「着差は競馬新聞の馬柱には欠かせない、理論化できる意味のある数字です。ファクターとして参考にしてる人も多いでしょう。
着差は、競馬予想する上で重要視する数字、タイムの一つです。着順と着差は文字が似てるものの、意味は全然違います。着差と着順の定義も全然違います。そんな着差の意味を知り、定義を知り、見方を知ると、競馬予想の見方が変わる数値、タイムでもあります」。
競馬予想における着差とは、あるひとつのレースにおいて勝ち馬からの差のことになります。何秒の差があったのかが数字で確認できます。着差以上の強さ、と表現したりします。これはレース中の内容から見て着差を評価しているわけです。大差をつけても馬場状態を味方にできただけで、次走弱かったことはよくあります。
定義の一つとして、勝ち馬ありきな数値になります。勝ち馬が強い競馬をしての着差か、楽な競馬をした着差か定義づけしてあげる必要があり、その定義づけで着差の意味も変わり、競馬予想も変わってくる。
-
競馬まとめ【競馬予想・馬券の買い方・確率の上げ方など、記事数豊富】
「競馬予想方法のまとめ」「競馬のやり方のまとめ」「馬券に関わるまとめ」「競馬の確率を上げるまとめ」などなど。「競馬データを細かく見てしまう人のまとめ」です。「競馬のデータを大きな数字の偏りだけで見ていない人のまとめ」と言った方がいいかもしれません。競馬の1事象、1事象見てまとめる感覚です。「マニアックなまとめ」になってます。
-
競走馬レース映像分析【50音順一覧】
「競走馬レース映像分析の【50音順一覧】です。「馬券になった前走分析」のリスト。どの騎手が、どの産駒が、どの競馬場のどのコースの前走だった馬が今回馬券になったのか。今回予想している馬に近しい馬はいないか。「レース映像分析」は手間のかかる競馬予想であるものの「パターンは繰り返す」」。
-
中央競馬・地方競馬・競馬場別一覧【レース・コースの特徴・傾向を結果から映像分析まとめ】
「中央競馬(JRA)・地方競馬(NAR)の競馬場別【レース・コースの特徴・傾向を結果から映像分析まとめ】一覧。レースやコースの特徴・傾向をレース映像分析したまとめの「中央競馬(JRA)の競馬場別、地方競馬(NAR)の競馬場別」一覧です。東京競馬場・中山競馬場・阪神競馬場・京都競馬場・中京競馬場・新潟競馬場・福島競馬場・小倉競馬場・函館競馬場・札幌競馬場・大井競馬場・川崎競馬場・船橋競馬場・浦和競馬場」
目次
- タイム指数系の競馬予想で「着差の定義づけ」は中央競馬、地方競馬に関わらず、確認した方がいい
- 同タイムの着差から競馬予想の見方を変えるコツ、馬券術が見つかる「脚質」
- 競馬予想や馬券で儲かるコツ、勝つコツが埋もれてる「着差理論」。投資法? 穴馬、大穴
- 単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、三連複に三連単。馬券の買い方は関係ない「着差の見方」
- 着差理論とは? 着差に脚質や展開などを加えて考え、競馬予想に意味を持たせられる予想方法
- 着差、0.1秒差、1馬身差。クビ差、ハナ差、アタマ差とは。着順より重要視する数値
- 競馬予想は着順より着差を重視する
- 着順と着差は競馬新聞に載ってる数値であり、タイムだけど、違う意味をもつ
- 着順と着差、競馬新聞で見やすいのは前走の「着順」。エイトも優馬も勝馬も馬三郎も東スポも競馬ブックも
- 2015年ヴィクトリアマイル(GI)の2着、キングカメハメハ産駒ケイアイエレガントの着差話
- 穴馬競馬予想。選び方に共通点あり? 2014年のヴィクトリアマイルを見て、0.3秒差の着差が変わる事象の探し方を発見?
