「6月から競馬は新馬戦が始まります。競馬は新馬戦から始まるもの。新馬戦、ちょいちょい荒れるレースがある。
穴馬、大穴馬券が登場する」。
荒れるレースの馬券は是非とも予想して当てたい。荒れる競馬は、オッズがあってないようなオッズ意味だったということ。競馬のレースだったということ。
ただし、穴馬はいた。穴馬、穴馬券を予想できる人が少なかった。
新馬戦は荒れるレースがある。しかし、穴馬は確実にいて狙えたのか。見極める買い方ができるのか。
新馬戦、メイクデビューな競馬のレースと未勝利から重賞、G1までのレースでは荒れるレースの感覚、穴馬の狙いやすさは違うのか。
新馬戦、未勝利以後、どちらの穴馬の方が見極めた買い方をしやすいのか。競馬予想しやすいのか。
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目次
荒れるレースになるコース、見極め、条件
荒れる競馬場のコースと話がなりますと、ある程度見極めた条件はあります。
内枠が不利なコース、外枠に距離ロスが発生しやすく不利になりやすいコース。枠順に応じて印の上げ下げは可能になります。
前走で有利さをフルに使った馬が今回不利な枠に入った。
これは中央競馬(東京・中山・阪神・京都・中京・新潟・小倉・福島・函館・札幌)、
地方競馬(大井・川崎・船橋・浦和・門別・園田・姫路・笠松・名古屋・金沢・盛岡・水沢・高知・佐賀)ともよくある荒れる競馬なレースのパターン(帯広ばんえい競馬は違う)。
何を有利と見て、何を不利と見極めるかは特徴はそれぞれ。
当てはまらない確率はあるものの、見極め条件の一つとして、中央にある芝スタートのダートコースの内枠外枠の出し入れで荒れるレースがある。今日でもこれは馬柱で見つけられる。
最終12レースが荒れるのは馬券を買う人の心理、メンタルが絡み合ってる説はよく言われますが、これはけっこううなづける話です。
オケラ街道は歩きたくない(ウチの親父は夜勤明け中山競馬場へ行き、競馬新聞買い、ベンチか芝生でごろっとしてたら寝てしまい最終12レースが終わった頃、起床なさった武勇伝がございます。その血統な私はどうなる?)。
そのほか、見分け方として、ローカル開催、馬場状態、代替開催、順延、延期、雪、夏競馬、ハンデ戦、障害戦、台風、少頭数、開幕週、大雨、雨天で不良馬場あたりが荒れる競馬と語られるでしょうか。短距離、長距離の行った行ったも同様。
ただ、新馬戦に地方競馬の能力検定を除いて前走はない。
馬を走らせる傾向や理由、要素を仕入れられてないレースが新馬戦
角居勝彦調教師の連載、感性の法則を読んでて、新馬戦が荒れやすい理由はこれだろうなと感じた文章がありました。
新馬戦の穴馬の誕生、穴馬券には荒れるレースになると見極めづらい買い方になる要素があったのです。
新馬戦が荒れる傾向や理由……荒れる競馬になる要素。思わぬ穴馬が走る現象。
それは、調教師や騎手にとって、新馬戦は馬を走らせる材料を仕入れられてないレースだということ。馬を走らせる傾向や理由、要素を仕入れられてないレース。
だから、条件に合わないオッズな人気馬がいて凡走する。荒れる、荒れやすい新馬戦……。
荒れる競馬のレースになりやすい新馬戦。しかし、穴馬を見極めた馬券の買い方はしづらい。詳しく見ていきます。
週刊ポストで角居勝彦調教師の連載、スタート
週刊ポスト2015.10.30号を読んでいましたところ、角居勝彦調教師の新連載を見つけました。
毎週買う雑誌である、週刊ポストに興味ある連載が増えるのは良いことであります。
角居調教師は著書もあって、競馬のことを書く仕事もなされているのですが、リアルタイムで連載が読めるとは嬉しい限りで。
角居勝彦調教師、厩舎の成績もすごいですから、期待の連載です。
新馬戦、荒れるレースになる、穴馬誕生の理由
角居勝彦調教師の連載、初回は2ページ掲載。通常は、1ページで掲載とのこと。
今回のタイトルは、「夏を越した馬たちは」〜秋華賞・菊花賞。
一見、新馬戦のしの字もないように思えるんですが……。荒れるレースも穴馬も見極める必要のない内容に思えるんですが、読んでくとそうでもない。新馬戦が荒れるレースになる、穴馬誕生の理由のヒントが書かれてた。
「1か月半から2か月に3回走らせて放牧に出す、これが無理のない使い方ですね。もっとコンスタントに走らせろという声もありますが、競馬では馬に相当に負荷がかかるので、特に春の無理強いは禁物です。
最初の競馬で、体調とメンタル面での問題点が見えてきます。それを2走目に調整していく。このとき、まだまだ心身の状態が噛み合っていないことが多い。さらに問題点を調整して、3回目の競馬でピタリと合う場合もある。まだまだというケースもあります。馬によってそれぞれです。
夏場に走るのは、春に無理をしていない馬。春の競馬での疲労を一度リフレッシュした馬が走ります。疲れたら休ませる。しっかりと休ませることが大事。春から夏は、馬が少しずつ成長していくわけです」
週刊ポスト2015.10.30号 82p 角居勝彦「感性の法則」より。
「最初の競馬で、体調とメンタル面での問題点が見えてきます」。
さらっと角居調教師書かれていますが、自分はどきっとしました。
最初の競馬というのは新馬戦のことでしょう。夏競馬の初めからスタートする新馬戦。デビュー戦。
新馬戦、レースを走らせて解ることがあるということです。
レースを新馬戦で走らせてみて、より走らせる材料が手に入ると書かれてる。そういう中で新馬戦の競馬予想して馬券を買ってる。
んんっ? 恐いよ。
競馬の怖さ。競馬の怖いな〜。怖いなぁ〜。
新馬戦が荒れるレースになる理由が書かれてるのでは?
