競馬の実況音声はレース映像・動画を見てメモを取る際、消す話【テキスト化・書き起こし】
競馬のレース映像・動画はJRAのホームページで無料で見られるようになりました。いつでもどこでも、電波が届けば実況とともにレース映像は見られます。
競馬のレース映像を見て予想したり、メモを取ることに使える。音声も出せるのですが、レース映像や動画を見てメモを取る際、実況音声は消しています。
決して競馬実況のアナウンサーが嫌いというわけではなく、自分なりの判断でメモを取ることをする際、言葉が乗ってくると思考回路が喧嘩してしまうんです。何割かは大げさに書いてますが、実況音声切った方が具合良くメモを取ることができます。
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メモを取ることの重要さ。実況をテキスト化・書き起こしする重要さ
レース映像を見るだけでは駄目です。端的に言いまして力になりにくい。競馬を30年見たという人と、競馬を見て自分なりにメモを取ることを続けた人では考え方が違うでしょう(※方向性は大事だけども)。
競馬予想、復習・回顧にはメモが必要です。自分なりに、その時点でわかることを使って自分なりの実況メモを取る。テキスト化する。書き起こしする。見返せないと意味がない。
競馬のレースを見て、特徴・傾向は自分で見つけていくようにしないと予想する力はつかない。競馬予想には、復習・回顧は必要。メモを取ることが必要。競馬のレース実況を消すと言っても、音声が悪いわけではありません。レース動画を見て、競走馬や騎手の動作を言葉に置き換える際に言葉が通過すると上手いことテキスト化できないのです。そんな話を……。
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レース映像を見るだけでなく、メモを取ることこそ意味にある
競馬予想をする際、レース映像を見て、競走馬の走り方、騎手の動作、馬場の具合などをこれでもかと見ている時間が長いです。実況の音声を切るのは、自分なりに実況する感じにしたいからといえばいいでしょうか。
レース映像見るときは1頭の動きに集中します。なので、いわゆるレース実況的な目線はそこまで必要ないのです。もちろん、逃げ馬はペースを作りますから気にします。ゆったりマイペースで都合よく走ってれば「遅い」とこすりに出たり、まくって行ったりしますから、先頭で何が起きてるかには必ず注目します。
競馬のレースはJRAの中央競馬、地方競馬、海外競馬、ばんえい競馬まで決まってることがあります。ゴールに向かって力が働くことです。当たり前ですけども。なもので、前で走ってる馬のペースが何かの影響で遅くなった場合はその馬の列のリズム感が狂いますから、そこにも注目します。
レースが終わって、復習や回顧する際も同様の視点でレース映像をぐりぐりに見て「何か発見はないか」モードに。楽しくって仕方なくなりました。
細かく書くとキリがないので、詳しく知りたい方は、noteに書きました「レース映像を見て競馬予想するコツ〜馬券の的中率、回収率を上げる5つのポイント+α〜」をご覧ください。
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競馬のレース映像を見て、自分の実況メモを取ることで気づいた
「百聞は一見に如かず」という言葉があります。知らない人はいないでしょう。100回聞くよりも、1回見ちゃったほうが理解できるよ、そうあるヨ、という言葉です(適当説明)。
前からあまり好きになれない言葉でした。言いたいことはわかるのですが、どこがおざなりで腑に落ちない。それでいいのか感たっぷり。競馬のレース映像を見て、自分なりに実況的なメモを取ることで気づいたことですが……。
どうも調べますと「百聞は一見に如かず」には続きがあるそうで、そこまでの話を含めると多少の納得はあるものの、でもね……と。なんでも見たら確かなのかよと、見たらなんでも瞬時にして把握できるものかしらんと。100回「聞く」行為を凌駕するかしらん。
1回見て理解できるっていうのは、理解する側の知っていることが重要でさ……(って話はいいか)。
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競馬の実況を見た人・聞いた人はたくさんいる。メモを取るまでは?