- 着差理論で重要なこと。着差比較する馬の脚質には、注意。思わぬ穴馬、大穴な馬がいる
- 【競馬ネタ】おすすめ記事
- 【競馬レース映像分析】おすすめ記事
タイム指数系の競馬予想で「着差の定義づけ」は中央競馬、地方競馬に関わらず、確認した方がいい
自分は競馬予想に指数を取り入れませんが、タイム指数系の競馬予想で「着差の定義づけ、意味合い」をどう考えてるかは見るポイントかなと思います。
中央競馬(JRA)のタイム、南関東競馬など地方競馬のタイムに関わらず、着差の解釈に指数の精度の一部が関わってると言っても間違いではありません。
芝、ダート、前半タイム、後半タイム、短距離、中距離、長距離など関係なく、単純に勝ち馬からの着差で見ると競馬予想にノイズを含みやすくなります。見当違いな影響を受けやすくします。
中央競馬(JRA)、地方競馬の競馬予想する際、スピード指数や、タイム指数は目にしないことのない数値です。標準な目安のタイム、参考にする基準タイムはあるにしても、計算方法や時計(タイム)の解釈には差があります。
あまり、着差の定義づけについて言及しているタイム指数を見かけませんが……。
標準な目安にするタイムから早い遅い、参考にしている基準タイムから早い遅いだけで競馬予想して馬券を買うことはおすすめしますせん。どのようにして「早い遅い」のかが重要だからです。
同タイムの着差から競馬予想の見方を変えるコツ、馬券術が見つかる「脚質」
同タイムの着差を競馬予想に活かすコツは「脚質」です。着差と脚質の見方のコツを知ると競馬予想が楽しくなります。競馬予想して、馬券を買うレース選び、馬券術のヒントにもなるでしょう。
競馬予想している際、同タイムの着差な馬はいくらでも見つかります。0.1秒の間にクビ、ハナ、アタマ差で馬が凝縮してゴール板をすぎることはよくあるからです。
同タイムの着差な馬たちのレース中における脚質が一緒であれば考えるのが楽です。
競馬予想するのが楽です。レース中の負荷のかかり方に差があまりないからです。道中かかってる負荷はほぼ均一。外目を走った馬に補正すればいい。しかし、そうならないのが競馬。ハイペース、スローペース、コース、ジッョキーの特徴、馬場、展開にある不利、位置取りなど、レースの質は変わる。
脚質により着差の数値やタイムの見方が変わる
よって、脚質によって着差の数値やタイムの見方が変わってくる、意味の持ち方が変わる性質もあります。
同タイムの着差でも、脚質に置き換え、見方を変えると「楽して競馬した馬」「厳しい、負荷のかかる競馬をした馬」がわかりやすくなる。
新馬戦、未勝利戦あたりでタイムオーバーしてた馬でも、鼻出血、心房細動などの理由も調べると出て来る(競馬ブックWebで確認してます)。
鼻出血、心房細動でタイムオーバーした馬が次走間隔開けて走ることはよくあります。
しかも馬券になってタイムも良かったり(タイムオーバーは、印を打つ上で評価を一つ下げ気味になる事象ですが)。
同タイムな着差の馬に優劣をつけることは可能
着差の素材そのままみるのではなく、調理する術を見つけましょうと。ときには、着差の素材そのままでもいいことはあるでしょう。何でもかんでも着差の数字をうのみにしない。そこに競馬予想のコツが埋もれてる。当て方のコツが。馬券術が。
同タイムな着差の馬に優劣をつけることは可能というわけです。そのためには面倒でもスタートからどういう競馬をしていたのか、レース映像をチェックする必要はでてきます。
湿ってる馬場で他と揉まれることなく逃げて行けた馬と、後方から揉まれて直線追い込んできて、同タイムで着差なしだった場合、追い込んだ馬の方がしんどい競馬をしていたので評価は上にする方がいい。そんな感じのことです。
競馬予想や馬券で儲かるコツ、勝つコツが埋もれてる「着差理論」。投資法? 穴馬、大穴
流石に必ず儲かる買い方、必ず儲かる競馬予想方法、理論にはなりませんけども、着差を細かく分析、研究していくと儲かる投資法になるコツは探せる理論。
儲かる買い方の感覚が、一番本当にそうなるかは競馬予想して馬券を買う人の「つかんでる確率」に左右されるでしょうけど、着差理論には、穴馬、大穴もいる。
