダートで走ってるんでしょ、ああ、カネヒキリ産駒か、ダートだよ。キングヘイロー産駒? 上はダートで走ってるんでしょ、ああ、カネヒキリ産駒か、ダートだよ」
結果・108.6倍→193.6倍、1着2着。ウルトラ荒れまくり。
新馬戦において相当レアなケースだと思われますが、うまいこと穴馬券を取るヒントではあると思います。シニスターミニスターとかもその手かと。コテコテダートな種牡馬は覚えてしまったほうがいいんでしょうね。
もちろん、新馬戦の予想においてパドック見たり、調教みたり、他の要素の確認も必要ですが……。
以上、芝の競馬予想、新馬戦。兄弟馬にダートに成績偏る血統傾向産駒で好走馬がいる場合、芝も走る種牡馬に変わって走る可能性があるので注意。万馬券にも?という話、でした。
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