「100回聞く」ことも、「1回見る」ことも、どちらといえば受動的なことです。もちろん、聞きに行く行動だったり、観に行く行動に能動的な側面はあるにしても、ほっておいても聞けるし、気張らなくっても見ることは可能でしょう。
競馬の実況を見た人、聞いた人はたくさんいる。しかし、メモを取ることを続けた人は少ない。流石に、JRAの重賞129レースの1着〜3着馬の前走レース内容をスタートからゴールまで細かく見てメモを取る、そしてブログに書くことまではしなくていいのですが。
妙な話、自分の意志のないところでも聞いてるし、見てるのです。音楽にしても風景にしても、自分の見たくないものを完全にシャットアウトして生きることは不可能でしょう。
「百聞は一見に如かず」という言葉に記録的概念、見返すことによっての理解、この視点はものの見事に欠けています。欠けているからこそ、アイデアが追い込める隙間がある。
競馬予想におけるレース映像を「見る」という言い方を考えたときに、ちょっと語弊があるなと感じまして、この記事書き始めたというわけです……。レース映像を「見る」行動に、プラスαがあってこそ意味を持つ。メモを取ることで意味を持つ。
……まあまあ、わざわざ瑣末なところに首やら足やらつっこまなくってもいいのだけど、こりゃ性分ってものでしょうがない。続けます。
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競馬のレース映像(動画)の実況音声は切って見る。メモを取る
競馬のレース映像・レース動画の実況音声を切って、該当馬1頭の走りに関するメモを取る。走っている、他馬と競り合っているシーンを「読む」。
「読む」行為は、見る行為も含みますが、自ら押し進めてゆかないといけません。朗読で耳から聞くことは可能でも、それを「読書」したとは言えない。読書を誰かに替わってもらうことはできません(誰かに300ページ読んでもらって、要約してもらうことは可能でも、それは「要約を読んでるだけ」です)。
きちんと、端から端までの時間経過を経験することは重要なことなのです。それは競馬のレースも同様。
読書してて書かれていることの2割くらいしかわからないことは、しょっちゅうあります。そうなるのは、書かれていることを理解するために知っていることが2割しかないからです。理解する、知っていることが増えれば5割6割と増えていくでしょう。知っていることを増やす効果・効用というのはとてもあります。
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「百聞は一見に如かず」に足らないのは「メモを取って=記録して読む」
「見る」行為に、文字を追っていく「読む」という行為が加わるだけでもうそれは能動的になる。「百聞は一見に如かず」にまず足らないのは、読むという概念です。見たものを自分なりにメモを取って、記録して読む。
競馬の場合、ありとあらゆる要素の結果が出るのはレースしかありません。データの根幹、データとして出来上がるのはレース以外にない。レースはスタートからゴールまでの「経過」が重要です。しかし、競馬のレースを読むというのは大変です。なにせ、読書とは違い、読む言葉がないのですから。
大げさにいえば、言語は自分で作るしかないのです。
競馬のレース映像は「実況を聞くこと」と「レース映像を見ること」ができます。レース実況があれば読む行為がわりになってくれそうというアイデアは思い浮かぶのですが、自分は実況を切って見ています。
これは、実況されてるアナウンサーが嫌いというわけではありません。
「今年もあなたの、そして私の夢が走ります」(杉本清)、「ライアン!」、「高低差200mの坂」(青嶋達也)、「ライアン!」、「世界のロォォォォォドヲッカナロアァ」(小林雅巳)、「ライアン!」。どれも好きだ……「ライアン!」は実況じゃなくって、願望だが……。そして、言ったのは競馬実況のアナウンサーじゃない大川慶次郎さんだ。
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レース映像を見てメモを取る際、自分の言語作成には、実況と喧嘩
競馬のレース映像を見ていく上で、自分の言語を作っていくのに実況の声を聞くことでひっかかりを作ってしまう。探しにくくなってしまう。メモを取る言葉がダブる、喧嘩すると言えばいいでしょうか。