着差には競馬予想から儲かる投資法を作り出せる視点、秘訣やアイデアもあるでしょう(着差にこだわる。そう考えて競馬予想してます。その影響か年間収支は100%超える年が多くなってきました。ツイッターやってたりします。是非フォロー。夢が広がるアイデアなぁ、着差←大げさ)。
競馬予想で儲かる買い方や方法を持っている人は着差にこだわってる人が多いように思います。着順ではなく、着差です。
辛い競馬をした勝馬からの着差0.5秒差と、楽をして競馬できた勝馬との着差0.5秒差では意味が違います。その着差がどのような形でついたのかをよく分析する。レース結果は結果であって、着順を次走そのまま競馬予想に使える訳ではないですから。
うまく着差をとらえられれば、競馬予想した際、馬券の的中率(当たる確率)、回収率は変わってくるでしょう。競馬予想や馬券で儲かるコツ、勝つコツも埋もれてるはず。
単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、三連複に三連単。馬券の買い方は関係ない「着差の見方」
どう言う馬券の買い方をするのか、単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、三連複に三連単は関係なく、競馬予想の根本に着差の考え方があり、コツをつかむと穴馬、大穴馬券を買えるようになる。
「前走、勝ち馬から0.5秒差の競馬だった」というときに、どういう意味合いでの前走0.5秒差なのか確認しないと、えらい検討間違いな競馬予想することもあると言う話です。
数字上は一緒の着差でも、儲かる買い方できる馬か、穴馬、大穴になって儲かる投資法を作り上げてくれる馬か、そうでないかの分かれ目がある。
単純に前走の着差だけを競馬予想に持ち込まない方が無難と言うことです。競馬新聞、馬柱には必ず掲載されてるので、着差は容易に競馬予想に使いやすいファクター。使い勝手がいいわけですが、儲かる買い方にするには手間が必要と。その手間にどれくらい儲かるのかが決まってくる一面がある。
競馬予想や馬券で儲かるコツや勝つポイントを探すには少々手間が必要と言うことでしょう。その手間を経過した上に、馬券の買い方のコツがある。単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、三連複に三連単の選び方のコツにつながっていく。
着差理論とは? 着差に脚質や展開などを加えて考え、競馬予想に意味を持たせられる予想方法
レース映像の分析、研究が好きすぎて5年も6年も飲みに行かなかったことで気づいた、着差に関する競馬予想の理論が「着差理論」と言うわけです(ほんのり誇張)。
着差理論とは、同じレースを走ったからと言って、どの馬にも同じように負荷がかかって走ったわけではないと言う考えから、競馬予想する際、最低限、着差を見るときは脚質も見ておいた方がいいですよという話です。着差理論と言うとそれっぽく見えるので、着差理論と呼んで見ただけなので、あまり深く突っ込まないでくださいませ。
「0.5秒差だから」と着差に関していうとき、買える0.5秒差の着差を知りたいものです。
競馬予想した際、馬券で儲かる着差0.5秒差と、儲からない0.5秒の着差
競馬予想して馬券で儲かる着差0.5秒差と、儲からない0.5秒の着差はあります。同タイムな着差は数字的に同タイムですが、どのようにして着差が作られたのかをよく精査することで、次走以降狙える馬を見つけることが可能になります。
かなりの活字中毒で、競馬予想本、馬券本だけでなく、競馬雑誌、ブログ、ツイッター、note、電子書籍など読んできましたが、着差の話をするとき、脚質に意味を求めた方が馬券の的中率(当たる確率)、回収率が上がるよと言うことを書かれている人はほとんどいませんでした。
単純に着差の話をするとき「前走、0.8秒差以内の馬には気をつけよう」みたいな言い回しで書かれてるものが多かったのです。
それはそれで正しいのですが、次走に合わせて馬券の当たる確率(的中率)をあげて、回収率をあげるデータになるのにはちょいと腰の弱い話になるのです。確率を計算することはできても、ハズレな確率もふんだんに混じってる。
着差、0.1秒差、1馬身差。クビ差、ハナ差、アタマ差とは。着順より重要視する数値
