読書ネタ【本屋ネタ】

エッセイを書く。エッセイストになるには【コンテストで賞。仕事、印税で暮らす。面白いネタある】

エッセイを書く。エッセイストになるには【コンテストで賞。仕事、印税で暮らす。面白いネタある】

 

「エッセイ書いてコンテストで賞もらい、エッセイストに。仕事して印税で暮らしたい」のように……、知らないことがたくさんある年頃、無謀に発言をしてました話でございます。

 

面白いネタならあるぞと勘違いしてた話でもございます。当時はブログもほぼない頃でしたので、表現するならばエッセイ、エッセイストだろうと言うわけです。なり方も単純過ぎました。

 

目次

エッセイ書いてエッセイストになって印税で?

エッセイストなるには? 賞取ればいい?

もの知らないのって恐ろしい。エッセイストのなり方なんて、賞取ればいいんだよ仕事来るよと甘すぎる見立てでしたから、相談して一瞬で「ぺしゃっ」としてくれた人には感謝いたします。

 

仕事、職業、エッセイスト志望。

 

当時、ブログがあったら違う考えもあったんだろうけど、もの知らないとエッセイ書いて表現しても薄いものになるよと見にしみたのも良かった。

 

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本好き、読書好きがこじらせた、エッセイストに

本好きになり、読書して、仲間内で紙版ブログみたいなものをちまちま書いていて、人に文章を読んでもらう経験をしていたことがあったのがエッセイストになりたいな勘違いのはじまり。

 

今ならブログやツイッターで味わえることだけど、当時はそこまでのものはなかった。

 

公募ガイド見て、エッセイを書いて、賞もらって、エッセイストになる。文章書く仕事して本出版して、印税もらって暮らす。

 

なり方ですよ、エッセイストの。

 

これぐらいのことはできるんじゃないかと考えてることがありました。二十歳そこそこの頃の話ですが……。面白いネタはあるんだと。

 

その頃は、競馬の「け」の字も、馬券の「ば」の字も知らない頃であります。

 

エッセイの「エ」、エッセイストの「エ」の字ばかり追いかけてた頃の話。

 

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エッセイストになるにはど…。げ、芸能人?

エッセイストになりたい。エッセイ書きたい。

 

というよりもエッセイストに自分はなれる前提で相談といいますか「この先どうするの」と聞かれて、ほいほい答えてしまったことがあるんです……。だって、面白いネタはあるんだもの。自信満々。

 

返事は、

 

「芸能人でもないのに、エッセイ書いてコンテスト? それ無理だろ」

 

「エッセイのネタに面白さがあれば、売れるってもんじゃないの。面白いと知名度。芸能人に有名人ね」

 

でございました。

 

エッセイ書いて、エッセイストで生活するのは無理だとペシャッ。ネタが面白いのであれば、どこかで目をつけられてるわけですし(某専門誌のライターにならないかと言う話はあったけれども)。

 

ナニハトモアレ、若い頃、馬鹿なこと言ってアドバイスもらったのは良かったわけです。いまだと、ブログに書いたエッセイで有名になれるかもしれないけど、もの知らない薄さはバレますからね。

 

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読書してて、軽く文章も書いてて、上手い、面白い

ネタある。これならエッセイ書いてエッセイストになれるんじゃ? と自惚れる。若い頃、なりたかったものってあります。

 

芸能人? 歌手? 俳優? ……いえいえそこではなかった。

 

過去を振り返ったとき、馬鹿だったなぁと思うことはけっこうあります。というよりも馬鹿なことばっかりしてきてます。

 

今、自分は35歳。リライトしてる間に40歳。

 

エッセイ書いて、仕事にできるぞ、エッセイストになって

印税、面白いぞと思ってた、19〜21歳くらいの話。参考になる事実をひとつ。あの頃と今で変わらないことは、天然パーマの天パー具合!(参考にならねーヨ)。

 

19〜21歳くらいの年齢というのは、中学生高校生よりも落ち着いたとはいえ、バイトしてお金貰えたり、年上の人たちと付き合いが増えたりして、興味が広がり、これまでにも増して妄想が暴走してて当然の年頃ですから、重要な、基本的なことをけっこうすっ飛ばします(ん? こういうの、自分だけ?)。

 

妄想天国ね。

 

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エッセイ書いて仕事にするにしても、なり方の順序

ってものがあるけど、妄想はそれを蹴飛ばします。エッセイ書いて、エッセイストになるにしても、なり方はあるものです。

 

