ダイワメジャー産駒、ヴェルメンティーノ。中京競馬場、ダート1800m
中京競馬場・ダート1800m。
逃げた、ダイワメジャー産駒、ヴェルメンティーノが6番人気2着。
前走で着差は0.1秒差だった馬と人気に差
前走、このレースで3着になったブロンクスシルバーと同じレースを走っていた、ヴェルメンティーノ。着差は0.1秒差しかなかったものの、ブロンクスは1番人気で、ヴェルメンのほうは6番人気に。斤量の差も加味してのものと思われるが、実際のレースでは0.4秒の差をつけてヴェルメンティーノが勝っている。
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人気の低い方が先着できたのかレース映像から探して見ます
ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノのほうが先着できた特徴はなんだったのか、馬券の当たる確率を上げる材料はないか、レース映像、血統面などを見てみます。
ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノ、中京競馬場(ダート1800m)2着
2014年12月13日(土)、中京競馬場2レース・3歳以上500万下(牝馬限定)・ダート1800m
レース結果は以下の通り
1着・ブラックタイド産駒・デルマハンニャ(和田正一郎厩舎・松山弘平騎手)・時計・1:56.5
2着・ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノ(高橋亮厩舎・△松若風馬騎手)
3着・クロフネ産駒・ブロンクスシルバー(吉田直弘厩舎・▲城戸義政騎手)
1番人気ブロンクスシルバーは3着。3番人気デルマハンニャが勝ち、逃げた6番人気ヴェルメンティーノが2着。
ヴェルメンティーノの複勝は300円。デルマハンニャとのワイドで、630円。
ヴェルメンティーノ、前走同じレース出走組が2頭いて、2着、3着
馬柱を見ますと、1番人気ブロンクスシルバーと前走一緒のヴェルメンティーノの着差は0.1秒。ヴェルメンティーノのほうは6番人気。
0.1秒の差なれど、ブロンクスシルバーは斤量53.0→51.0で2キロ減。
ヴェルメンティーノのほうは、51.0→52.0で1キロ増。
斤量差もオッズに加味されてた模様
1キロあたり、0.2秒の差とすると、0.6秒の差があると考えられる。とすると、1番人気と6番人気と差がつくのは致し方ないところか。
ところが、結果はヴェルメンティーノが0.4秒も差をつけて勝っている。
前走、この2頭に何があったのか、調べてみた。
ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノの血統特徴とは?
ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノの血統面。
父・ダイワメジャー
母父・Hussonet(Mr. Prospector×Raja Baba)
母母父・Worldwatch(Nijinsky×Raise a Native)
母母母父・Nobloys
母母母母父・Icecapade
Northern Dancer 4×5
Raise a Native 4×5
ダイワメジャー産駒・代表産駒
ダイワメジャー産駒の代表産駒は、
カレンブラックヒル・コパノリチャード・ダイワマッジョーレ・サンライズメジャー・メジャーエンブレム・レーヌミノル・ブルドッグボス・エピセアローム・オリービン・ソルヴェイグ・ダローネガなどなど。
母、ドメーヌからは活躍馬なし
ヴァインバッハ(牝・アグネスタキオン産駒)→地方競馬1勝。
Raja Baba 4×4・Raise a Native 4×5
レッドスピリッツ(牝・マンハッタンカフェ産駒)→中央1戦ののち、抹消
Raise a Native 4×5・Hoist the Flag 4×5
デルマキタロウ(牡・ダイワメジャー産駒)→中央ダート短距離2着1回、3着1回(芝→ダート替わり、単勝57.6倍)→地方競馬1勝。
Northern Dancer 4×5・Raise a Native 4×5
ガトーネグロ(牝・ネオユニヴァース産駒)→2歳馬。まだ、出走なし。
Raise a Native 4×5
母型の血統は、ダート色強し。ダイワメジャー産駒でもダートっぽさ強し?