着差、0.1秒差、馬身差。クビ差、ハナ差、アタマ差。レース結果や成績に必ず掲載されてるゴールした順番による着差。文字通り、クビ差、ハナ差、アタマ差とは、ゴール板を馬が通過した時の差です。クビ差でもハナ差でもいいから、他馬より先に先着する。これが競馬です。
クビ差、ハナ差、アタマ差をタイムに置き換えると、おおよそ0.2秒差が1馬身差、0.1秒差は半馬身差とは言われます。タイム、数字ではそうなりますが、ここまで書いてきました通り、ゴール板を過ぎるまでにスタートからどういう競馬をしてきたのかで着差の意味合いは変わります。
1馬身差は何秒なのかには、おおよそ答えはあるものの、きっちり1馬身何秒なのかと枠を区切りすぎることはできないというわけです。馬も騎手も関わる人たちも生き物ですから。
クビ差、ハナ差、アタマ差と結果は出る。しかし、きっちり1馬身何秒なのかと言い切れないからこそ、妙味のある馬を発見できる可能性があります。
着差の価値はレース中どういう競馬をしたかで決まる。0.2秒差が1馬身差だけど
0.2秒差が1馬身差、0.1秒差は半馬身差以上に細かく計測する方もいますが、レース中どういう競馬をして来てのものかを見る方に、自分の場合は時間を割いて見ています(その方が馬券のパターンを発見しやすいという、下世話な側面だけども)。
競馬は陸上競技のように走るコースは限定されていないので、スタートから道中から、直線の間にどのようなペースで、脚質で、位置どりで走ったのかを見る必要があります。着差の見方で重要なこと。これは短距離、長距離など距離の長さは関係ありません。どんな距離にもスタートからのやりとり、駆け引きはあります。
短距離でも長距離でも、最終的に直線追って、追って、どうゴール版を通過したのかの結果が着差。0.2秒差が1馬身差、0.1秒差は半馬身差な着差が基本となって考えていきます。
競馬予想は着順より着差を重視する
競馬予想に使う数値、タイムとして着差は着順より重要だと考えています。
競馬新聞に書かれています、秒差や馬身差のタイム。クビ差、ハナ差、アタマ差。着差は着順と違って、順番を決められるわけではありません。着差は勝った馬から、0.1秒着差があった、0.2秒着差があったという、何秒差あったのかの数字です。
ここに競馬予想の意味ある着差理論が生まれる隙間がある。
着差を競馬予想に使う場合、比較している馬との脚質の差に注意するのが着差理論のポイントです。逃げ、先行。差し、追い込み。
着順と着差は競馬新聞に載ってる数値であり、タイムだけど、違う意味をもつ
「着順」と「着差」どちらも馬柱に確実に載っている数値、タイムです。
凝った競馬新聞の馬柱だけに着差が掲載されている訳ではなく、JRAホームページで無料で使える馬柱にもばっちり、着差は掲載されています。前走、前々走の着差は競馬予想のデータとして重要なものです。
テン3ハロンのラップになると、少々競馬新聞にお金が必要になって来ますが……。着順、着差の載らない競馬新聞はありません(あったらコワイ。目安になる数値のない競馬新聞ですから)。
競馬のレース結果に、クビ差、ハナ差、アタマ差と表記されていたものも、着差として数値で表記されています。0.0(秒)だったり、1.8(秒)だったり。勝ち馬の場合は、-0.3(秒)と2着馬との着差が書かれています。
レース映像、レース動画を見なくっても<おおよそ>のイメージができる形に競馬新聞はなってると言うわけです。
よーく観察した方がいいのは<お・お・よ・そ>な場所です。ふーん、そうなんだぁで終わらせない方がいいです。こちらに競馬予想の妙味、馬券の妙味が生活されております(生き物かよ! ちょっと挨拶させて! 好物なに?)。
着順と着差、競馬新聞で見やすいのは前走の「着順」。エイトも優馬も勝馬も馬三郎も東スポも競馬ブックも
「着順」と「着差」。前走の馬柱の扱いはちょいと違います。数字が大きいのは、前走の着順です。見やすいのは着順。着差は小さい文字。どこを見るにしても同様。
