「着順が着順と評価されるなら、予想する必要はない」

どうして、競馬するのか。どうして、予想するのか……。

何を言ってるんだという話だけども、一つ明確な話がある。

「着順が着順と評価されるなら、予想する必要はない」。
データにあるノイズを排除するのが予想と言ってもいいはず。
レース映像分析はその最前線。 https://t.co/6QSTWVBxN3
— たけたけっ@レース映像分析予想 (@tktktu) September 7, 2025

「着順が着順と評価されるなら、予想する必要はない」のである。

1着は1着なのだし、2着は2着である。

しかし、人は予想をする。

1着だった馬は次走、クラスが上がって負けることは多々ある。

同じクラスだったとしても、前走2着の馬が前走16着の馬に負けたりすることは数多くないにしてもある。G11着馬が格下の馬に負けることだってある。

あるレースの着順は着順だけど、次走において「評価していい部分と評価しない方がいい部分」に分かれるのだ。

ありとあらゆる競馬予想のデータにはノイズが混じって存在してる、怖い話

「ありとあらゆる競馬予想のデータはノイズが混じって存在してます」。ノイズというのはレース中における不利・負荷のこと。精査して存在してるデータは少ない。精査するにはレース映像分析に精通する必要がある。それには時間がかかるので、ノイズがあって...

の続き。

「着順が着順と評価されるなら、予想する必要はない」

当たり前の話といえば当たり前の話である。そりゃそうだと。

そこから考えれば、予想してしまうのは「結果に結果でない部分が潜む」からだ。

「ありとあらゆる競馬予想のデータにはノイズが混じって存在してる、怖い話」に書いた通り、結果でない部分は結果から見てノイズである。

だって、その後のレースで結果が変わったのだから。正しくない。評価の誤りが存在した。

違う結果として見立ててしまうものがあった。

その原因は、レース中における、不利であり、負荷である。

もちろん、ローテーションや体調もあるだろうけど、全てのファクターの結果はレースでしか出ない。これは否定できない事実である。

良いも悪いも誤りも、そして正しい評価もレースの中に置かれてる。

だから、レース映像分析に私はとことんハマった……。

見立てを軽視するか重視するかで人気馬の信頼度も大穴掴むのも決まって来る。

(……自分が印を打つ、身銭切って馬券を買う馬の前走の走りを見ないで、なんてできません。能力試験のないJRAの新馬戦は致し方ないとしても、それ以外では絶対にレース映像は見ます。というよりも、レース映像を見ることで自分の指数的なものが決まって行く感覚になりました。叩き台のイノイチリストというものはありますけども……)