しかし、大切なことをすっとばしてしまうというのは妄想のなせる技。

 

「本当のところはこういうことと、こういうことを通過しないといけないんだなぁ」なんて気づいたりすることの、とっかかりが作られたりするわけでありますが(本人が気づかなかったらいつまでも暴走するんですけど……)。

 

エッセイ書いて、エッセイストになってるワタシをどれだけ想像したのか(ほんと、ブログあるとそう言う妄想って薄くなるんだよなぁ)。

 

 

妄想トリビュート

 

身内だけに文章書いて、配るフリーペーパーがあった

(当時、ブログはない)。身辺エッセイみたいなの書いてた。とある人(男)が、長電話防止のために身内だけのフリーペーパー、というよりも近況報告のほうが合ってるかな、月に1回とか2回とか、プリントアウトして送ってきてたんです。

 

身辺エッセイといいますか、ネタは自分の周りで起きた、起こしたことですね。面白いネタは結構あるものです。

 

送ってきてたのが、今から17年とか18年とか前のこと。

 

自分19歳くらいですね。向こうも同い年だったんですが、けっこういい大学に行ってまして、いわゆる「キャンパスライフ」って奴ですか、そういうのがどどーどーって書かれてました。

 

「このところこんなことしてますー、こんなこと考えてますー」

みたいなのです。まさに、身辺エッセイネタ。A4で8枚とか10枚とか、読むのにはけっこうなボリューム。

 

そんなものではありましたが、意外と知り合いでも日々どうしてるかなんて、知らせないと知らないものですからね、面白かった。ブログの一気読みみたいな感じでしょうか。

 

喋ったりはするけど、文章になったものを固まって読むみたいなことも友達とは言ってもなかなかなかったりしますから、最初は不思議なもんでした。

 

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今なら、身辺エッセイ的なことは、ブログやツイッター

で済むことではあるんだけど、当時はそれを軽々できる環境じゃなかった。ネタの面白さを競う感じはなかった。ネタの面白さを競うのはデジタルな中ではなく、アナログな紙の中でした。14年15年くらいの間の技術の発展というものは、素晴らしい。エッセイ書く場所が広がったのが正解か。

 

自分はどうしてたかと言うと、パソコン通信時代ができるようになって、ニフティサーブの日記フォーラムなんてとこに出入りしてたくらいですから、とある人には日記風なものを書いて送ってましたね。

 

エッセイでもあったんだろうけど。

 

今、手元にその身辺エッセイ日記をプリントアウトしたものがあるんですけど、写真撮って「こんな感じでーす」って、アップするのが躊躇われるくらい、内容がね面白い(ぐはっなネタだけど)。

 

20歳ちょいと手前からの読書をばりばりはじめた

書く仕事をしている人たちを知る。エッセイスト、小説家…。自分の誕生日が1月22日だったりしまして、20歳になる年の元旦から読書記録をつけてました(といっても、本のタイトルと著者名と出版社程度のもの)。

 

エッセイストの本、小説家の本、読んだ読んだ。エッセイ、面白い。

 

よし、エッセイストになるぞ。

 

たしか、1冊目は五木寛之『大人の時間(上下)』(新潮社)だったはず。風邪引いて、ひいこらひいこらしつつ読んでた記憶がありますよ。

 

風邪引いてたのはよく覚えてるんですけど、どういう内容だったのか、全く覚えておりません!(自信を持って言うなってば)。

 

椎名誠、東海林さだお、群ようこ、原田宗典、山田詠美

「本の雑誌」と「ダヴィンチ」は毎月買う、みたいな塩梅。月に25冊とか、30冊くらい読んでたでしょうか。

 

読書自体は、記録をつける前からぽつぽつしていたんですけどね。冊数が増えたのは、記録を付け出してから。小説も読むし、エッセイも読むし。

 

読書ノートはおすすめ。作り方書き方まとめ方、簡単。ルーズリーフに本の内容手書き。めんどくさいものの、効果、意味はある。パソコンは使わない【ブログ】

 

「エッセイ書いて、エッセイストを仕事に。面白いネタなら

あるぞ」勘違い劇場のはじまりはじまり。たくさん読書して、文章書きたい気持ちが沸いた、作家に小説家にコラムニストになりたいという流れはよく聞く話です。

 

しかし、自分はたくさん読書する前からすでに少ない人数とはいえ、読んでもらう文書をそこそこの量、書いていました(余談を書くと、ミニコミ誌も作ってた)。

 

