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もうぬげない/ヨシタケシンスケ感想。絵本の対象年齢関係なし

もうぬげない ヨシタケシンスケ

 

もうぬげない/ヨシタケシンスケ感想。絵本の対象年齢関係なし

絵本・もうぬげない/ヨシタケシンスケの感想。シュールにかわいいジタバタ主人公の登場。ヨシタケシンスケさんの『もうぬげない』。何歳向け、対象年齢関係なく楽しめるおすすめ絵本です。

 

面白いだけでなく、ジタバタしつつも主人公の考えていることに、そう来るかと絵本のページをめくってしまいます。ねらいはそこかしらん?

 

もうぬげないんだけど、どうしようかという内容。シュールかもしれないけど、ジタバタ工夫してみようか。そんな姿が、かわいい? 面白い? どうにかなるさ……。

 

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『もうぬげない/ヨシタケシンスケ』、素敵すぎる……

もう、素敵すぎる。ヨシタケシンスケさんの『もうぬげない』、素敵すぎる。老若男女おすすめできる絵本1冊。絵本にある、何歳向けですとか、対象年齢は関係ありません。

 

絵本で笑ったのはいつぶりだろうか……。プレゼントにもよさそう。『もうぬげない』人気出るのではないでしょうか。なんつったって、この表紙です。

 

何してるのさ状態であります。

 

作者 ヨシタケシンスケ『もうぬげない』

出版社 ブロンズ新社

定価/価格 980円+税

発売日 2015.10.8

ISBN 9784893096098

絵本のサイズ/大きさ 17.5×22cm

 

Twitterで知られた方が多いと思いますが、この話はバズるでしょう。

 

シュールでかわいいけれど、ジタバタしてしまう男の子が主人公。面白い。

 

人間誰しも1度は経験していることがネタ、あらすじですから。1度2度じゃないですね、もう数えきれないほどの経験。いままさにそうなってる人もいるでしょう(ブログ見てないと思いますけど……)。

 

Tシャツを脱ごうとすること。毎日ありますね。片手、両手を上げて、お風呂に入るのか着替えるのかはわからないけども、前が見えない状態になること。毎日、ありますね。もうぬげない状態。

 

ありますね、ありますね。

 

もうぬげない状態で子どもさんを追いかけた経験のあるお父さん、お母さんいるんじゃないでしょうか。登場人物でございます。

 

んっ? 逆か。お子さんに追いかけられたか……。

 

『もうぬげない』、絵本を読み聞かせしようとして、実際やってしまった……(いえいえなんでもないです)。

 

えー、もといもとい。このもうぬげない状態が絵本のテーマです(なんのこっちゃいって話ですけど……)。

 

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もうぬげないまま、ジタバタ主人公の話がどこまで行くのだろうかというワクワク感が面白い

『もうぬげない』の何がすごいって、もうぬげない状態になってジタバタしている主人公、この男の子の発想が素晴らしいんです。えらい飛躍するんですけど……。

 

もうぬげないまま、とびます〜とびます〜、もっと飛びます〜というテンポで絵本は進みます。そして、どこまで行くのか、どこまで行くのかハラハラさせられます。

 

そのハラハラの醍醐味は、とりあえず誰かにすぐ頼るんじゃないところから来るのだと思う。まず、自分でやってみる。ジタバタと。シュールな方向にいったり、失敗もあったりするけども。それはそれでいい。

 

……ううっ、おじさんは嬉しいぞー。そういう試行錯誤する子がいて、嬉しいぞー。トライアンドエラー、モーヌゲナイ。

 

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絵本を読んで、大人が笑ってばかりというわけにもいかない……

「くふうすれば きっと だいじょうぶだよ。」

 

ヨシタケシンスケ・もうぬげない 10ページより

そう、この男の子がしていること、発想として飛躍していることは「くふう」なんです。工夫。人に頼るところからはじめないで、まず工夫してみてるんです。現状でできそうなことを考えてみてる。

 

大人の側からすると、ジダバタでシュールな男の子だけど、していることにドキッとします。日頃、安全な選択ばっかりしてるんじゃないかと。失敗する可能性はあるからしない選択ばかりしてはいないかと。

 

これ、笑いながら読んでる人たち(大人ですね)への裏メッセージが込められてるように読めます。なもので、何歳向けだったり、対象年齢は関係のない絵本じゃないかと思ったのです。

 

子どもの頃に突拍子もない発想(子どもなりの工夫)をしてても、大人になるにつれてその工夫は恥ずかしくなって、失敗を避けるようになるなんて言います。

 

大人は試行錯誤を避ける。避けがち。

 

それではいけない。大人も試行錯誤しないとね、というメッセージ。ねらい? 伝えたいこと?

 

トライアンドエラー、モーヌゲナイしないと、たまには……。

 

大人たちが試行錯誤に工夫もせず問題から脱せずにいる現状を、子どもはどうにかしようともがいてる……。

 

ふ、深読みかしらん。

 

母親の描き方がなんとも「現代的」に見えるところもそう思わせるのです。

 

トニニモカクニモ、ヨシタケシンスケ絵本『もうぬげない』はおすすめ。

 

たまには、大人もシュール方面にジタバタすることをしてもいいのでは?

 

 

以上、もうぬげない/ヨシタケシンスケ感想。絵本の対象年齢関係なしでした。

 

 

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