- ハーツクライ産駒、ワンアンドオンリー。大穴馬券になった、前走と国分優作騎手
- 2014年の小倉2歳ステークス、ホワイトマズル産駒オーミアリス(国分優作騎手)勝利
- 国分優作騎手+小倉競馬場+芝のレース??? あれっ? ホワイトマズル産駒のオーミアリス?
- ホワイトマズル産駒オーミアリスの前走を確認(小倉芝1200m、鞍上北村友一騎手)。
- 思い出したのは、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの新馬戦のこと。国分優作騎手が騎乗してました
- 大穴を開ける前、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの新馬戦を見てみましょう
- ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーのデビュー戦はどうだったか……。
- 仮説、スローペースな展開+直線で手綱思いっきり引っ張る=上がり3ハロンへの影響はんぱない? 穴馬券になる可能性ありな馬がいる
- ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの2走目(阪神競馬場)
- ハーツクライ産駒ワンアンドオンリー。2戦目の大穴と国分優作騎手、まとめ
ハーツクライ産駒、ワンアンドオンリー。大穴馬券になった、前走と国分優作騎手
ハーツクライ産駒、ダービー馬ワンアンドオンリーのデビュー新馬戦の鞍上だったのよ、国分優作騎手。
ホワイトマズル産駒オーミアリスが国分優作騎手で小倉2歳を勝ったのを見て思い出した競馬予想話を。
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ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの話です。国分優作騎手騎乗のレース
新馬戦12着(小倉芝1800m)から、次走、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーは穴を開けるのですが、そういえば気になってレース映像みてたなと思い、ブログ記事に。
鞍上、国分優作騎手。
競馬のレース、スローペースな展開の場合、上がり3ハロン、ラップタイムは早くなる。どんな産駒でも同様
競馬のレースにおいて、スローペースで流れた場合、直線追い込みはじめて上がり3ハロンがどのくらいになるのかは見所のひとつ。
ラップタイムで競馬予想する人にとって、馬券の妙味潜む大切な目線です。
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ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーのデビュー戦、直線手前の感じが変だった
ワンアンドオンリーのデビュー戦を見てて、直線手前まさに追い込みはじめていこうというときに手綱を思いっきり引っ張ってた。
「これってブレーキ踏んだってことじゃ」と。自ら作った不利といいましょうか……。
馬券の回収率、的中率(当たる確率)を上げる話として、スローペースの脚の使い方の見方を研究して見たい
スローペースで流れて、脚が溜まっていたとしても、使いどころでうまいこと使えない特徴に大穴・万馬券が潜んでいるのではないかという話。
スローペースの上がり3ハロンは、脚を使い切ってるのか、そうでないのか……。
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2014年の小倉2歳ステークス、ホワイトマズル産駒オーミアリス(国分優作騎手)勝利
2014年9月7日(日)、小倉競馬場で行われたメインレース、小倉2歳ステークス。芝1200m。
国分優作騎手のオーミアリスが優勝。1番人気、レオパルティナ(武豊)を差し切った形。2頭の着差は、ハナ。
良馬場でタイム1:08.4、3着に2番人気、スウェプトオーヴァーボード産駒スノーエンジェル(松山弘平)。
国分優作騎手は、重賞初勝利とのこと。
おめでとうございます。
国分優作騎手+小倉競馬場+芝のレース??? あれっ? ホワイトマズル産駒のオーミアリス?
さて、小倉2歳ステークス、リアルタイムでテレビ観戦してました。
ホワイトマズル産駒オーミアリス、直線の最後も最後の追い込みは素晴らしかった。
しかも、1番人気武豊騎手をゴール板直前で差し切ったのは、国分優作騎手の自信につながるでしょうね。
と書いたものの、最初、何が起こったのかわからなかったんですよ。実況では確かに「オーミアリスが〜」とは言ってるんですけども。
発走直前に馬柱をざーっと見ただけだったもので……出走馬が頭に入ってなかったものですから。
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15番人気だったのも、番組のテロップで知ったんです。12020円。単勝万馬券。ホワイトマズル産駒オーミアリス?
ん?……鞍上、国分優作騎手???