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エッセイの書き方なんて知らないけど、書く

エッセイの書き方の基本をどこか学校だったり、講座で習ったわけではなく、独学でした。

 

面白いネタを書けば、もうエッセイであり、エッセイストだと思っていたんです(すごいな)。

 

それゆえ、批評性に乏しくなり自分でどこか、自画自賛、うまいと思ってたんでしょう。馬鹿な発言もしてしまいます……。その馬鹿な発言はこうして、エッセイのネタになるわけでございます。

 

エッセイコンテストに原稿用紙300枚送る

賞ちょうだい、印税ちょうだい。エッセイストになるぞー。実際に300枚くらいの長さで、某自費出版社系のエッセイコンテストに原稿送ったりしたこともありました(まあ、自費出版させたいための……もごもご……でしたけど……。その出版社にバイトまで応募してたな……。あっ、手元に原稿ないですが……)。

 

エッセイコンテストにエッセイを送ったわけですが、良い返事はありません。エッセイストになかなかなれない、たけたけっさんなわけです。

 

公募ガイドをチェックしまくる

エッセイ書けそうなネタはないか。賞金いいのはないか。毎月「公募ガイド」を買って、応募したいコンテストや賞、お題をチェックしてました……。

 

「エッセイ懸賞」「エッセイ大賞」みたいなの大好きだった。ネタはけっこう自分あるしみたいな感じで……。原稿用紙何枚なのか、ネタはなんなのか。エッセイ、エッセイ。

 

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作家、エッセイイスト気分でした(大バカ)

「何を書けばいい」のかという迷いより、お題やネタがあればどうにか書きますよという、まるで作家にでも、エッセイストにでもなった気分でいたのです。それぐらいできないとエッセイストとして仕事をこなしていけないと思ってまして。

 

受賞作の発表日楽しみにしてたのはここだけの話。

 

今考えれば、こういうお馬鹿な感情や行動って、若いときには必要だと思います(批評性を知るために)。

 

とはいえ、当時は気付くはずもなく。ワシはエッセイ書いて、エッセイストになるんじゃー街道まっしぐら(怖いわ)。

 

「この先、エッセイ書いて、賞もらったりして仕事して

飯を食べたいと思ってるんです。エッセイスト、印税……、なり方?」。渋谷公会堂、というよりもパルコのそばに勤労福祉会館という場所があります。今もあるのかわからないんですが、ここに食堂がありまして、そこそこ安かった。

 

当時のファミレス料金からしても安かったと思います。

 

高校の頃からルノアールに行ったりするところがありましたが、いかんせん高い。なので、安いところで時間長くみたいなところでお茶をするんです。

 

確か、21歳のときだったと思う。

 

その食堂でお茶してるとき、とある人に「たけたけっ、この先どうやってくの?」って訊かれたんです。

 

若い頃、よく訊かれる質問ではあります。

 

いやはやそれにしても、ほんと馬鹿でしたねぇ、私はこう言ったんです。

 

どことなく、えなりかずきに似てるって7人くらいに言われてた21歳の私は口を開く……。

 

「この先、エッセイ書いて飯を食べたいと思ってるんです。仕事にしたいです。印税欲しいです。エッセイストです」

 

もう、本音も本音でした。なり方ではなく、もうなれると思ってたんです。エッセイ書いて、エッセイスト。

 

普通は「エッセイストになりたい」なんて、隠すことなのかもしれませんが、つるっと言っておりました。ネタならどうにかできるもの結構あるし。面白いエッセイならかけると思うし。

 

いやはや、渋谷恐いよ(違うだろ)。

 

ああああっ、今考えても、こっぱずかしい。

 

エッセイスト、コラムニスト、作家、出版して

本が売れて。直木賞? うはははっ。印税、印税。そんなこと頭にありました。うはうはエッセイスト。能力、実力がどのくらいあるのかも知らないで。

 

嗚呼、スキップしながらどこか遠くに逃げたい。穴掘ってる時間はない。

 

もうね、このボケにもツッコミにもなってない返事、最低!(そこかよ!)。

 

なんといいますか、たいした経験もないのに、何か書いて仕事にできるって本気で思ってたんですね。で、いろいろすっとばして、エッセイスト。

 

何か賞もらったとか、どこかの雑誌の編集部でアルバイトしてるとか、コネがあるとか、そんなのほとんどなし。

 

でも、エッセイスト、エッセイスト。

 

妄想のなせる技、すごい。

 

とある人は、私にこう言いました。

 