1日36レース、どの競馬新聞、どの馬柱も同じ感じに掲載されています。コンビニで買っても、ネットで電子版ダウンロードしても、エイトでも優馬でも勝馬でも馬三郎でも東スポでも競馬ブックでも(これが逆になってる、見やすいのが着差になってる競馬新聞があったら、コワイ。自作することは可能だけども)。
競馬新聞の情報量が多かろうが、デジタルだろうが、ai予想が掲載されてようが、馬柱における「着差」と「着順」の立場、評価は変わらない。
ゴール板を通り過ぎたときに着順も着差もおおよそ決められるけど……
着順も着差も、ゴール板を馬が通り過ぎたときにおおよそ決められるわけですが、着順が順位をもって階段状に並ぶのに対して、着差はそうなりません。3着から8着まで団子状な馬群でゴール板を通過した場合、ハナハナハナハナだったり、グヒクビクビクビだったり、競馬知らない人からすると「一体なんなんだこれは」というレース結果になったりします(一所懸命競馬走って、クビなんてかわいそうというのはお約束の話)。
競馬新聞、馬柱にはレースで勝った馬から、どのくらい離れてゴール板を通過したのかだけを表します。
あるレースにおいて、4位の馬、5位の馬、6位の馬、7位の馬で着差が0.0秒、つまり着差がないということはしょっちゅう起きています。レース結果はハナハナクビハナとなっていたり。
0.1秒差、0.2秒差となると……。もう、それはそれはたくさん事例はあります。
1位入線した馬と比べても僅差で入線することは多いもので、ハナハナハナ……グビクビクビ……みたいなレースもあります。
着差で重要なのは、10着で着順の数字は「結構負けたんだ」と大きく見えても、着差は0.3秒差というのはちょいちょい起こることです。
1着馬と0.3秒くらいしか離れてなかったと言うわけです。レース映像を見るとよくわかりますが、僅差です。勝ち馬と着差が少なかった馬が外枠からのスタート、外々を回る競馬になってたとしたら? 1着馬は内枠からで、インベタで走ってたとしたら? 今回は1着と10着だけど、次走10着だった馬は……。
ここまで明らかだと、オッズに織り込まれてしまいますが、中穴になることもあります。着差の妙味に関して、バレてるものもあるけれどバレてないものもたくさんあります。
2015年ヴィクトリアマイル(GI)の2着、キングカメハメハ産駒ケイアイエレガントの着差話
「ーー2着にケイアイエレガント(12人気)、3着にミナレット(18人気)が入って、3連単はGI史上最高配当の2000万馬券になりました。
小田 ケイアイは京都牝馬Sを人気薄で勝ち、ぶっつけだったので盲点になっていたけど、実は前年もこのレースで0秒3差と好走していた。ここがポイントでしたね」。
プレイボーイ2015 no.44 スポーツ誌名物大穴名人に聞く2000万馬券の取り方 より
記事に書かれています、キングカメハメハ産駒ケイアイエレガントの前年の着差に自分、実は気付いてました。
「ケイアイエレガント、去年なんだか具合のいい数字になってるなぁ。この着差いいなぁ」
と。
この具合のいい数字というのは、着差とこれから走る馬のオッズの差です。GIヴィクトリアマイルに置いて、ケイアイエレガント、妙味あるなぁというわけです。とっても。
ただ、ヴィクトリアマイルの競馬予想ちゃんとしていないし馬券は買っていないのでなんとも言えないのですが、ドエライ馬券三連単2000万馬券になってつくづく思ったのは、着順よりも着差が大事だよなぁということでした。
ほんとのところは、去年(2014年)のレースを見て、どういう競馬をして着差が0.3秒差だったのかを確認すればよかったのです。
もう、俺の馬券エレガントじゃないっ! タケタケッエレガントじゃない!(どうでもいい)。
-
ヴィクトリアマイル予想【過去の結果から前走データをレース映像分析】
「ヴィクトリアマイル予想。過去の結果から前走データをレース映像分析。ヴィクトリアマイル(ヴィクトリアM)。予想の参考データに、過去のヴィクトリアマイルのレース映像分析をいたしました。傾向に近い馬はいるのか? 今年は穴馬・調子よく激走して万馬券。大穴で配当荒れるか波乱か。はたまた一番人気馬好走して払い戻し金荒れないか【東京競馬予想】」。
穴馬競馬予想。選び方に共通点あり? 2014年のヴィクトリアマイルを見て、0.3秒差の着差が変わる事象の探し方を発見?
