ストリーミングサービスで音楽を聞き続ける不安と意味について。聴き放題で流行らない、反対とは思わないけど影響はある
音楽のストリーミングサービスが増えて、音楽を聞き続けるのは、聴き放題なストリーミングサービスでとなることに妙な不安があります。
音楽を所有せず、買うことをせずストリーミングサービスな聴き放題の形で聞く意味について。
ストリーミングサービスの音楽聴き放題が流行らない、反対とまでは思わないけど影響はあるんじゃないだろうか。
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「AWA」「LINE MUSIC」「Apple Music」「Spotify」「Google Play Music」。
音楽を聞くことはもちろんおすすめすることではあるのだけど……。CDを買うなりして所有した音楽はずっと聞ける可能性は高いけど、ストリーミングサービスが未来永劫続く保証はない。
音楽のストリーミングサービスが増えたのはいいのだけど……。聴き放題なのはいいんですが……。
「AWA」「LINE MUSIC」「Apple Music」「Spotify」「Google Play Music」。
音楽のストリーミングサービスが今年に入って、あっちこっちでサービスを提供するようになりました。これまた種類がいろいろとあります。
音楽のストリーミングサービスというのは、音楽の聞き放題サービスということです。価格や提供している音楽に特徴や差があったり、アプリに差があったり。
音楽のストリーミングサービス、使ってみようかなぁと思ったものの、今のところどのサービスも使っていない状態だったりします。
正直言いますと、無料、となっててもあまり気をひかれなかったのです。
聞き放題な音楽のストリーミングサービスが流行らない、反対とは思わないのですが、音楽を聞く側、音楽を制作する側に影響があると思うんです。
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音楽のストリーミングサービスを使おうと思わなかった、一番の要因は、これ。
「SVODはいつでも見られるため、擬似的な所有という感覚が出てくる。だが実際には、ある日突然、いままで見ていた映像が見られなくなる、ということがある。権利の契約が切れて配信されなくなったり、権利者が戦略的に「見られる期間を限定」したりするからだ。そもそもサービスがなくなれば見られなくなる」
西田宗千佳『ネットフリックスの時代』(講談社現代新書) 210ページより
SVODとは、ビデオ・オンデマンドサービスのこと。定額なり月々支払って見放題なサービス。
表現に接することができる権利を握ってるのは、サービスを提供している側なのです。CDなりDVDなり表現にお金を支払って手に入れてることとは意味合いが違う。
西田さんが書かれていることは、映像、動画の話ではあるものの、音楽にも同じことが起こらないとは言えない。ある日聞きたい音楽が聞けなくなるという不安があるということ。
そして、サービスがどこまで続くのか? という不安があります。
「そもそもサービスがなくなれば見られなくなる」
これ、恐ろしいことですよ。
CDを買って音楽を聞くということは、未来永劫とまではいかなくってもできるでしょうし、iTunesに入った音楽も同様にサービスうんぬんは考えなくても聞くことはできるでしょう(パソコンが壊れるみたいな形で聞けなくなるというのはあるけど、ストリーミングのサービスが提供されなくなることと違って限定的)。
ストリーミングサービスで嫌なのは、音楽の根っこを誰かにもたれているということなのです。
音楽を聞き放題にするというサービスはいいのですが、所有にどれだけ繋がるのかは謎です。音楽聞き放題に使う金額=月々音楽に支払う金額になるんじゃないか。
自分の手元に引き寄せられていない感じが嫌なのです。これは所有欲の問題でしょうけども……(って、ツタヤディスカスでレンタルたくさんしている自分が言うことでもないんだけど)。
あるひとつの表現があって、それに触れるための権限は自分が持っていたいということです。他人が聞ける聞けないの選択権を持っているのはちょっとなぁ……と。
だから、音楽を「日々聞き続ける道具」として、ストリーミングサービスを利用することはたぶんないんだろうなぁと。それがいまのところの結論ですね。
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iTunesは、自分にとってのストリーミングサービスを作るようなところがある
iTunesが登場した頃に考えてたことではなかったのですが、今考えるとiTunesにリッピングして曲数を増やしていったり、配信されている曲を購入してダウンロードするのは、
「自分にとっての具合のいいストリーミングサービスを作ること」
なんじゃないかと。
曲を揃えて行く手間はえらいかかりますけど、サービスが終了して聞けなくなるっていうのは、そうそうありません。
ハードディスクの機嫌が鍵ですが……。
iTunesに曲数が増えて行くのは楽しいです。
シャッフルして音楽聞いたときに新たな発見があったり。
しかし、ストリーミングサービスは曲が用意さてる感があるわけです。
この「用意されてる感」が音楽を聞いて知って行く上で興味を長続きさせなくなる効果がある気がしてならない。
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もし、音楽のストリーミングサービスを使うとしたら
とはいえ、音楽のストリーミングサービスにまったく使いどころがないというわけでもないでしょう。
高級なYouTube(音楽だけの)という感じでは使える気がしています。
音源を所有するために模索する装置として、音楽のストリーミングサービスを使うというわけです。類するものは、ラジオをはじめいくらでもあるわけですが……。
ん? 変わってますかね、私。
オカネカカルケド、イイノイイノ、ソレデイイノ。
なんといいましょうか、手間かけて表現を手に入れたことに関わるエピソードって大切なんですよ。その表現を語る上で。
ストリーミングサービスにこういう感じに思うのは、外にいるときに音楽を聞かなくなったことも影響しているんだろうなぁ。家の中でしか聞かないんです、音楽って。
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以上、ストリーミングサービスで音楽を聞き続ける不安と意味について。聴き放題で流行らない、反対とは思わないけど影響はあるいう話でした。