「あー、それは無理でしょ。芸能人でも有名人でもないし

人気もないんだから。エッセイストは無理でしょ」。青ざめてく、私。芸能人でもなく、有名人でもない。その通り。面白いの、エッセイ、ネタで書くの、できるんですけど…。

 

いやはや、若い。若い。若いですねぇ(人ごと)。

 

ご覧ください、ワタクシのエッセイスト妄想が萎んで行く瞬間でございます。

 

小泉今日子さんが、カレー食べて、ananに…エッセイ

「例えばさ、キョンキョン、小泉今日子さんがさ、朝カレー食べましたってananにでも書いたらさ、気になる人多いでしょ? どこの? どんな味の? って。キョンキョンが食べたっていうのだけで売りになるんだから。カレー売り切れちゃったりしてさ。でも、たけたけっが朝カレー食べたって書いたところで、誰の心もまぁ動かないよね? ネタとして価値をもってないからさ。心が動かないっていうことは、お金も動かないってわけ。経済が動くかどうかって重要なのよ……」

 

$%&%$……(訳・もう萎めません)。

 

「ma……、まあそうなんですけど……」

「エッセイ書いて飯を食べるなら、有名になるのが先。なんらかの形で有名な人が書いた文章だから、エッセイストとして意味を持つの。金になるの」
「a……、wawawa……」

 

「知名度って大事だよ。エッセイストも」

 

「経済が回るって思えるから、原稿にお金出すの。経済が回らないものにお金を出してくれる人ってそうそういないの。価値の順番っていうのかな。面白いネタだからって、光当ててる気でいても、電気来てませんでした。電球入ってませんでした、みたいな。電球入ってても、黒い電球で光は全然当たってませんでしたというのかな…。エッセイ書いて、エッセイストになりたいんだったら、有名になりましょ」

 

(アイスコーヒーについた汗がたらっと、落ちる)。

 

パンダのan an

 

エッセイ書くのは、芸能人でないにしても、有名になる

こと、知名度が必要ということ、今ならわかる。ネタの面白さはその後。確かにそうなんです。そうなんです。物が売れるってどういうことかという話です。エッセイストのエッセイを買ってもらえるかどうかは知名度。

 

別の言い方をすれば、コンテストで賞を取れるみたいなのもその意味合いはあるわけですが、それに落ちまくってたわけで、エッセイ書いてエッセイストと言うのは妄想だったわけです。

 

下世話に言うと、経済が何らかの形で回る、回りそうなものに賞をあげると言う側面ってあります(もちろん、そこには「予想」の側面もあるので、外れることもある。直木賞・芥川賞受賞しても…、以下略みたいな)。

 

芸能人でも有名人でも人気者でもない私が文章書いて、エッセイストとして飯食べるなんてキビシイ。

 

自費出版やろ? って言われて終わり。oh エッセイスト。

 

まあ、よくぞ大それたこと、自分言ったものですよ「エッセイ書いて、コラム書いて、エッセイストになって、印税で暮したいなんて」。

 

今こうしてブログのネタにできているから、まあいいか。

 

うん、いいか。いいか、いいのか?

 

さて、キョンキョンがカレーを食べたと書くことと、私がカレーを食べたとエッセイに書くこと。

 

たとえ自分のカレーが100倍高価だったとしても、キョンキョンの勝ちですよ。エッセイ読んだ人がネタにできるかどうかって大切なんですよね。

 

言い方が良くないんですけど、キョンキョンの「使いどころ」を知ってる人が多いから、カレーの価格が100倍高かったとしても勝てないんです。別の言い方をすれば「知名度」。

 

私のカレーが100倍高いことが逆に「使いどころ」に拍車をかけてしまうかもしれません。

 

「高いもん食べればいいってもんじゃない」って。何らかの知名度はエッセイ書いて、エッセイストになるのには必要。

 

これは、キョンキョンでなくても、長澤まさみでも、

綾瀬はるかでも、堀北真希でも同じ。知名度×エッセイのネタ。

 

長澤まさみさんも、綾瀬はるかさんも、堀北真希さんも好きです(そんなこと聞いてないだろ)。

 

各々、使いどころを見つけている人の多さが、人気なわけで(もちろん、ブラスだけでなくマイナスにも働くけれど=不人気。あと、使いどころと行っても気づくのは意識、無意識がある)。

 

そういうものが全くない私が出て行っても、相手にされない。書かれたエッセイが使われない(たとえ、ネタが面白かったとしても)。知名度とエッセイのネタは掛け算。

 