着差を細かく見ると穴馬競馬予想ができる。穴馬の選び方に共通点があるのでは? と言う話を。穴馬競馬予想中の穴馬競馬予想なGIレースでした、2015年のヴィクトリアマイルは。データといいますか、傾向といいますか。
穴馬の選び方に共通点があって、どっちの馬も人気薄。穴馬の探し方は……買い方は。
後出しですが、2015年のヴィクトリアマイル、着差の見方とからめまして気づいたことをご紹介します。レース映像の研究分析しててわかったのは、似た事象はちょいちょい起こると言うことです。ただ、その事象は競馬新聞、馬柱に書きにくいことが多い。競馬新聞の<おおよそ>の中に隠れてしまってる。
手間をかけると穴馬の競馬予想に役立つ選び方、探し方ができるのです。
2014年のヴィクトリアマイルを見ます。ヴィルシーナが逃げたのを追いかける形で13番枠からケイアイエレガントは先行していきます。外枠だったこともあり。内に2頭いる外をきっちり回る苦しい展開になりました。
おおよその計算で、コーナーの半円を馬1頭外ほきっちり回った場合、0.2秒の差が出ると言います。ケイアイエレガントは大雑把な計算で0.4秒距離ロスしてゴールしたことになります。着差は0.3秒の差でしたから、机上の計算で、もっと内枠だった場合、馬券内にいた可能性もあったということです。
内目の枠ならば、ヴィルシーナの真後ろを追いかける展開などは考えられます。
1年後、ケイアイエレガントの入った枠は7番枠でした。去年よりほほ半分内の枠です。テンの早い馬ですから、逃げるか先行して具合のいい位置を取ることは可能でしょう。内目を走れる可能性があれば、12番人気とはいえ馬券に加えられる計算はできたというわけです(もちろん、1年経過する間の走りも見る必要はありますが去年馬券になってないもののきつい競馬をしてたリピーターもいる←1年越しで穴馬誕生パターンかと)。
穴馬競馬予想するデータや傾向ははっきり去年のヴィクトリアマイルの着差に出てたと言うことです。ケイアイエレガントは条件が揃えば穴馬となって走ると確率をつかんでた人にとっては美味しいオッズだったと言うわけです(着差理論は自分だけ好走する確率をつかんでる馬を発見することは可能です。穴馬競馬予想のしやすい馬券術だと思います)。
早い話、お前つべこべ言ってないでちゃんと調べろよという話ではあるのですが、競馬は濃厚に調べ物していると、似たような事象にぶつかることは多々あります。後追いの机上の空論が競馬場の馬場で現実になることはあります。
ほんと、レース中における事象自体を穴馬競馬予想ファクターと呼んでもいいくらいです。
着差について意味を持つように調べ物をして記録しておけば、穴馬や大穴をヒモに入れる、入れないレベルであっても出し入れが可能になる。穴馬や大穴馬券の当て方を知って、競馬予想にビビらなくなる。「これがレース中あって、着差0.4秒ならば馬券には入れておこうと」。
更に穴馬競馬予想じゃ。穴馬券の共通点じゃ。ケイアイエレガントの福島牝馬S。ミナレットの福島牝馬S。あれっ?