新馬戦に穴馬が生まれる理由が書かれているのでは?
新馬戦の馬券を競馬予想して買うとき、見極めた買い方をするにしてもどこか走らせる側と見解が違うところが色濃く存在する?
調教をたくさん積んだ、坂路で良時計、良血だ、リーディング上位の騎手が乗る、馬主は、生産牧場だ、なんて人気になりそうな要素があっても、馬場を駆けて競馬をしてみなれけば解らないことがある、それが新馬戦。
調教師が「こう走らせるといい」と判断できる材料を仕入れられてないレースなんですね。
手探りでスタート切られる。
ゆえに、荒れる要素、荒れやすい要素がたっぷりあるというわけです。血統傾向から外れる馬が3着に来たり(こてこてのダート血統が芝で走ったり)。逃げに逃げた馬が残って大穴になったり。
新馬戦のレースにドスローなレースが多いのも、競走馬の様子を伺うために騎手が慎重になってるからとも言えるでしょう。
(次走のために材料を仕入れるペースとも、口悪く言えば言える。ドスローペースを後方から追い込む競馬を新馬戦ですれば、どれたけ脚がたまって使えるかのデータは手に入るわけで)
(追い込んで上がりあっても届かずな馬がいた新馬戦のレースで逃げた馬、先行した馬が残って穴馬になる。アーモンドアイの新馬戦はソレでしょう。または、リアアメリアの新馬戦も逃げ馬は負けたものの5番人気で2着)。
ここまで考えてしまうと、新馬戦を競馬予想するのはつらい感覚なレースになってしまう。当てるぞと見極めた馬券の買い方をするのは辛くなる。
調教師や騎手同様、馬券を当てるための材料が少ないからです。
ですが、馬券は売られます。
荒れるレースになりやすい要素があるからと言って、馬券を買う側に何かハンデがあるわけではありません(馬券が当たって、払い戻しにプラスアルファがあったりすることはあるけど……)。
「調教の数字のいい馬を買えば、新馬戦は当たる」みたいなことは、競馬本に書かれていたりする。
しかし、その当たるということも「調教師や騎手が、馬をどう走らせればいいか材料を仕入れられてない」ところから生まれる部分もあるでしょう。
新馬戦で生まれた「穴馬」と、そのほかのレースで生まれた「穴馬」は別ものと言ってもいいわけです。見極めた馬券の買い方ができるか、しやすいかの差で。
初出走の馬はいささかその感覚は薄れますが……。
穴馬狙いは新馬戦以外がいい。1度走っていると精査する材料が極端に増える
1度レースを走った馬から、仕入れられた情報を元に積み重ねて来た調教の技量を使い、馬が走れる体勢を整えていくという話を角居調教師は書かれているのだと思います。
レース映像も使われているでしょう。
穴馬、穴馬券を確実に狙うので荒れば、新馬戦以外がいい。
馬を走らせる側の意識と馬券を買う側の意識も似たような話でしょう。
1度レースを競走馬が走ると馬場、時計、ラップ、テンの脚、上がりの脚、クセ、スタートの反応、仕掛けの反応……など予想する材料はどっかーんと増えます。
つかみどころのなさが減るんですね。見極めた馬券の買い方ができるようになる。当然、美味しい穴馬もそうなる。
そうそういないでしょうけど、新馬戦を勝負レースにするのは相当なことです。
人気馬は別として、新馬戦のレースで妙味たっぷりな馬を本命にして勝負レース。
いや、私にはできません。レートを下げるレースでしょう。実際、新馬戦の掛け金はそうしてます。
調教師にしても馬券を買う側にしても、馬券の具合を判断する材料をいかに確保するのかが大事になる。
なんつったって、新馬戦より、ほかのレースのほうが多いんだから。
新馬戦を当てられる感覚で、ほかのレースも対応できるかというと、そうじゃないことが多い。自分の経験上そうだったなぁ。
なので、角居調教師の連載読んで、回収率や的中率を多くしようとしたときのことを考えたら……。どっちに比重を置くのが有利かというと……。なんてことを考えました。
以上、「競馬。荒れるレースの見極め、条件コースを角居調教師の話から考察」でした。
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