牡馬牝馬の差はありますが、父が同じデルマキタロウを見ますと、母方はダート色が強い血と見てもよさそう。
ヴェルメンティーノ自身が新馬戦で京都ダート1400mを勝ち上がっているところからも、同様に。
ただ、成績を見てると中距離よりも、短距離かなと思ってしまうところ。
関連→ロージズインメイ産駒・カシノランド。京都競馬場・ダート1200m、10番人気3着。前走、外枠から外々走って直線で挟まれる不利な特徴→次走1番枠から
関連→メジロベイリー産駒・ケントヒーロー。福島競馬場、芝1200m、8番人気3着。前走の通過順位に謎ある特徴。今まで先行していた馬が追込みに?
関連→エイシンサンディ産駒・カスクストレングス。東京競馬場・芝1400m、12番人気2着。兄弟馬に父が同じ芝の活躍馬がいる特徴。ダート凡走→芝替わりで馬券に
ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノの前走(京都競馬場・ダート1800m)
2014年11月23日、京都競馬場6レース。3歳上500万下。ダート1800m。牝馬限定戦。良馬場。
鞍上は、△松若風馬。
レース映像、スタート。
ヴェルメンティーノは9番枠から、スタート
スタートして、前へ出してゆきます。
最内、メイショウクローバ、タガノバラード、外枠発走になったテイエムサンビカも前へ。
1コーナーに入ったところ。外からテイエムサンビカが、タガノバラードをかわして内へ入ってくる。
ヴェルメンティーノの前にも入ってくるのですが、その際、前との間隔があまりなく、松若騎手が手綱を引っ張ってるように見えるシーンがあります。
(ヴェルメンティーノの1頭外で交わされた、タガノバラードは次走逃げて1着。VTRにほとんど映ってないので判断できないが、テイエムサンビカが追い抜いてゆくときにスピードを削がれる不利があったのでは)。
3コーナーから、4コーナー、内に2頭いる外へ出す。
同じレースを走っていた、ブロンクスシルバーは、同じ位置にいるとき、4頭内にいる外を回ってくる形。スタートしてからは比較的内を走っていた。
ヴェルメンティーノ、直線ののび
ヴェルメンティーノは2番手。
追い出しはじめるものの、このレースの勝馬ウルティマミューズに交わされ、グッドタイムロールに交わされ、ゴール手前でブロンクスシルバーに交わされる。6着。
ゴールまでラスト200m付近。ブロンクスシルバーは猛然とムチを入れ追い込みまくって来る。ヴェルメンティーノはムチを入れつつ軽く追っている(先行していった馬ですから、余力もないでしょうし……)。
この2頭の着差は0.1秒。
今回の走り、2着(中京競馬場・ダート1800m)
中京競馬場、ダート1800m。3歳上500万下。牝馬限定戦。良馬場。鞍上は、引き続き△松若騎手。
ヴェルメンティーノは8番枠から。
逃げます。前走のような不利もなく、インコースへ。
前走とは違って、楽に1コーナーを曲がってゆきます。
直線向いて、先頭。
デルマハンニャに差されたものの、2着。後を離しました。
ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノ・前走一緒の馬が2着3着。まとめ
たかが0.1秒、されど0.1秒(なんのこっちゃい)。
追い抜いてゆく馬が内へ切れ込んでくるとき、後続の馬にどういう影響を与えたのか、よく見ておいたほうがいいですね。
追い抜いて行く馬の塩梅は、レース映像をグリグリに見ないとわからないことですが、馬券の回収率・的中率(当たる確率)を上げる要素にはなる。
クビ差だハナ差だという間で勝負が決まるわけですから、スピードを削がれる塩梅はとても気にしたいところ。
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以上、ダイワメジャー産駒・ヴェルメンティーノ。中京競馬場・ダート1800m。前走同じレースの馬が2着3着。人気ない馬が先着した理由と特徴は? という話でした。
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