ケイアイエレガントには、話には続きがあります。穴馬競馬予想の共通点じゃ。穴馬券の共通点じゃ。調べててまさかって思いましたね。
穴馬競馬予想の最高峰、ミナレットさんのご登場だ。穴馬券の共通点じゃ。
2014年ヴィクトリアマイル、ケイアイエレガントの前走は福島牝馬Sでした。考慮しないといけないことはありますが、テン3ハロン35.5秒で行って逃げて、上がり35.2秒、1.47.0秒の1着。
2015年ヴィクトリアマイルで3着に入り大穴を開けたミナレット、前走は福島牝馬S。これまた考慮しないといけないことはありますが、テン3ハロン34.9秒で先行、上がり3ハロン35.4秒、1.46.2の5着(着差0.2秒差!!!)。
ブログ記事をリライトするのにせっかくだから深く調べ物しようとしてましたら、妙な声の出る穴馬競馬予想、穴馬券にぴったりな共通点データを発見してしまいました。テンの早い逃げ馬、先行馬+コーナー減の距離短縮でもケイアイエレガントとミナレットは共通しています。
福島牝馬を走ったケイアイエレガントとミナレットのテンと上がりのラップタイム、どこか似てます。中間のラップタイムや馬場など考慮する部分はあるものの、実際にこの2頭、ケイアイエレガントとミナレットは次走、同じレースを走って2着と3着になっています。しかも、払い戻し金額はエライコッチャな大穴馬券です。
そこから考えるに、着差やラップタイムの調べ物のたたき台としては面白いデータになるでしょう。
意外と、単勝291.8倍な18番人気3着、ミナレットをGIヴィクトリアマイルで買える要素はあったのです。2014年のケイアイエレガントを物差しにすれば、テンと上がりのラップタイムだけでもヒモには入れられそうです。そして、ミナレットさんの前走、福島牝馬Sの着差をご覧ください、テン3ハロンかなり飛ばして言って0.2秒差です。
それにしても、着差理論とラップタイム分析は競馬予想に使えそうです。レース映像と組み話せれば、儲かる馬券術にもなりそうです。
もひとつ気づいたことがありました。2014年ヴィルシーナが勝つのですが、この時の枠順は14番枠から逃げて勝ったのです。翌年のミナレットは大外18番枠。距離ロスと着差の関係は面白い。
着順は階段状に決まり、着差は勝ち馬から決まっていく
冒頭にも書きましたが、着順は階段状に決められてゆきます。しかし、着差はそうはならない。勝ち馬からどれだけ離れてゴール板を通過したかで決まる。
しかし、競馬新聞の馬柱目立ち度は着順が大きく、着差は小さい。オッズに影響が強いのは、着差ではなく、着順。着順の見方は説明するまでもありませんが、着差は見方にコツが要ります。
着差がどのように作られたのかはレース映像をごりごり確認しないといけません。特に、着差は少ないけど着順の大きい馬が馬柱にいた場合、レース映像を見て着順の大きくなった事象を探す判断材料には少なからずなる。
予想する際に他馬から抜き出てくる感じが着差にはあります。着順が低いから弱いと思う人がいればいるほど、着差は妙味の可能性として光る。
レース中に不利があって、着差が少なければ、次走巻き返すことは多々あります(時計面など他に見た方がいいところはたくさんあるけれど……)。
着差理論で重要なこと。着差比較する馬の脚質には、注意。思わぬ穴馬、大穴な馬がいる
着差理論でひとつ見落としがちなのは、1着馬がかなりの馬身差をつけて勝ったレースでしょう。後にいた馬が弱い可能性も秘めてるものの、馬場が渋ったダートで逃げた馬に有利になってたなんてケースもあります。馬場状態やラップタイムなど、勝ち馬に有利だったのか不利だったのか、細かなところはチェックしたほうがいいでしょう。
その見立てが正確ならば、競馬予想して馬券になる馬を発見するのも難しくないはず。的中率(当たる確率)、回収率も上がるでしょう。
もうひとつ、勝ち馬の脚質(着差を比較する馬の脚質)は気にしたほうがいいということです。勝ち馬が楽をして競馬をできる条件だったとき、勝ち馬と逆の脚質で着差が少ない場合、条件が逆になったら強い可能性があります。