あれあれ、この組み合わせがひっかかりました。
穴馬、大穴馬券が出たレースは前走のレース映像チェック。競馬予想する上での復習ポイント
穴が出たレース、穴馬になった馬は前走、もしくはそれより前のレースでどんな走りをしてたのかということを確認するのが好きなので、メモ帳に「オーミアリス、前走要確認」とメモ。
夏の終わりの人気薄(格言じゃないですよ)。
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ホワイトマズル産駒オーミアリスの前走を確認(小倉芝1200m、鞍上北村友一騎手)。
ホワイトマズル産駒・オーミアリスの前走(小倉競馬場芝1200m)は外枠14番からのスタートでした。
先行して、直線で追い出すんですが、そのタイミングがちょっと遅いように思えました。
上がり3ハロン35.4。タイム、1:09.8。
このときの鞍上は、国分優作騎手ではなく、北村友一騎手。
このレース、1着は同着でした。
もう1頭の1着馬はメイショウオヤシオ。
次走のフェニックス賞(小倉芝1200m・稍重)では5着。こちらは、前走で「先行しきってた」馬に思えました(力を出し切ってるように思えた)。
上がり3ハロンは35.5でオーミアリスのほうが、0.1早い。そこに、脚を余してる風な感じを考えると……。
余談を書きますと、3着馬のシゲルチャグチャグは次走(小倉芝1200m)で勝ち上がり。4着馬のディアエナは次走(小倉芝1200m)で3着。
力を出し切った馬なのか、力を余した馬なのか。これひとつでタイムも全然変わってくる。
それがわかれば困らない!
思い出したのは、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの新馬戦のこと。国分優作騎手が騎乗してました
そういえば、ちょっと前に「小倉、芝、国分優作」で次走大穴になった馬のVTRを確認したような気がしてたんだよなぁ、なんだったっけ?
と、うーんうーん考えてたんですが、思い出しました。
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ワンアンドオンリーです。2014年のダービー馬。ハーツクライ産駒
ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの新馬戦は、メイクデビュー小倉(芝1800m)でした。2013年8月4日5R。このときの鞍上は国分優作だったんです。
ハーツクライ産駒+生産者ノースヒルズ+馬主・前田幸治と、人気になりそうな感じはありましたが10番人気。
ワンアンドオンリー、12着に終わります。
約1ヶ月後の次走、ワンアンドオンリーは(阪神競馬場・芝1600m)で13番人気2着に飛び込む大穴を開けます(複勝4090円)。このときの鞍上も国分優作。
その後、勝ち上がり、萩ステークス(京都芝1800m)まで国分優作騎手、手綱を握ります。
ワンアンドオンリーは、その後、東京スポーツ杯2歳ステークス(6着)→ラジオNIKKEI杯(1着)→弥生賞(2着)→皐月賞(2着)→横山典弘騎手でダービーを勝ちます。
大穴を開ける前、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの新馬戦を見てみましょう
レース映像を見て、なーにもないかもしれないし、でも、なーにかあるかもしれない。こんなことが穴を出した馬の前走VTRを見るとき、頭をよぎります。
レース映像の見方はこうすると言う教科書もありませんから。
まあ、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの新馬戦、見ましょう。見ましょう。
競馬予想において、穴、というのは「見ている人が少ないんだけど、実はそのレースにおいて強い馬」のことだと思います。
見ている人が少ないというのは、今までのレースっぷりにおいて見ている人が少ない視点があるということ。ワンアンドオンリーの新馬戦にもそんなシーンがあるかどうか。
「未知の魅力」「ポテンシャル」って言葉にすることで「実はあまり見てないんだけど、(馬券になったら)見ていたことにできる」という魔法の言葉もあります(毒舌)。
だから、あきらかに力を出し切った強い馬というのは人気になりやすいんですよね。
ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーのデビュー戦はどうだったか……。
勝ち馬は、ハンターバローズ。2着にプロクリス。3着ワクワクカンヲ。でした。
ワンアンドオンリーは、新馬戦にありがちなドスローな展開で走ります
ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーは、スタートはまあまあよかったものの、中団の外で進みます。内に2頭ほど馬がいる塩梅。芝のセンパチ、新馬戦。当たり前のようにスローペース。ドスローです。
4角手前でワンアンドオンリー、手綱を動き始めます。
位置としては、後方です。
ドスローペースで流れた直線、各馬追い出して上がりのラップを繰り出すところのワンアンドオンリー。
「ああっ」と思ったのはこのあと。映像ご覧になられる方は見ていただければと思います。
直線に入ったところ、時計で言うと1:34.00くらいからです。
ワンアンドオンリーの外を走ってた馬(レッドカイザー)が、大外に馬を出す気で動きます。しかし、出すには前に馬が横並びすぎてると判断したんでしょうね、やめます。
わずかな馬の動きに過ぎないが、ワンアンドオンリーにとっては不利を近づける数完歩
わずか数秒のことなんですけど、馬がレッドカイザーより外にはいない状態でしたので外へ少し動いている。これによって、数テンポ遅れが生まれます。
レッドカイザーが遅れてしまった感覚を、ワンアンドオンリーのほうは、「なにかあったのか、迷惑かけたのか」と思ったんでしょうか、国分優作騎手はレッドカイザーのほうを見ます。
ここまでなら問題ないんです。ところが国分優作騎手、すぐにワンアンドオンリーの手綱を引っ張ってる。
想像するに思いっきり手綱を引いてる(※馬に乗ったこともない身の、見た感じの話です)。
スローペースのよーいドンで、エンジンふかしてコーナー回って来てて、後方です。がしがしゴール目指して追ってるときに手綱をひっぱってブレーキかけた。これじゃ、力出せないんじゃないでしょうか。
ワンアンドオンリーに関わった、レッドカイザーは次走、小倉競馬場・芝1800mを勝つ
レッドカイザーはこのレースで8着でした。微妙な着順ですが、上がり3ハロン34.6の脚。次走(小倉芝1800m・良)を5番人気で快勝します。
新馬戦において、ワンアンドオンリーとレッドカイザーの着差は0.6。
仮説、スローペースな展開+直線で手綱思いっきり引っ張る=上がり3ハロンへの影響はんぱない? 穴馬券になる可能性ありな馬がいる
そんなことを考えました。スタートから脚を貯めて来たのをうまいこと使えるように、追い込みができるようにしなかったということです。
段取り問題。手綱を押す、手前を変えるのならわかりますが……。
ハーツクライ産駒ワンアンドオンリーの2走目(阪神競馬場)
ワンアンドオンリー2走目は、2013年9月7日・阪神競馬場2R。
前走、同じレースを走って2着だったプロクリス、4着だったエイシンエルヴィンと一緒のレースでした。
結果は、1着プロクリス、2着ワンアンドオンリー、3着エイシンエルヴィン。
1番人気、13番人気、2番人気で、3連複41140円、3連単344940円と大荒れ(余談を書くと、このレースでアスカノロマン12着)。
前走の新馬戦において、プロクリスとワンアンドオンリーの着差は1.0。エイシンエルヴィンとは0.9ありました。この差を一気に詰めたわけです。
ワンアンドオンリーを本命にはできなかっただろうけど、ヒモとして買っておく馬券のヒントはレース映像にあったと思います
もちろん、馬の成長、距離適性を考えないというのはおかしいわけですが、大穴馬券のヒントは前走VTRにあった気がします。
よーく見ていたら……。
レッドカイザーをワンアンドオンリーの物差しにするのも手ですね
ワンアンドオンリーの外を走っていた、レッドカイザーが次走で勝ち上がっている、その差が0.6……。直線入り口で手綱を引っ張ってる……。スローペースのレースで。
ここまで来てたら、ヒモくらいには買えたかもしれませんね。新馬戦に置いて、似たような脚質だけに。
ハーツクライ産駒ワンアンドオンリー。2戦目の大穴と国分優作騎手、まとめ
小倉2歳ステークスのレースVTRを何度も見てて思ったんです。
オーミアリスの激走には去年の小倉におけるワンアンドオンリーの凡走があったんじゃないかって。
だって、のちのダービー馬ですよ。
いい馬を誰かに取られてたまるかって気持ちが、夏の終わりの小倉で炸裂したんじゃないでしょうか?
芝の1200m戦で追い込んで来たんですからね。
しかも、武豊騎手を差し切ったわけですから。
今後、国分優作騎手どうなりますか、楽しみです。
以上、ハーツクライ産駒ワンアンドオンリー。2戦目の大穴と国分優作騎手。スローペースで流れたレース、直線追い込みはじめの不利と上がりに大穴がいる特徴? という話でした。
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