
「競馬の穴馬とは、オッズの真ん中から下で人気のない馬のこと。馬券の儲けがふんだんにある馬のことです。穴馬が走って、3着までに入ると嬉しくってしょうがない。当たる確率は高かった」。
嗚呼、競馬予想大好き。
穴馬の意味ある探し方や見つけ方はいくつかありますが、重要なのは、前もって激走パターン、共通点、バイアスや法則を調べ尽くしているかは大切でしょう。
実際、競馬新聞に目を通して行く際に気付ける情報や材料を日頃から仕入れられてるかどうかはとっても大きいコツです。データの見方に差がでる。わかりやすく言えば、ピンっと来る好走確率を高くしてるか。馬券の買い方に響く。
準備があれば、今週だろうが、本日、今日だろうが穴馬馬券を買える。中央競馬(JRA)、地方競馬も関係ない。程よい緊張で行ける。
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目次
穴馬の馬券術や必勝法を確かめてから使う
競馬本や雑誌で読んだり、誰かから教えてもらった馬券術や必勝法でも、そのまま事象を使って予想するのではなく、過去のレースを使っていくつも確かめてみておくことで自分の思考回路に引き寄せて予想することが可能になります。
面倒なことといえば、面倒なことですが、有用性の高い材料を仕入れられれば、的中率や回収率は上がっていくことでしょう(下世話な言い方をすれば、穴馬だからってビビる感情も軽減できるってことです。なぜなら自分で実際に濃厚に調べてみてるから)。
穴が穴馬になる仕組みを考えてみる
「あの馬は買えねぇよ」
馬券を買ってて、このセリフを言うわけにはいかないと考えています。断じて、言うわけにはいかない。
やせ我慢で言っているのではなく、競馬予想が今より上手くなるために、馬券が上手くなるために、感情的に見切りをつけてしまうのはよくないから。
本命穴馬かきわけて、人気薄が3着内に飛び混んで実際に穴馬となるシーン。アクシデントもレース中なし。ちょいちょい愚痴は漏れるもの。次のレースのファンファーレまで漂う。いや、もっとか……。逃げ馬の逃げ切りかー、買い方、総流しにしてないと取れないよ、アレ。
愚痴を言った瞬間から穴馬になった人気薄の謎は消えてゆくのです。次に人気薄が穴馬になるきっかけを掴めなくなる。「なぜ」「どうして」はそこにない。
競馬で穴馬が走って、「あの馬買えないよ」「なんで来るんだよ」と愚痴を言ってしまうのは、愚痴を解決する材料を知らないからです。理由だったり、理屈だったり。もし、知っているのであれば「これこれこういう理由だろう」と言えます。
それは、その場のみ効果のある愚痴ではなく、批評になります。先のこと、先のことを考えているスタンスになります。穴馬へ複勝転がししたり。
穴馬の激走パターン、共通点、バイアスなどを調べて
穴馬の激走パターン、共通点、バイアスなどを調べているのであれば、たとえ馬券が外れたとしても次への準備はできている。
「こういうことを調べてみよう」「もしかしたら、あのことで差が着くのでは」と次の予想のための材料を出せるからです。
これは、馬券だけでなく、他のことでもそうでしょう。調べもののとっかかりをいかに揃えておくのかで楽しみって増幅する。
人気のない馬(=人気薄)が穴馬になる。基本的にオッズの真ん中から下に評価された馬。
いまさら何を言う。当たり前じゃん。そんな話ではあるけれど、「穴はどうして穴になるのか」を考えてみると面白いもの。
人気のない馬が、3着までに走ってはじめて穴馬となる。
競馬予想の時間配分と穴馬
予想において目を配る部分をおおざっぱに書けば、馬柱に書かれていること(血統、前走内容、ラップ、コース、枠順)+α(レース映像、追い切り、調教VTRとなど)と、当日の最新情報を見る(パドック、馬体重、返し馬、天気、馬場状態、騎手の調子、オッズ……など)、ということになるでしょう。
手を広げればどれだけも広げられるし、簡単にしようとすればごく簡単にすることも可能(指数使うだったり)。
ここで問題なのは、あるひとつのレースにおいてどのくらい時間配分をするのか。
18頭出走する場合においての1頭1頭評価する時間配分のことである。
……時間配分の順番、順番、順番。
時間配分の参考になるものの、バイアスもかかる「オッズ」
時間配分の参考になる順番は、オッズが一番あてになるランキングでしょう。1番人気ならば、多くの人が「強いであろう」と評価している。最低人気であれば、その逆。弱いと評価している。
ただ、オッズは締切られるまで動きます。リアルタイム。魅力は移り変わる。その点で重要視はできない。
極論ですけど、遊ぶお金をたくさん持ってたら、オッズを動かすことはできます。
故意に多くの人が見ている数字であるオッズを動かせる。ということは、重要視しすぎると、不安定な中でしっかり手綱握れて予想できてない、馬券買えてない感じになりかねない。
ぐりぐりにオッズを見るほうに時間配分をしていいのか、どうか。
オッズを視聴率に置き換えてみましょう