レースで読みたい部分はそこではないと。自分に必要な、特徴や傾向は自分で見つけていくことがいいことに気付きまして。
そんなこともあってレース映像を見るとき、競馬実況の音声を切る。言葉で説明されたものを聞いていますと、説明されてることをクローズアップして見てしまおうとするもので……。実況されている馬以外のところに目が行きにくくなるんです(自分で見たい馬を見れなくなってしまう原因を作ってしまう)。
とはいえ、音楽はかけていたりしますが……(無音で再生されてゆく動画と、聞いてる音楽との関連性が薄いからできる。たまに、レース映像見てる間にファンファーレの音源が鳴ったりしてびっくりするけど)。
競馬のレース映像・動画で自分が読みたい部分というのは、自分で言語化していくのです。競走馬の動き、騎手の動作メモ大切。
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競馬のレース映像(動画)を見た上で「自分の実況を言語化」する必要性
競馬の実況を消してレース映像を流して見ていくわけですが、見っぱなしで本命を決めるとロクなことがありません。
「なんとなく、こう」という塩梅で予想すると、ほんとロクなことがない。反省、復習できる材料を作らない競馬予想ってヨロシクない。見返せる材料を作るのは、復習するための競馬新聞を作っているようなものです。
「見た」ことを「言葉」に置き換えておかないと、ロクなことがありません。競馬のレース映像を見て、自分の実況のメモを取る。つたない言葉でもいいのです。別の言い方をすると、見た上での記録をして判断材料を作るということです。
競馬のレース映像の動きを細かくメモを取る人はマレである
競馬のレース映像で起こったこと、動いたことを言葉にしてゆく。メモを取る。
例えば、スタートが「こんな感じ」だったというように言葉に置き換えてゆくということです。好きに表現すればいいわけです。
・スタート後、手綱をごしごし前へ。先行。
・スタート後、手綱をごしごし前へ。内枠から先行したものの、前が詰まってブレーキ。ついてない。
・スタート後、手綱はほとんど動かさず、先行。テン3ハロン早い。楽に前行ける脚。
・スタート後、手綱はほとんど動かさず、後方から。前目に行ける脚なし? そのため、どうしても外々回りになってしまう。
・スタート後、外の馬に寄られで手綱引く。前半ぎくしゃく。しかし直線そこそこの伸び。馬の癖でなく他馬にかけられた不利なので、次走注意。
などなど……。略してももちろん、OKでしょう。
もう、表現として、言葉としてあってなくてもいいから書いてゆく。自分、スタートして軽く出して行ったのをKDって略してます。軽く出してる時間が長いと、KDKDKDーってメモしたり。もう、KDDIかよって。
これを、競馬のレース映像は「見たまま、感じたままに、雰囲気を」……なんて、アイマイにやってると掴めるものも掴めないだろうなぁと考えたんです。嗚呼、細分化細分化、細分家。
言葉として感覚、感触を残していると、数が増えていったとき、ある条件で検索をかけられるような言葉が見つかったりするのです。そのためには、見て、記録しないといけない。
そうそう「レース映像の見方」なんて競馬本ありませんから、自分で作ればいいんです。「なければ作れば、ある」。おふくろの名言でございます。嗚呼、手前味噌、手前味噌。
競馬予想だけに限らないでしょうけど、見たことを言語化することでわかってゆくことってたくさんあるんだなと。手間はめっちゃかかりますけど、面白いものです。定点観測、大事。
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近藤真彦さんに山下達郎さんが、楽曲提供された際のメモを取る話
かつて、山下達郎さんが近藤真彦さんに楽曲提供(『ハイティーン・ブギ』)することになった際、マッチが歌っている音源を分析して「あいうえお〜と歌うときにどの音が得意か」ってノートをつけたんだそうです。メモを取ることを繰り返して、データをとことん取って作ったのだとか。
これは、聞くことを言語化したということになるでしょう。
たぶん、自分はそれをレース映像見ることに応用しただけだと思います。
以上、「競馬の実況音声はレース映像・動画を見てメモを取る際、消している話【テキスト化・書き起こし】」という話でした。
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