そういうところで文句を言ってもしょうがないんですよね。

 

(※この使いどころを知ってるというのは、ただ知ってるということの数段階先にあるようなもので、それは感想(感情)を伴っている。

 

ネタの面白さを増幅させて余韻を長くするのは知名度

エッセイだろうが、小説だろうが、ドラマ・映画だろうが。演技がいい、わるい。この曲がいい、わるい。あの話おもしろかった、つまらなかった、笑った、腹が立った。美人、かっこいい、かわいい、おかしい、なんか気に障る。などなど。

 

「使いどころ」って、まったく失礼な言い方なのだけど、この言い方がしっくりくるんです)。

 

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今だと、ブログがある。エッセイストになるとは

ほど遠い世界だけど……。仕事になるかは別だけど。ありがたいことに、ブログがあるんですよ、今は。

 

いくらでも文章を書くことができます。エッセイストになりたいーなんて気張らなくてもいい。

 

コンテストで賞もらうー、印税もらって仕事するーなんてトンチンカンなこと言わなくってもいい。

 

14年前だと、インターネットはあっても、今のような使い勝手の良さはなかった。だから、ある人が私に言ったことって、とても正しいんですよ。当時の情報の流れからすれば。

 

そのときから14年が経過しました。

 

今はブログがあります。

 

14年前に比べれば、個人が情報をアップすることも容易。これは確かです。アクセスも容易。これも確か。

 

だからと言って「ブログで有名になれば、エッセイストでも物書きでも……」という短絡的な話ではないんですよ。

 

キョンキョンの使いどころを発見した人たちと、ブロガーの使いどころを発見した人たちの間に「差」がある気がするんです。

 

もう少し言葉を。

 

キョンキョンの使いどころを発見した人たちの「多様さ」と、ブロガーの使いどころを発見した人たちの「多様さ」。この使いどころの種類には、差がかなりある。

 

キョンキョンのほうが、ぜんぜん多い。

 

ブログは限定的になりやすい。

 

ブログの使いどころってなんだろう?

人々の「謎」に「これじゃない?」を提示するってこと。

 

その上で「謎」の解決するネタに面白さをまぶして増幅させる。謎の解決から行動へ。進行形にできるようにする。

 

グーグルが検索でやりたいことって、こういうことじゃないかなぁと思うんです。ブログを書いて、それに関わる。

 

ブログって、検索されることで安定する方向に向かうわけですけど、そこで求められているのは、検索した「謎」をいかに解いてくれるかってことだと思うんです。

 

謎というのは、検索ワードの数だけあって、日々膨大な量が増えて行ってる。

 

ブログは「謎」を解きまくることのできたもん勝ちみたいなイメージが自分にはあるんですよ。

 

付け加えるとネタの確保という部分も。ネタには謎が介在している。

 

変なことを書くと、謎が解けることが重要なので、そのブログのアクセス数がナンボなのかって、関係なかったりするんですよ。自分の謎を解いてくれるのかどうかが問題。

 

エッセイ書いて、エッセイストになるのとはちょいと違う気がします。

 

月100万PVあろうが「謎」が解けなければ次に行く。でも月100PVしかないブログで自分の「謎」が解けるのであれば、読むと思う。

 

アクセス数の多さは、謎が解けることにあまり拍車をかけない。

 

ものすごく人気なブログでも「謎」が解けないんだったら意味を持たない。

 

キョンキョンの使いどころの発見とは真逆の心模様。

 

それは「検索」という行動をさせてしまってることによって、ハードルをあげてるから。

 

エッセイを書く、エッセイストの視点だと知名度は入りますが、ブログにおける謎解きは知名度より、謎解きが大切では?

 

ハテナ/夢みたいだ

 

エッセイ書いてコンテストで賞もらい、エッセイストとしてまとめ

エッセイ書いて、エッセイストを仕事にしたいという気持ちは今はないです。

 

なんといえばいいんでしょうか、露骨に目立ちたくないという気持ちが強くって。

 

とはいえ、ブログでお金を得るのだとすると、有名になること第一ではなくって、「謎」に「これじゃない?」というスタンスがいいんだろうと思います。

 

そして、その「謎」というのは、いくらでもある。

 

以上、エッセイを書く。エッセイストになるには【コンテストで賞。仕事、印税で暮らす。面白いネタある】でした。

 

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)

 

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・竹添直樹ほか『クローリングハック』(翔泳社)

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