上記の例の場合、渋った馬場で逃げた馬に有利ならば、追い込んできた馬で着差が少ない馬が馬場が乾いて好走の可能性はあるということです。
同じレースに出走している馬が同じように負荷がかかっているわけではない。同じ着差でも脚質で意味合いが変わってくる。着差理論で頭に入れておくといい視点です。
着差に脚質を織り込むことで馬券の的中率、回収率を上げる材料になるという話です。
馬柱には「疑ったほうがいい数字」っていうのがけっこうあります。うのみにできない言葉がけっこうあリマス……馬柱って叩き台です。
以上、競馬の着差は着順より重要【予想評価タイムの見方。1馬身差】でした。
【競馬ネタ】おすすめ記事
-
見栄張る虚勢に男女問わず億万長者少?『となりの億万長者・成功を生む7つの法則』
2023/9/20
「見栄張る虚勢に男女問わず億万長者少?『となりの億万長者・成功を生む7つの法則』お金。人間、見栄というのはプライドがあったりして、男性も女性も虚勢を張ったりしてしまいます。仕事で稼いだお金を使うわけです。プライドのために消費し、浪費する。見栄のために消費し、浪費する」。
-
2020年【馬券的中レース・ツイッターつぶやき一覧】後半
2023/9/20
目次2020年馬券的中レース一覧 後半2020.112020.102020.92020.82020.7【競馬ネタ】おすすめ記事【競馬レース映像分析】おすすめ記事 2020年馬券的中レース一覧 後半 自己満足記事でございます。 2020年Twitterなどにあげてた馬券的中 ...
-
パークマンサー軟式globe【5歳まで馬に育てられたと学校へ行こうで告白】
2023/9/20
「パークマンサー・軟式globe。5歳まで馬に育てられたと学校へ行こうで告白。是非、競馬場へ。そうだよアホだよのラップでパドック解説を【ネタ】。パークマンサー・軟式globe。5歳まで馬に育てられたと学校へ行こうで告白」。
-
【東京競馬予想】4レース・2歳新馬戦・メイクデビュー東京(2018.10.20)
2023/9/20
【東京競馬予想】4レース・2歳新馬戦・メイクデビュー東京(芝1600m) 東京競馬場で行われる、2歳新馬戦の無料競馬予想・馬券の買い方です。 2018年10月20日(土)、東京競馬場4レース。東京芝1600m。 競馬新聞、出走表・出馬表見ますと ...
【競馬レース映像分析】おすすめ記事
-
有馬記念2018・1着ブラストワンピースの前走レース映像分析
2023/9/26
「ブラストワンピース(ハービンジャー産駒)。2018年有馬記念1着(中山競馬場・中山芝2500m・池添謙一騎手・大竹正博厩舎)の前走レース映像分析。前走は、菊花賞(京都芝3000m)4着【中山競馬予想】」。
-
阪神カップ2016・3着フィエロの前走レース映像分析
2023/9/27
「フィエロ(ディープインパクト産駒)。2016年阪神カップ3着(阪神競馬場・阪神芝1400m・M.デムーロ騎手・藤原英昭厩舎)の前走レース映像分析。前走は、マイルチャンピオンシップ(京都芝1600m)6着【阪神競馬予想】」。
-
中山牝馬ステークス2018・3着レイホーロマンスの前走レース映像分析
2023/9/26
「レイホーロマンス(ハービンジャー産駒)。2018年中山牝馬ステークス3着(中山競馬場・中山芝1800m・岩崎翼騎手・橋田満厩舎)の前走レース映像分析。前走は、愛知杯(中京芝2000m)2着【中山競馬予想】」。
-
小倉大賞典2019・2着タニノフランケルの前走レース映像分析
2023/9/26
「タニノフランケル(Frankel産駒)。2019年小倉大賞典2着(小倉競馬場・小倉芝1800m・川田将雅騎手・角居勝彦厩舎)の前走レース映像分析。前走は、中山金杯(中山芝2000m)3着【小倉競馬予想】」。