人気のある馬をなんらかの形で見ている人は多いはずです。いいと評価する人もいるでしょうし、消しと評価する人も多いでしょう。評価は別れるにしても、人気のある馬はよく「見られている」。
来るか来ないかの吟味、精査に力が入っている。つまり、視聴率は高い。
ただし、馬券になるかどうかは別。
逆に最低人気の馬はどうでしょうか。人気のある馬とは正反対で「よく見られていない」。
人気がないというだけで蹴る。吟味、精査なんてあったものではない。ゆえに、視聴率はとても低い。
ただし、馬券になるかどうかは別。
よく見られているから人気なのであり、よく見られていないから人気がないのです。
競馬における穴馬とは、基本的にオッズの真ん中から下にあり、人気のない馬のこと。
言い換えると、高視聴率(競馬新聞の印、競馬メディアの目線がたくさん)だから人気なのであり、低視聴率だから人気がない。
人気薄が穴馬になる理由って? 穴馬の意味ある探し方、見つけ方
まとめると、こういうことになります。
あるレースにおいて、馬を見ている人が少なく(視聴率が低く)、3着までに来られる力を見抜いてる人も少なく、馬券を買おうとする人も少なかったから、人気薄は「穴馬」になった。
つまりは「馬券を買おうとする人」が、馬を「どう」見ていたのかどうかが、鍵になる。
この「どう」という部分がたくさんあるの馬券本になるのでしょう。
じゃあ、「総流し」はどうなるんだと。
これ、視聴率にひっかけて言うと、全て録画するってことですね。で、当たったら見る。外れたら録画を消すと(消すというよりも自動で消去が正解か……)。
録画したものには、3着までに来たということは録画されてても、「どうして人気薄が3着までに来られたのか」という、情報は映っていません。
だから、次も全ての馬を録画するボタンを押し、総流しするでしょう。
穴馬の意味ある探し方、見つけ方はどうすれば発見できる?
手間がかかることですが、自分の競馬予想に使うファクターの激走パターン、穴馬の共通点、バイアスなどを実際に自分で調べてみることが重要だと思います。
良いと言われてる事象をそのまま使わないという話です。再度自分で調べてみて、「使える事象」なのか「使えない事象」なのか確認しておくのです。
いざ、競馬新聞を見たときにそれをしていては時間がかかりすぎてしまいますので……。
よく自分がやっているのは、競馬本や雑誌を読んでて気になる事象が書かれていたとき、レース映像を見てメモを取るようにしています(メモ取りすぎてファイル100冊にもなってしまったのですが……)。
レース映像を見て予想するのが自分のメインファクターなので、それに関わる事象を仕入れているということです。競馬ブックwebを使ってより細かくみます。
前走、不利を受けた馬を穴馬として発見できたとしても多くの人が見つけてたりする馬もいます。そのパターンもあります。
どうして、穴馬を見つけたり探すのに手間をかけるのか?
どうしてって、穴馬スイートコーンを買うた、いやいやなんでもない。
ある事象、データは複勝回収率が100円を越えてる、150円もあると書かれたりします。
複勝回収率というのは、複勝的中率が先にあって成り立つものなので、来たか・来なかったかを精査した上で使わないと、再現性を持たせて自信を持って馬券を買えるところまでいかないものなのです(アクシデントがあって数字を上げてるのか、下げてるのも見ないといけませんし、新馬戦は騎手や陣営の意識も他のレースと違うものなので、他のレースと一緒のデータとして見ていいのかという話もあります)。
なので、自分の競馬予想として使える状態にするために編集するのです。こだわると言えばこだわる。
一件面倒くさそうに見える調べものなのですが、苦いと子供の頃感じてたコーヒーみたいに、おいしくなっていったりするんですよ……(って、なにを誘ってるんじゃい)。
※競馬予想のありとあらゆるデータは相手があって記録されてるもの。だけど、データとして切り口を提示されると相手関係のことは忘れてしまう。
穴馬が激走した競馬の馬券を取った一例
Twitterにはまだまだたくさんあります。自慢失礼。
惜しくも馬券になりませんでしたが、クリノガウディーの不良馬場・高松宮記念というのもありました。
競馬の穴馬とは。予想に馬券に見つけ方の法則 まとめ
間違うことなき事実がひとつあって、穴馬というのは「少数派」からしか生まれない。
多数派からは「穴」は生まれない。
ここ、笑うところじゃない。
けれど、穴が生まれる場合のパターンとして「多数派」の力がばっちりあるのかそれともだらしないのかは見極めないといけない。多数派の力がばっちりあるのに、ムリクリ穴をこさえる必要はない。
強いものは強い。ただ、強すぎるのは退屈に近づくけれど。
どちらにしたって、馬をどう見るのかにかかってる。
これ、馬券に限らない話。
以上、競馬の穴馬とは【予想に馬券に見つけ方の法則。共通点激走パターンかきわけて】でした。
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